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ぶろぐHELLO,IT’S MIN.

音楽、読書、映画、TV。℃-ute筆頭にハロプロと少しの日記。
そんなスタンスの“ブログはろみん”をよろしく。。。

魔法にかけられて

2009年04月19日 | movie
魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション [DVD]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント

王子様は、そこにいます

お伽の国(アニメーション)に暮らす娘:ジゼルは運命の相手である王子様に出会い結婚へ。しかし悪魔のような女王の魔法で追放された先はなんと現代のニューヨーク! 途方に暮れるジゼルだったが、そんな彼女を助けてくれたのはバツイチの離婚弁護士ロバートとその娘モーガンだった。

WOWOWチャンネルにて放映ってことで楽しみにしていました。オープニングはアニメで始まり、現代シーンは実写。もちろんファンタジーなので多分にCGが使用されていますけど。素直で夢見ることを当たり前と信じているジゼルと、夢なんて叶わないからと娘に童話を読ませないロバート。ジゼルは王子様が迎えに来てくれることを信じながらも、ロバートの好意に甘えて居候させてもらうのですが、やがてお互いに惹かれていることに気づいてゆくんですよね。そして王子登場。2人の運命は・・・ってお話なのです。

お子様映画かと思えば、なかなかしっとりしたシーンもある大人の恋物語ですね。ディズニー印なので、もちろんハッピーエンドです。そういう意味では安心して観られます。ミュージカル・シーンもふんだんにあって、やっぱりディズニーだなぁと。しかもよく出来たセルフパロディ感覚についニコニコ。そして、現代の恋を知るうちに、切なさとか、怒りとか、ジェラシーとかいった感情に戸惑うジゼルがなんともきれいでしたね。エンドロール前のCGを駆使したとび出す絵本のアイディアが秀逸でした。楽しかったです。。。

 2007年アメリカ製作
原題:ENCHANTED
監督:ケヴィン・リマ
脚本:ビル・ケリー
撮影:ドン・バージェス
音楽:アラン・メンケン
音楽監修:ドーン・ソーラー
ナレーション:ジュリー・アンドリュース
出演:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー
    スーザン・サランドン、ジェームズ・マースデン
    レイチェル・カヴィ、ティモシー・スポール
    イディナ・メンゼル、サマンサ・アイヴァース

オフィシャル・サイト
http://www.disney.co.jp/movies/mahokake/

ナイス・タンバリン♪

2009年04月05日 | movie
デトロイト・メタル・シティ スタンダード・エディション [DVD]

東宝

僕がしたかったのは・・・
こんなバンドじゃない!!


オシャレでPOPな渋谷系ミュージシャンを目指して上京した根岸クンが、なんと事務所社長のゴリ押しでデスメタルバンド:DMCのボーカル:クラウザーさんとしてデビュー! 「こんな音楽を僕はやりたかったんじゃないんだ!」と抵抗してみるがバンドは予想外のヒット。根岸クンの想いとは裏腹にクラウザーさんはどんどんカリスマへの道を突き進んでしまうのです。

最初は根岸クンがなんだか可哀想でちょっと観ていられなかった。しかし開き直った彼の想いがあのライヴ・パフォーマンスなんだね。想いをよせる相川さんに正体がバレそうになってドタバタ慌てたりする姿が最高に可笑しい。主演の松山ケンイチを始め、キャストみんなが楽しんでいる感じが楽しい作品。轟音バリバリのメタル系コメディかと思えば、ポップな曲を陽気に歌う根岸クンの笑顔。このふり幅で大笑いしてしまいました。そして根岸クンの歌う「甘い恋人」といい、後輩:佐治くんのバンド:テトラポット・メロン・シティといい、久々に聴くカジヒデキ作品がなんともイイ感じです。そしてメタル界の大御所役でなんとジーン・シモンズ登場! クライマックスのバトル・ライヴでの高揚感はさすがですねぇ~。圧巻はかっ飛んでいる女社長演じる松雪泰子さんの怪演。キレまくってます。面白すぎます。

