南埼玉病院 リハビリテーション部のブログ

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笑う門には福来る

2022-09-15 11:58:00 | 日記

今月から作業療法課が投稿しますm(_ _)m


徐々に気温が下がり、だんだんと秋らしい季節になってきましたね


夏が去ってちょっぴり寂しい気もしますが


サンマにさつまいもに栗ご飯


秋の味覚も待ち遠しいですね😀




さて、いきなりですが皆さんは最近笑っていますか


山形大学の2万人の健診データをもとにした、

笑う頻度と病気のリスクを分析した研究によると、

ほとんど笑わない人は、よく笑う人に比べて死亡率が約2倍高く、脳卒中や心血管疾患の発症率も高い結果になったそうです。


笑うことで、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンなどの心と身体に良い脳内物質が分泌され、

コルチゾール(ストレスホルモン)は抑制されます。


その効果として


①免疫が活性化する

②リラックス効果もあり、血圧が下がる

③注意、集中、記憶などの脳のパフォーマンスが向上する

④周囲からの印象が良くなり、良好な人間関係を築きやすい

⑤幸せを感じることができる


など、精神衛生的にもメリットが大きいのです


なかなか笑う気すらしないという時もあると思いますが、環境を変えてみるのも一つ手かもしれませんよ。


笑うには


TVでお笑い番組や漫才をみる

家族、友人とお話しする

笑っている人を見る

何かを創作してみる

歌を歌ってみる

好きなものを食べる

良かったこと探し

自分の小さな頑張りを認めてみる

明るい人と一緒に過ごす

漫画を読む

趣味を持つ

運動してみる   などなど... 


方法は、いろいろとありますが

何か活動をした後や入浴中、

ふとした時など

肩の力が抜けていると、笑顔になりやすいと言われています。

また、ただ口角をにーっと上げてみるだけでも幸せホルモンの分泌を促せるといった報告もあるそうです。



なかなか息苦しい世の中ですが、小さな幸せを見つけながら、のんびりいきましょう♪





最後に、ネットで見つけたクスッと笑えるシュールな話をいくつか載せようと思います。



[彼女とのデートで、少しお高い鉄板焼き屋さんに連れて行った時の話。焼き加減はどうなさいますか?って聞かれたんだけど、正直、初めてで焼き方なんて言われてもわからなくてさ。でもカッコ悪いとこ見せられないと思って、真顔で「ガチで」って言って、笑われた。もう行かない。]



[両親が夫婦喧嘩をしていて、母が家を出て行ってしまった。

しばらくすると母からメールが来て

「突然いなくなってごめんね。母さん頭を冷やそうと思います。しばらくフランスのロンドンへ渡米します。」

どこだよ!!💢]



[ジェットコースターの順番待ちしてるときに、まじめな顔して「混んでるから、座れないかもしれないな。」って言ってたおじさんがいた。]



[俺「福山雅治みたいにカットしてください」

美容師「わかりました」

俺「ふぅ

美容師「あんちゅぁ~んあんちゅぁ~ん」チョキチョキチョキ]



[健康ランドに行って、低周波マッサージ器があったから、肩につけてスイッチを回したんさ。だけど全然効いてる感じがしなくて、パワーを少しずつ上げても効かなくて、結局MAXまで上げたんだけどやっぱり効かないから、壊れてるんだと思って帰ろうとしたんさ。そしたら先に来てた隣のおじさんが、ビクビクガックン!!ビクビクビク!!って全身振るわせてた]



以上、今月の担当作業療法課でした。

次回もお楽しみにー♪


雑談

2022-08-29 16:45:09 | 日記

全国の南埼玉病院リハビリテーション部ブログファンの皆様、こんにちは。

 

今月もグループホームエクボよりお届け致します。

 

少しづつ秋の気配を感じるようになりましたが、新型コロナウィルス感染症の猛威は依然終わりが見えず、歯痒い日々。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

さて、今回は雑談的なお話を。

 

最近「多様性」という言葉を良く聞きますよね。

性的マイノリティの人権問題や学校教育、企業経営、もちろん福祉の分野でも。

あらゆる分野や場面で良く聞く言葉です。

コロナ禍において、よりその頻度は高まった気もします。

 

こと、障害福祉分野においてもそれを感じることが多くなりました。

 

そもそも「多様性」とはどういった意味なのでしょうか。

 

様々あるものの、

 

いろいろな種類や傾向のものがあること。変化に富んでいること」 

                                    (「コトバンク」より)

 

だそうです。

 

世界や身近な社会も刻々と変化する中で、否が応にも「多様(化)性」を感じざるを得ません。

最近は、歳を重ねてきたからか、余計に・・・。

 

それはさておき、障害福祉分野において感じることの一つとして、

 

これまでグループホームを含む障害福祉サービスの運営母体と言えば、社会福祉法人や障害福祉に特化したNPO法人、医療法人など、いわゆる「非営利団体」が主でした。

しかし、ここ数年は、知っている限りでもグループホームや就労支援などの分野において、株式会社などのいわゆる「営利団体」が障害福祉サービス事業に次々と参入しており、その動きは早くて活発です。

 

