こんにちは～マインドタイプのもっちこと望月です。
本日のテーマは、いつも何気なく使っている言葉。
これをちょっと意識するだけで、
実はライフワークがかなり面白く発展するという事をお伝えしたいと思います。
僕達は、言葉によって世界を切り分けています。
例えば、椅子という言葉を知らない場合、
もしかしたら、ただ地面から生えている面白い形の木に見えるかもしれません。
階段を知らない場合、
ただ段々になった坂だと思うかもしれません。
言葉（名前）が付くことで、その物体は世界から切り分けられていきます。
全部がひとつの宇宙から、ズバッと明確な境界線を引いていくような作業です。
ですから、自分のライフワークという世界を、
際立たせるためにも言葉は有効なんですね。
自分のライフワークを自分で定義して、それに見合った名前を付けることで
世界から切り離されていきます。
例えば、僕のやっているマインドタイプ心理学もそうです。
『マインド（心、潜在意識）にはタイプがあるんだよ～』
という意味を込めてつけていますが、これによって心を扱う分野の中に
自分のテリトリーとしての境界線を引いているイメージです。
ここで重要なことがあります。
言語学者のソシュールが『シニフィアン』と『シニフィエ』と定義をしていることです。
シニフィアンとは、記号・音のこと。
シニフィエとは、その物が表わすものやイメージのことです。
例えば、シニフィエとして赤くて甘そうな果物らしきものがあったとします。
それを日本語では、りんご、
英語では、アップル
イタリア語では、メーラ と、同じ物体でも違った呼び名を持っています。
このように、そのものに付いた表す記号そのものをシニフィアンといいます。
この記号や音であるシニフィアンを自分で作ることが重要です。
その言語に属する人が、国というコミュニティーを作っているように、
『マインドタイプ』みたいに自分で言語を作ってしまえば、
それを共有する人がライフワークコミュニティになっていきます。
共通言語を作ることで仲間意識みたいなものが強まるのですね。
あなたのライフワークでも、独自のシニフィアンを作ってみて下さい。
ただ、注意としては初めて聞く人は『それがなんだかわからない』という事になりますので、
徐々に教えていくという作業が必要になります。
でもそれこそが、コミュニティ作りに繋がって、ライフワークがより発展していきます。
社名、肩書き、メソッドの名前などなど。
あなたのライフワークを表す言語があると、強固なコミュニティが出来ていきますよ。
本日は、そんな言葉についてでした～
お読みいただきましてありがとうございました。
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