南ひだ健康道場の季節講座で、4月29日「ヨモギ大福をつくろう」5月4日6日「あねかえしをつくろう」を予定しており、今日はその準備としてキュアラの丘で蓬を摘んでいただきました。この後、ゴミや太い茎を取り除き、講座ですぐに使えるように仕込んでいただきました。
自然の恵みを享受できることは大変ありがたいことですが、おいしくいただけるまでにはたくさんの手間がかかるものですね。
ヨモギはあまりにも身近に見かけるせいか普段はあまり気にかけませんが、古くからいろいろと使われてきたため、様々な名前を持っています。
モグサ、サシモグサ、ヤイトバナ、モチグサ、ツクロイバナ等々
ヨモギという名前は、よく萌え出ることから「善萌」、お灸に使うことから「善燃」、よく増えることから「四方草」などの由来があるようです。
薬草の森にも植栽されており、その説明によると『子宮出血 鼻血 痔の止血、下痢 便秘 高血圧症の予防に煎じて内服、浴湯料として肩こり 腰痛 リウマチに効果』があるとされています。
モチグサの別名があるように、草餅を搗くときになくてはならない草です。
この地方では「新草餅」と呼ばれていたようで、雛飾りの菱餅の緑はヨモギです。
また、米の粉とヨモギを練り合わせた皮で、小豆あんを包んだ半円形の菓子を「あねかえし」と呼び家庭に伝承されてきました。
灸に使う艾(モグサ)の原料です。灸には様々な効能があるようですが、筆者にとっては「いたずらするとお灸」と、厳しい祖母に躾けられた恐ろしくも懐かしい思い出があるだけです。
(蓮太郎)
自然の恵みを享受できることは大変ありがたいことですが、おいしくいただけるまでにはたくさんの手間がかかるものですね。
ヨモギはあまりにも身近に見かけるせいか普段はあまり気にかけませんが、古くからいろいろと使われてきたため、様々な名前を持っています。
モグサ、サシモグサ、ヤイトバナ、モチグサ、ツクロイバナ等々
ヨモギという名前は、よく萌え出ることから「善萌」、お灸に使うことから「善燃」、よく増えることから「四方草」などの由来があるようです。
薬草の森にも植栽されており、その説明によると『子宮出血 鼻血 痔の止血、下痢 便秘 高血圧症の予防に煎じて内服、浴湯料として肩こり 腰痛 リウマチに効果』があるとされています。
モチグサの別名があるように、草餅を搗くときになくてはならない草です。
この地方では「新草餅」と呼ばれていたようで、雛飾りの菱餅の緑はヨモギです。
また、米の粉とヨモギを練り合わせた皮で、小豆あんを包んだ半円形の菓子を「あねかえし」と呼び家庭に伝承されてきました。
灸に使う艾(モグサ)の原料です。灸には様々な効能があるようですが、筆者にとっては「いたずらするとお灸」と、厳しい祖母に躾けられた恐ろしくも懐かしい思い出があるだけです。
(蓮太郎)