 2008年日本製作
監督:李闘士男
原作:若杉公徳 (白泉社『ヤングアニマル』連載)
脚本:大森美香
撮影監督:中山光一
音楽:服部隆之
音楽プロデューサー:北原京子
出演:松山ケンイチ、加藤ローサ
    秋山竜次、細田よしひこ、大倉孝二、岡田義徳
    高橋一生、美波、大地洋輔、大谷ノブ彦
    濱田万葉、たくませいこ、マーティ・フリードマン
    鈴木一真、カジヒデキ、DJオアシス、柊瑠美
    加藤諒、池澤あやか、吉田尚記、ウォード・セクストン
    宮崎美子、松雪泰子、ジーン・シモンズ

オフィシャル・サイト
http://www.go-to-dmc.jp/

では、カジくんの「甘い恋人」どうぞ♪


こちらはカジくんオリジナルPV。上動画とのリンクが面白いね。















え?



















クラウザーさんも観たいって?













歌詞がR指定だからなぁ・・・















ではクラウザーさん、どうぞ~

トリプルX

2009年04月03日 | movie
トリプルX

ポニーキャニオン

この男、制御不能
新種のシークレット・エージェント、誕生!!


命を懸けたエクストリーム系スポーツで若者たちに絶大な人気のカリスマ:ザンダー。トレードマークは首の後ろに彫った“xXx”。その超人的な身体能力と冷静な判断力が、やがて国家安全保障局(NSA)の目に留まり、エージェント:ギボンズによって否応なくザンダーはシークレット・エージェントに任命されてしまうのです。その任務とは、過激な犯罪集団への潜入捜査だった。

あれ~これ観てなかったのかな。以前に観たよなと思いながら地上波放送を観始めましたが、全く覚えのないシーンばかり。何か別の映画と勘違いしたのか、憶えていないだけなのかw いやぁ~しかしこれでもかとベタなアクション映画も珍しいかもしれない。大味なストーリーはともかく(ともかくかよ!)アクションは見栄えしますね。スカイダイビングとかスノーボードとか。 DMXやJAY-ZのBGMにノッてなかなか魅せてくれますね。ややCGに難がありますけどアメリカだな~って感じでツッコミながら観れば楽しいかもね。ヒロイン:エレーナを演じるアーシア・アルジェントはイタリアンホラーで御馴染みダリオ・アルジェント監督の娘さんだそうです。美人やな~。。。

 2002年アメリカ/チェコ製作
原題:xXx
監督:ロブ・コーエン
脚本:リッチ・ウィルクス
撮影:ディーン・セムラー
音楽:ランディ・エデルマン
主題歌:イヴ
出演:ヴィン・ディーゼル
   サミュエル・L・ジャクソン、アーシア・アルジェント
   マートン・ソーカス、マイケル・ルーフ、イヴ
   ダニー・トレホ、トム・エヴェレット、トーマス・イアン・グリフィス
   リッキー・ミューラー、レイラ・アルシーリ

暖かな数式

2009年01月31日 | movie
博士の愛した数式 [DVD]

角川エンタテインメント

博士と過ごしたひとときは
私とルートにとって本当に大切な時間でした


原作は確か友人に借りて読んだはず。以前より小川洋子さんの作品は大好きと公言していますが、この映画は今日初めて観ましたよw 公開時に劇場で観ることが出来なくてなんとなくそのままに至るって感じ。80分しか記憶が続かない初老の天才数学者と一組の母子の心温まる交流を優しい眼差しで描いたヒューマンドラマ。大好きな原作、だいしゅきな女優:深津絵里さんとくればつまらないわけないじゃないですか。お話はほぼ原作通りに淡々と進み、ドラマティックな展開など無く、クライマックスも無いけれど、暖かな雰囲気が好きです。あぁ、原作を再読したくなったのですが今は無し。近々文庫本を手に入れることにしましょう。。。

 2005年日本製作
監督:小泉堯史
原作:小川洋子『博士の愛した数式』(新潮社刊)
脚本:小泉堯史
撮影:上田正治、北澤弘之
音楽:加古隆
出演:寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成
    吉岡秀隆、浅丘ルリ子

