南スウェーデン便り

ときどき南スウェーデンの真ん中のイナカから、ときどき街からお便りします。

のらねこその後

2007-01-19 21:51:01 | 猫一家メモリー
子供たちを残して出て行ってしまった「うちののらねこ」のその後。

彼女はその後もたまに家にごはんを食べにやってきたが、子供たちが寄っていくとすぐ猫パンチをくらわして自分も逃げるように立ち去ってしまうというパターンが続いた。

彼女がどこを棲家にしているのかわからないが、寒くなるにつれて毛並みがごわごわになってきたところを見ると雨露がしのげるところではないのだろう。目つきも険しくなり、ちょっと貫禄がついてなんだか山姥のような猫になってしまった。

その姿があわれだったこともあって相方が彼女に避妊手術を施すという一大決心をし、えさを食べに来た彼女を捕獲、動物病院に拉致。

手術後はしばらく外に出さないように、という指示に従って彼女は二週間ほど我が家に滞在していた...というか、閉じ込められてしかたなく家にいたのだが、おそろしく覇気のない表情で窓の外をぼーっと日がな一日眺めていた。

猫にも鬱病があるんだろうかと思ってしまうぐらいのそれはそれは虚ろな表情...やはりのらねこを家に閉じ込めてはいけないのだ。


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2 コメント

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Unknown (tongshin)
2007-01-27 07:39:55
そうなんです~一歳ちょっとにしてすでに世捨て人。でも放してやったら跳ね回って「ただののらねこ」に戻りました。
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Unknown (miki)
2007-01-26 18:51:13
なんとも物憂げな表情ですね。子猫の頃の写真からは想像もつかない貫録です。
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