うつ病と家族。~妹がうつになってしまいました。~

妹がうつ病になってしまいました。
うつという病気に、家族として向き合った闘病の内容です。

後遺症なのか・・・。

2012年11月30日 07時20分25秒 | 日記
妹は、いま足の調子が悪く、
ここ1年くらい、左足をびっこを引いています。

びっこというか、うまく足が曲がらないという感じです。
去年、減薬をはじめる前から症状が出ていて、
レントゲンやCT検査もしたのですが、
ハッキリとした原因が分かりません。

私としては、薬の後遺症を疑っています。
神経的なものなのかは良く分かりませんが、
薬以外の原因が考えられないのです。

長く薬の影響で、部屋で過ごすことがほとんどだったので、
何か運動をしたり、重いものを持って、
痛めたりするようなこともありませんでした。

減薬を進めている中では、
手のしびれが長く続いたり、
目がしばらく痛くなったりと、
いろいろな症状がありましたが、
どれも時間がたつにつれて、
症状が消えて行きました。

足については、しばらく様子を見ていたのですが、
改善する兆しもなく、何箇所かで再検査をしたり、
カイロプラティックや整体にも通わせましたが、
いっこうに治る様子が見られません。

いまは、減薬を優先していますが、
早い段階で、足についても治してあげたいと思います。

向精神剤は、とても強い薬です。
多くの「うつ」の本などには、副作用はないと書かれていますが、
これは間違えた情報です。

脳に直接影響のある薬ですから、
神経などに影響が出てもおかしくないと思います。

減薬をする中で、妹の後遺症も治っていくと
いいのですが・・・。

少しの間の安定。

2012年11月29日 01時00分00秒 | 日記
やっと、ここ2、3日のあいだ、
妹の離脱症状が和らいできています。

先週のような、ひどい不安定な状態はなくなってきて、
午前中の辛さも小さくなってきているようです。

中途覚醒も、徐々にですが和らいできて、
2時から3時と覚醒する時間帯が遅くなってきて、
睡眠が戻ってきています。

妹にとっては、とても長くつらい3週間だったと思います。
しばらくの間は、ゆっくりとさせてあげたいです。

もう少ししたら、また減薬をすすめることを話し合わないと
いけないでしょう。
いまは、何も考えずに、体力を取り戻すために、
安定した時間を過ごさせるようにしてあげようと思います。

これからの減薬を考えると、
あと、どれだけの時間が必要なのでしょうか・・・。

先の見えない時間が、ずっと続きます・・・。

それでも、一歩づつ前に進んでいることは、
実感しています。

必ず薬に呪縛から解放される日がくるきます。

変わらない、医者の無関心な診断。

2012年11月28日 01時00分00秒 | 日記
妹の減薬を進めてから、1年2カ月が過ぎました。

はじめの頃に、主治医のいい加減な減薬ために、
妹の凄まじい離脱症状を見た経験から、
いまの減薬は、すべて私の責任のもとで、
進めてきました。

これについては、批判もあると思います、
いろいろなご意見があることは分かりまが、
このことについては、別の機会に書きたいと思います。

1年余りが過ぎて、当初服用していた薬の半分の量にまで
減らしてきました。

あきらかに、顔色も違いますし、
声の反応も違っていて、
改善の方向に向かていることが分かります。
何よりも、リフレックスを減薬・断薬をしてから、
体重が10kgも痩せて、
外見からも、変化があることはすぐに分かります。

ここで、一番おかしなことは、
主治医からは、この1年余りで、一度も、
「良くなっているので、薬を減らしましょう。」
という話がないことです。

妹の話では、
「体調はどうですか?」
「不安はありますか?」
「眠れていますか?」
といった、5分程度の同じ質問をされる診療だけで、
毎回、同じ量の薬を処方されています。

いったい、何を基準にして薬の種類や量を決めているのでしょうか。

主治医が、患者の状態を何も見ていないこということが
よく分かります。

病院に、妹を送り迎えした時には、
待合室のフロアには、たくさんの患者さんたちで
あふれていました。

この患者さんたちは、本当に治るのでしょうか?
この中に、薬を減らすことが出来た人たちがいるのでしょうか?

私は、何も声をかけることができず、
患者さんたちを見ていることしか出来ませんでした。

患者さんたちは、主治医を信じているはずなのに・・・。

焦る気持ち。

2012年11月27日 06時00分00秒 | 日記
妹の苦しんでいる様子をずっと見てきましたが、
そんな状況を見るたびに、

「早く、薬を止めさせなければ。」
「こんな薬を、いつまでも飲ませられない。」

という気持ちでいっぱいになってしまいます。

一度に、もっとたくさん減薬したり、
減薬のスピードを早めたりと、
急ぎたい気持ちです。

でもそれは、急ぐことの反動で、
辛い離脱症状で妹を苦しめる事にもなります。

「早く止めさせたい」
「苦しめたくない」
という矛盾した症状と感情の中で、
焦る気持ちばかりが大きなってしまいます。

私自身の気持ちを落ち着かせつために、
「7年も薬漬けになっていたのだから、
 7年かけてでも、治していこう」
と言い聞かせています。

無理に減薬を急げば、
その分、離脱症状の反動も強くなり、
普通の状態ではいられなくなるでしょう。

医者が無理な減薬をしたときに、
妹が夜中に飛び起きて、
私に辛さを訴えていた時のことを
いまでもよく覚えています。

真夜中に、突然部屋から飛び出してきて、
「もう、我慢できないよ」
と必死の訴えていました。

そんなことは、もう2度と味あわたくありません。

焦る気もちを抑えながら、
ゆっくりと減薬を進めていくしかないのでしょう。

まだ先は長いですが、断薬出来る日が、
かならず訪れてくれると信じています。

緩やかな兆し・・・。

2012年11月26日 07時29分05秒 | 日記
昨日から、少しだけ妹の離脱症状が和らいできたようです。

妹「ちょっとだけ、大丈夫。」
という言葉に、少しだけ安心しました。

ここ1週間は、離脱症状の辛さだけを訴えていた妹でしたが、
なんとか、落ち着きを取り戻してきて、
気持ちの安定が見えだしてきました。

「ちょっとだけ」というのが、どの程度なのかは分かりませんが、
それでも前向きな言葉が出てきただけで、
良かったと思えます。

中途覚醒は、まだまだ続いていて、
睡眠は十分に取れていないようですが、
午前中は、横になって過ごすようにしている分、
なんとか乗り越えられているようです。

これは、完全に「うつ」という症状の治療ではなくて、
薬害による中毒の治療としか言いようがありません。

中毒による禁断症状が、気持ちを落ち込ませたり、
不眠にしたりしています。

何のために、薬を服用しているのか、
本当に意味が分かりません。