真冬にホラー その②(だから、やめなってw)

2009年01月29日 | movie
トワイライト・シンドローム デッドクルーズ デラックス版 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

ゲームなんだから、
死んだらリセットすればいいじゃん。


これもホラーアドベンチャーゲームのビッグネームです。しかし原作とはまったく別なものに仕上がっています。あれ、以前にも酒井若菜さん主演で映画化されてましたっけ? あれもゲームから派生した別シナリオでしたよね、確か。

今回の主演は『ハチミツとクローバー』の関めぐみさん、共演に“羞恥心”メンバーの野久保直樹クン。なかなか旬な俳優さんの起用ですが、作品はやや残念な印象が拭えません。高校時代の同級生男女6人がクルーズに出発するが、そのうちの一人がふと始めた携帯型ホラー・ゲーム・ソフトが、なぜか現実世界とシンクロしてしまい、楽しいはずの船旅は出口のない恐怖のデッドクルーズへと変貌する、ってお話。階段上からリアルに大玉が転がってきたり、ザコキャラゾンビが弱すぎたり、笑いどころ満載。でも時に「あ、痛っ!」て感じるショックシーンもあり。オチが捻ってましたね。やっぱり関めぐみさんって上手いなぁ。監督は「オトシモノ」の古澤健。

 2008年日本製作
監督:古澤健
脚本:古澤健
撮影:早坂伸
音楽:宇波拓
主題歌:LOVEFIXER『夜光』
出演:関めぐみ、野久保直樹
   寺島咲、中村瑠璃亜
   村井良大、福下恵美

オフィシャル・サイト
http://www.twilight-syndrome.jp/movie/

真冬にホラー

2009年01月24日 | movie
ひぐらしのなく頃に 劇場版 スタンダードエディション [DVD]

Frontier Works Inc.(PLC)(D)

感染者続出!
正解率1%の謎。
“それ”は、毎年起こる──。



原作はゲームですよね。一時ホラー・サスペンス系(青春モノ好み)のアドベンチャー・ゲームに嵌っていた時期もありましたが、これはタイトルのみしか知りません。アニメにもなっていました? そちらは尚更わからないなぁw 『ラヴァーズ・キス』『吉祥天女』の及川中監督ってことで今回はレンタルしてきました。

お話は昭和58年初夏。東京から寒村と呼ばれるような村:雛見沢村へと引っ越してきた主人公の前原圭一。小さな分校でクラスメイトたちにも恵まれ楽しい日々を過ごしていた圭一でしたが、夏祭りの夜に4年連続で起こる不可解な事件について知ってしまいます。決まって1人が死に、1人が行方不明になるという。興味本位でクラスメイトの少女たちに訊ねるのだが誰もそのことを認めようとはしない。そして今年も夏祭りの夜がやってくるのです。

可愛い女の子2人(MIN.的には魅音役の飛鳥凛さんキャワw)に囲まれて無邪気に下校とか、村のゆっくりとした暮らしがなんだかイイなぁ~なんて思っていたのは束の間(そういえば冒頭、三輪ひとみさんの姿を見かけた時点でちょっと怖かったけど)、村の守り神:オヤシロさまの件、中盤からじわじわときますね。彼女らが豹変するんですよ。なかなかスプラッターなシーンもありましたが、丁寧なホラーって好きだな~。しかしエンディングで謎が解かれていません。この夏、続編が公開予定らしいのでそこまで引っぱるつもりかも。なので単体作品としてはちょっと消化不良です。

 2008年日本製作
監督:及川中
原作:竜騎士07、07th Expansion
脚本:及川中
撮影:白尾一博
音楽:川井憲次
テーマ曲:島みやえい子
出演:前田公輝、飛鳥凛、松山愛里
   あいか、小野恵令奈、三輪ひとみ
   谷口賢志、渋谷正次、米山善吉、星ようこ
   田中幸太朗、川原亜矢子、杉本哲太

オフィシャル・サイト
http://www.higurashi-movie.com/higurashi1/index.html

・・・で?

