goo blog サービス終了のお知らせ 

うつ病と家族。~妹がうつになってしまいました。~

妹がうつ病になってしまいました。
うつという病気に、家族として向き合った闘病の内容です。

うりずんの季節

2017年03月30日 06時00分00秒 | 日記
私の住んでいる沖縄には、
「うりずん」
という言葉があります。

沖縄の方言ですが、
春の時期で、いまごろの季節です。

冬の寒さが終わり、
日中、ぽかぽかとした、
なんとも言えない暖かさで、
太陽の光がとても気持ちが良くて、
海風が心地よく感じられる季節です。

多剤性処方で、毎日、泣いていた妹が、
今年は少しだけ回復して、
陽だまりの暖かさを感じられるようになっているみたいです。

外に布団を干していると、
夜には、布団から太陽の匂いがします。

沖縄では桜も終わり、
デイゴの季節になってきます。

これから暑さも厳しくなってくるのですが、
いまの季節がとても爽やかで、
過ごしやすい季節です。

私は、夏も好きですが、
この「うりずんの季節」が
いちばん好きです。

妹が、季節を感じ取れるほど、
感覚が戻ってきていることが、
とても嬉しく思います。

ジプレキサの断薬④

2017年03月29日 19時09分52秒 | 日記
ジプレキサの断薬をして8日間が過ぎました。

断薬3日目ごろがピークで、
睡眠の浅さ、中途覚醒、夢と、
睡眠が不安定になり、
日中は身体のダルさを訴えていました。

1週間ほどは、日中、横になっていることが多かったようですが、
今週は、ずいぶんと調子を取り戻してきたように思います。

暖かくなってきたこともあり、
夕方には、少しだけ外を歩くようにして、
睡眠がとれるように運動もさせています。

以前の離脱症状がウソのようです。

季節や天気にされているのか、
同時に服用している薬が影響しているのか、
離脱症状の強さの原因は、
いまだに良く分かりません。

ただ、これまでの経験で感じていることは、
薬の量が少なければ、離脱症状も小さいように思います。

セニランを30mg服用してた時には、
1mg減薬しただけで、離脱症状に苦しめられていました。
他にも、多剤処方で大量の薬を服用していましたので、
セニランだけが問題ではなかったと思いますが、
とんかく激しい離脱症状だったと思います。

今年の春は、妹にとっても、
「うりずん」の季節を感じとれるほど、
回復してくれているように思います。

ジプレキサの断薬③

2017年03月27日 06時00分00秒 | 日記
ジプレキサは、不安を取り除くために多く使われている薬だと思います。

妹の場合は、一番多いときで、12.5mgも処方されていました。

ジプレキサを減薬することも、
とても難しい薬でした。

少しでも減薬すると、
不安が大きくなったり、
睡眠が浅くなり、中途覚醒が起こったり、
ソワソワとして、日中、落ち着きがなくなったりと、
いろいろな離脱症状が出てきていました。

副作用として、体重の増加や、
傾眠もあって、日中はダルさや眠さをよく訴えていました。

この離脱症状や副作用が、
他の薬の副作用と入り混じって出現するので、
何がどう影響しているのか、
とても判断できるものではありませんでした。

少しづつ減薬しながら、
離脱症状があまり出ないように、
小さな離脱症状を我慢しながらの、
繰り返しでした。

長い時間をかけながら、
いまやっと、断薬ができそうな状態までたどり着きました。

ジプレキサの断薬②

2017年03月26日 07時27分22秒 | 日記
ジプレキサの断薬をしてから、5日間が過ぎました。

1日目は、ほとんど離脱症状が出ていませんでしたが、
2日目からは、睡眠が浅くなっていて、
嫌な夢を見るようになっていました。

嫌な夢と言っても、
以前のような、人に責められたり、
過去の失敗を思い出して悲しんでいたりするものでは、
なかったようです。

一人で、どこかで迷子になってしまい、
どこまで歩いても抜け出せなくて、
とても孤独感を感じるような、
夢だったようです。

以前、妹を苦しめていた悪夢は、
妹を責めたり、
足を何かに引っ張られているようなものだったり、
過去の失敗したことを、
何度も怒られていたりと、
現実なのか、夢なのかも区別がつかなかったと言っていました。

今回の離脱症状では、
夢と現実は区別がついていて、
妹自身を否定するような夢ではないことが、
前とは違うようです。

2日目からは、朝の起き抜けもつらいようで、
いつもよりも1時間ほど遅く起きてきていました。

身体が怠くて、起き上がることが難しいようでした。

今回の離脱症状は、それほ強いものではなくて、
錯乱するようなこともなく、
何とか乗り越えられそうです。

ジプレキサの断薬①

2017年03月20日 06時00分00秒 | 日記
会社での大きな組織変更があり、
仕事を調整することに忙しすぎて、
なかなかブログを更新することが出来ませんでした。

いつもコメントをいただいている皆さんには、
申し訳なかったのですが、
仕事が軌道に乗るまでは、
しばらく休ませていただきました。

すみませんでした。m(_ _)m

この冬は、出来るだけ無理をせずに、
妹の体調を優先して、減薬は出来るだけしないようにしていました。

寒さが厳し時期に、
何日か寝込んだこともありましたが、
比較的、安定した日を過ごせたと思います。

昨日、妹と話し合って、
沖縄も暖かくなってきたことから、
少し減薬を進めることにしました。

この半年は、不安感や気分の落ち込むも少なかったことから、
最後に残っていた、ジプレキサを断薬してみることにしました。

今の主治医は、妹の極度の不安感からジプレキサを多く処方していたようです。

私が妹の管理をするようになった当初は、
1日に、12.5mgと非常に多い量でした。

何度も減薬をしては失敗して、
元に戻したり、
不安定な時期が続くと、
当初の量に戻ったりの繰り返しできた。

12.5mg → 10mg → 7.5mg → 5mg → 2.5mg → 断薬

とここまで来るのに、7年という時間が経ちました。
いま、やっと断薬できるかもしれないという状況です。

これから1ヶ月の様子をみて、
離脱症状がでなければ、
断薬は出来たことになると思います。

いままので経験では、
不眠になったり、
不安感が強くなったり、
悪夢や被害妄想にとらわれて、
泣き出したりすることもありました。

何とか、離脱症状が強く出ずに、
乗り越えられるといいのですが。

それも、まだ何種類のも薬が残っています。
一つづつ、減薬できることを期待しています。