介護の分野では、かなり前から居酒屋チェーンの「ワタミ」などが参入しているのが有名で、今の流れの「走り」的存在だったのかもしれませんね。

 

これまで先駆的だった事業者でもなかなかできない、幅広く柔軟な事業展開や、これまでの「福祉的」な発想とは違ったサービス提供がその魅力です。

 

これまでには考えられなかった、小さくない変化です。

 

どちらかと言えば、悪い意味ではなく、旧態依然のグループに属する私達にとっては、驚くべきことでした。

「ノウハウはあるのか」「当事者中心の支援ができるのか」など勝手に心配し、「営利」という言葉にちょっとしたアレルギーを起こしたものです。

 

ただ、「福祉は志のある人が行なうもの」という価値観は不変的なのかもしれませんが、「福祉(Welfare)=ゆたかさ・しあわせ」という本来の意味に照らし合わせれば、誰もがそれを提供する役割を担っても良いと考えるのも自然のような気もしてきます。

 

もともと、人によってゴールも様々で、「正解」という「正解」がないような、多様性のかたまりのような分野です。

それぞれが持っている「福祉」や「支援」の在り方を認め、活かすことでサービスの選択肢が広がり、より良いサービス提供がなされていくことを目指していく必要があることを改めて感じます。

 

学生時代、尊敬する講師が、詩人である金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」という詩を、詩なんかこれっぽっちも興味のない私に紹介してくれました。その最後はこう締めくくられています。

 

「みんなちがって、みんないい」

 

違うことと善悪は別。それぞれ違いはあって、それぞれがいいものをもっている。

 

まずは、もう一度自分たちの足元を見つめたいと思います。

雑談にお付合い頂き、ありがとうございました。


グループホームは大丈夫か。

2022-07-25 16:56:11 | 日記

みなさん、こんにちは。

 

史上稀にみる短い梅雨だった今年。

とはいえ、まだまだジメジメ不快な日が続く日々、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

7.8月はグループホームエクボよりお届けします。

 

さて今回は、「障害者グループホーム(以下、GH)」についてのある裁判の話題についてお話させていただきます。

今回の記事は、かなり長くて完読するのに時間がかかります。

私なりに当事者の一人として、色々考えながら書かせてもらいました。

「長いな~。」と思いつつも、ココロ折れずに読んでくれたら幸いです。(途中でココロ折れても大丈夫です!)

 

先月、ネットニュースなどにも記事が出ていたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、大阪で障害者GHにまつわる裁判が行われています。

 

裁判の概要を簡単に説明すると、「大阪府内のある社会福祉法人が十数年前から分譲マンション2部屋(定員6人)でGHを運営していたところ、2016年に地元の消防署からの指摘を受け、初めてその事実を知ったマンション管理組合が「住宅以外での用途を禁止する管理規約に違反する」として、利用停止(退去)を求め2018年に提訴した」というものです。

 

提訴に至るまでに、話し合いが行われていたようですが、折り合わず、結局裁判で争うようになってしまっとの報道もされています。

 

今年1月、すでに判決が出ており、結果は「GH側にマンション使用を禁止する」というグループホーム側の敗訴でした。

異例とも言われているこの裁判の判決では、「グループホーム利用者の生活の本拠」であることは認めつつ、マンション管理規約が想定する「住居」には当たらないこと。そして、現時点では免除されているが、将来的に(GHが増えた場合など)防火設備の追加設置義務が生じる恐れがあり、グループホームの運営継続は「(マンション区分所有者の)共同の利益に反する」とのことでした。

 

GH側はすぐに控訴し、現在も係争中のようで、仮に判決が覆らなかった場合、今住んでいるGHの利用者は長年住み慣れた「家」を退去しなくてはならなくなります。

 

何故こんなことになってしまったのでしょうか。

考えなければいけない点は色々とあり、決して簡単な問題ではありませんが、今回の事を理解するために、3つのポイントに絞って考えてみました。

 

1つ目 「消防法」の壁

 

判決の中でも触れられている防火設備等の問題。

GHは「施設ではなく住居」と言われながら、一般的な住宅より厳しい「消防法」上の規制の対象となります。

「面積」や「入居者の支援区分」によっても異なり、「自力で避難できるかどうか」というのが大きなポイントですが、スプリンクラーなどの大掛かりな防火設備が必要となります。逆に自力避難が可能である場合などは、これが免除されるケースがあります。既存の集合住宅を利用する際に、貸主に後付けでそんな大掛かりな設備を付けることの許可をお願いすれば、間違えなく断られるでしょう。

一般的な住宅には厳しい規制等はなく、GHは「施設」のような定義付けとなっており、矛盾を抱えているように感じます。

入居者の安全を守る義務は当然ですが、こういった規制が、事業者の頭を悩ませる要素になっているのも事実です。

報道によれば、この訴訟を起こされたGHは、現時点では前述した防火設備の設置義務は免除されており、違法性もないようです。

起こるかもわからない「将来的なリスク」を理由に、違法でもないGHを退去させてしまうといことをどう捉えれば良いのでしょうか。

 

2つ目  グループホームの特殊性

 

