うつ病と家族。~妹がうつになってしまいました。~

妹がうつ病になってしまいました。
うつという病気に、家族として向き合った闘病の内容です。

サインバルタカプセルの減薬⑤

2015年06月30日 11時29分15秒 | 日記
サインバルタカプセルの服用の量を元に戻してから、
2週間が過ぎました。

数10粒単位での減薬は無理だということが分かったので、
どのくらいの量の減薬なら、
離脱症状が軽い状態で減薬が出来るのか、
とても疑問に思っていました。

妹も、元の量に戻したことで、
ずっと落ち込んだままでした。

妹と話をしながら、

私「10粒とか、20粒とかの減薬は難しそうだから、
  5粒とか、6粒とかから減薬をしていこうか。」
妹「うん。大丈夫かも。」

出来るだけ少量の減薬を試してみることにしました。

次の日の朝、カプセルから5粒だけを外して、
市販のカプセルに戻し、減薬をしたのですが…。

たったの5粒でしたが、
その日の夜は、中途覚醒がひどくなり、
翌日は、目の奥が痛いという症状と、
落ち着きがなくなっていて、
気持ち的に不安定な状態になっていました。

とりあえず、2日間だけ5粒の減薬をしたのですが、
症状がひどくなるような状態で、
今回はすぐに元に戻すことにしました。

あまり長く引きずって、
妹の苦しむ期間が長くなることを避けたかったからです。

いまの、妹の体調では、
サインバルタカプセルの減薬は無理だと感じました。

いまは、無理な減薬よりも、
体重を元に戻すことの方が優先だと思います。

たったの5粒も減薬が出来ないなんて…。

サインバルタカプセルを服用している方は、
一度、カプセルの中を開けてみて欲しいと思います。

とても小いさな顆粒の薬です。
小さな粒を、5粒も減薬できないのです。

長期に服用するということが、
どれほど恐ろしいことなのか、
改めて考えさせられます。

サインバルタカプセルの減薬④

2015年06月25日 06時47分40秒 | 日記
減薬を一度中止にして、10日間ほど元の量に戻してから、
様子を見ることにしました。

薬を戻した効果は、
すぐに翌日から現れていました。

目の奥の痛みや、
心臓の痛みは、
普通におさまっていました。

また、夜の中途覚醒も少なくなり、
睡眠もとれているようでした。

やはり、いままでの症状は、
減薬による離脱症状だったんだということが、
良く分かります。

私「体調は、どう?」
妹「うん、痛いところはなくなったけど、
  ずっと、頭がボーっとしていて、
  考えることが出来ない感じだよ。」
私「前の量と同じだけど、
  前よりも酷くなっている感じがするの?」
妹「分からない。」
 「前と同じと思うけど、どうだったか覚えていない。」

妹の神経的な痛みはなくなっても、
今度は、思考が停止している感じで、
本当に前にも後ろにも進めないような状態です。

私「いまは体調を戻すことを優先しようね。」
妹「うん。」

思考が止まり、
考えることが出来なくなるので、
一日の生活も、
部屋の中でじっとしていることが多くなります。

本当に、サインバルタカプセルという薬は、
国が許認可をした薬なのでしょうか?

サインバルタカプセルの減薬③

2015年06月25日 06時38分53秒 | 日記
サインバルタカプセルの減薬は、半分の量では無理ということが分かり、
とりあえず、30粒を減らすしてみることにしました。

全体の6分の1の量です。
これくらいの減薬で落ち着くようでしたら、
少しづつ減らしていこうと考えていました。

しかし、私の考え方は、
すぐに間違えていたということが分かります。

30粒の減薬でも、
離脱症状は、ほとんど変わらず、
目の奥の痛み、
心臓の痛み、
さらに、中途覚醒がひどくなり、
体調が良くなることはありませんでした。

2日ほど30粒の減薬を行いましたが、
このままでは、妹が苦しむだけで、
減薬は無理という結論をだして、
今回の減薬は断念をすることにしました。

妹「もう、薬はやめられないのかなぁ…。」

妹は、とても不安そうでした。

私「減薬はできると思うけど、
  いまは、体力もないし、
  体重もまだ減ったままだから、
  離脱症状が強く出てしまうんだと思うよ。」

 「とりあえず、いまは体調を戻すことを先にした方がいいよ。」

妹「うん。」

妹は、減薬がうまくいかなかったことに、
とても落ち込んでいました。

サインバルタカプセルの減薬②

2015年06月19日 06時37分26秒 | 日記
サインバルタカプセルは、カプセルの中に、
顆粒状になった薬が入っています。

このカプセルを開けて、顆粒を丁寧に数えていくと、
180粒はいっていまいた。

5錠の中身を確認して、ほぼ同じ数入っていることが
分かりました。

減薬をするために、私が90粒を数えて外し、
市販のカプセルに、再度、戻してカプセルを作り直しました。

一度に1錠の減薬は、とても辛いだろうと思い、
半分の量の減薬から試してみることにしたのです。

離脱症状は、翌日から現れて、
私が予想していた以上に酷いものでした。

ソワソワして、落ち着きが無くなっていて、
少しだけ手の震えが出ていました。

妹は、

妹「もう少し我慢してみる。」

と話していたので、3日間、半分の量を減薬してみました。

日に日に離脱症状は酷くなり、
心臓の痛みと、
目の奥の痛みが現れ、
妹は苦しいと訴え始めていました。

眼科に、内科に連れて行って、
検査をしても、何も以上はありませんでした。

症状を聞いている範囲では、
神経がとても過敏になっていて、
ちょっとしてことでも、
痛みや、しびれを感じているようでした。

このサインバルタカプセルという薬は、
相当、神経に関係をしている薬だということが、
ハッキリと分かりました。

サインバルタカプセルの減薬①

2015年06月18日 06時44分28秒 | 日記
妹の睡眠が、少しだけ良くなって、
最悪な状況は、何とか乗り越えたようです。

ここ2週間ほど、一緒に外食をしたり、
仕事が終わってから、
話をしたりしながら、
時間を一緒に過ごすようにしていました。

以前、サインバルタカプセルを減薬をしたことがあり、
妹から、サインバルタカプセルを減らしたいという話をされました。

体重も、まだ増えていませんし、
体調も本調子ではないので、
大丈夫だろうかと心配でした。

妹「頭がボーっとして、考えることが出来ないから、
  少し薬を減らした方がいいと思うんだけど…。」

たしかに、最悪な状況は抜け出せたとは思うのですが、
普段の妹を見ていると、
ずっと、一人でボーっとしていることが多く、
午前中は布団の中で、
横になって過ごしています。

私「まえ、減らしたときは、
  離脱症状が酷過ぎて断念したの覚えている?」
妹「うん」
私「イライラしたり、心臓が痛くなったりしたから、
  きついと思うよ。」
妹「ん~、、、。」
私「もう少し、様子を見てからでもいいんじゃないかなぁ。」
妹「ずっと、記憶がないことが多くて、
  昨日、何をしたかも覚えていないし、
  道を歩いていても、どこを歩いているのか、
  分からななくなることがある。」
 「クリニックに、通院していても、
  道が分からなくなるんだよ…。」

妹は、自分自身の記憶がおかしいことを気にしているようでした。

薬を服用してから、一時期の記憶は全くないようです。

いろいろと話をしながら、
いきなり、1錠を減らすことは無理だ思うので、
半分の量にしてみることにしました。

これが、また最悪な状況を引き起こしてしまいました。