GHは大前提として「暮らしの場の提供」をするサービスです。

「生活の場」であるが故、友好的かどうかはさておき、地域とのつながりがとても深いという特性があります。それは、残念ながら良い面だけでなく、今回のようなことが起こったり、設立反対運動が起こったりするというネガティブな面も少なくありません。

地域との関係性を、より重要視される事業であり、同時にその難しさを感じます。

今回、事業者側が、マンション側とどうコミュニケーションを取り、理解を求めていたのかというのは気になるポイントです。

既存アパートやマンションを使用してGHを運営することは、「ノーマライゼーション」の理念に十分見合うものと感じますが、まだまだ色々な部分で不安定さを抱えた事業なのだと改めて思わされます。

様々な不安定さを解消していくには、今回のようなことが起こった際に、事業者だけが問題に向き合うのではなく、指定権者である自治体等が協力して解決に向け協働していく必要があるのではないかと思います。

 

3つ目  差別や偏見の問題

 

「マンションの管理規約上、GHは管理規約が想定する「住居」には当たらない」とした判決ですが、前述した通り、消防法上の規制を受ける等のことを考えれば、確かに真に「住居」とは言えないのかもしれません。

しかし、今回の件で言えば、GHの存在に気付くまでの間かなり長い期間がありました。報道されている限りでは、それまでトラブルなどはなかったそうです。気付いてから退去を求める過程の中に、差別意識や偏見といったものがなかったのでしょうか。

2013年には「障害者差別解消法」も制定されており、「合理的配慮」が求められる中、マンションの管理組合の対応は適切だったのでしょうか。

そこに引っ掛かりを覚えてしまうのは私だけではないはずです。控訴しているGH側もこの部分について強く訴えているようです。

 

以上 3つポイントをお話しましたが、こうした問題は今に始まったわけではなく、以前から潜在的には起こっていた問題です。この裁判も控訴審中で、どんな結果になるかはわかりません。決して簡単な問題ではなく、誰かを一方的に攻めるべき問題でもないのかもしれません。

考えれば考えるほど複雑な気持ちになりますが、入居者にとってつらい結果にならないことだけを願っています。

 

長かったですね。

拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。


新人さんインタビュー

2022-05-10 13:41:16 | 日記

皆さん、こんにちは

 

今回は、新しく入った方にインタビューをしました。

 

1.出身地は?→茨城県です

2.趣味は?→旅行です。1年に4回くらい行くこともあります。

3.おすすめの国は?→台湾です。食べ物が美味しいです

4.好きな音楽は?→ロックが好きです。バンド(エルレガーデン)にはまっていた時がありました。

5.好きなタレントは?→大泉洋さん。面白いところが好きです

6.好きな映画は?→ユージュアル・サスペクツが面白かったです。

7.尊敬する人は?→人を笑顔にできる人

8.好きな食べものは?→さつまいも。ふかしても、大学芋でも。

9.嫌いな食べ物は?→エスカルゴ。カタツムリが嫌いです(目視出来ない)。

10.好きな季節は?→秋です。暑くなくて落ち着いているから。

11.長所は?→時間を絶対に守ります。

12.短所は?→せっかちな所

13.血液型は?→O型

14.好きな動物は?→犬が好きです。

15.お勧めのメガネブランドは?→JINSです。昔は999.9をかけていました。

16.人生で一番驚いた事は?→県外の温泉に行った時に、患者さんと会った事。

17.家の近くのおすすめスポットは?→家の近くのパン屋さんがおすすめです。安くておいしい。

18.一生のうちにやってみたいことは?→パラグライダーをやってみたいです。

19.座右の銘は?→大切な物は目に見えない(星の王子様が好きです)。

20.最後に一言→一生懸命頑張りです

 突然のインタビューでしたが、ありがとうございました

 これからよろしくお願い申し上げます。


花の季節に

2022-04-22 15:10:52 | 日記

 

 

みなさん、こんにちは。 

みなさんは今年、お花見をされたでしょうか?

コロナ禍で、歩きながらお花見をされた方も、いらっしゃるかと思います。  

冒頭の写真は、同じ埼玉ののどかな景色です。

 

 

 

デイケアでは4月1日に、写真クラブで草加公園へ行きました。

デイケアにはこのように、外出するプログラムもあります。

 

 

ウォーキングのプログラムでも、大相模不動尊のさくらを見に行きました。

途中川をまたいで、もう鯉のぼりもかけられています。

 

 

 

4月15日は天候が思わしくなく、室内で春の大運動会を行いました。

ゲーム形式の、楽しい運動会です。

写真は的当てゲーム。テニスで各得点のダンボールの扉を抜いていきます。

縦横斜めに連なるとビンゴで、得点が追加されます。

更に全部抜けると、パーフェクトで加点になるはずだったのですが、

あと一つというところで逃した、惜しい方々もいらっしゃいました

三つのゲームを終えた後に、各チームや個人全員が賞と景品をもらいました。

 

 

前回載せたふきのとうです。

大きくなったふきを、今日の料理にと持ち帰られる方もいます。

 

花の季節が終わると、今度は新緑の季節。

春の楽しみは、尽きることがありませんね。