2009年01月18日 | movie
ハプニング (特別編) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

人類は滅びたいのか。

M・ナイト・シャマラン監督から届いた驚愕のミステリー・サスペンス。やっぱり大オチを期待しながらもハラハラドキドキ観てしまう僕はこの監督さん好きです。大勢の人間が次々と自ら命を絶つという異常現象が発生、原因が分からないまま逃げまどう人々がパニックに陥っていくさまを描いた作品。主演はマーク・ウォールバーグなんですが、普通の高校教師がなんとなく良い感じ。今作では派手なアクションもやらなくて良いしねw しかし自殺のあれこれショックシーンがけっこうリアルで強烈なホラー作品です。“目に見えない脅威”を視覚化する為の演出、ジワジワくるサスペンス感はさすがに上手いですね~。

で、オチは?
やってくれました、シャマラン監督。いや、やってないのか? 賛否両論どころか、怒る人と大笑いする人に分かれるかもしれない。呆れる人はもうシャマラン作品を観なくていいかも。僕はというと次作も期待します。自分の道を直走るシャマラン監督に乾杯!

 2008年アメリカ製作
原題:THE HAPPENING
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
撮影:タク・フジモト
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演: マーク・ウォールバーグ、ズーイー・デシャネル
    ジョン・レグイザモ、アシュリン・サンチェス
    スペンサー・ブレスリン、ベティ・バックリー
    ヴィクトリア・クラーク、フランク・コリソン
    ロバート・ベイリー・Jr.

オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/happening/

やっぱりショートボブでしょ。

2009年01月17日 | movie
僕の彼女はサイボーグ 通常版 [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

ねぇ、ジロー。
あなたと過ごした大切な一日。
私は、何度生まれ変わってもあなたに恋をするよ。



昔から女性のヘアースタイルって大きなウェーヴのクルクルパーマがお気に入りだったのですが、いつ頃からかショートボブのキレイな女性をつい目で追っている自分に気づきます。この作品を観始めたときにちょっと気づいたことがありました。もしかしてショートボブ好きのきっかけは“綾波レイ”にあるんじゃないかとw

などと関係ない話から始まっていますが、大ヒット韓国映画『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督が綾瀬はるか、小出恵介主演で贈るファンタジック・ラブストーリィ。冴えない人生を送る青年:ジローと、未来からやって来たサイボーグの美女が繰り広げる切ない恋の行方を描きます。最初に現れた予測不能な美女は大喰らいだったり、何をしでかすがわからなかったり、おまけにパンチが強い。『猟奇的な彼女』のまんまじゃん!

で、次に現れた彼女はサイボーグ(というかロボットが正しいかも)なんですが、無表情でも綾瀬はるかさんは可愛いな~と。お話はそんなにラヴコメふうではないので「これは後半に何かあるな」と思っていましたが、本当にビックリしました。まさかパニック・ムーヴィーだなんて!!! それもけっこうリアルで唖然! ネタバレはしたくないので後は書きませんが、観ておいて損はないかなw

ややグロい表現があるのはこの監督さんならでは。
話は元に戻りますが映画の冒頭、
ファンションショーを見せる彼女がいいね。
ボブスタイルだし←そこかい!

ロボットものにも弱いMIN.でした。
ロボットでショートボブなんて卑怯w←そこかい!!

 2008年日本製作
監督:クァク・ジェヨン
脚本:クァク・ジェヨン
撮影:林淳一郎
音楽:大坪直樹
主題歌:MISIA『約束の翼』
出演:綾瀬はるか、小出恵介
   桐谷健太、吉高由里子、斉藤歩
   田口浩正、遠藤憲一
   小日向文世、竹中直人、吉行和子

オフィシャル・サイト
http://cyborg.gyao.jp/

猟奇的な彼女 in NY

2009年01月12日 | movie
猟奇的な彼女 in NY [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

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韓国映画『猟奇的な彼女』のハリウッドリメイク版なのですが・・・。まぁオリジナルと比べるのが意味の無いことだとは解っていても、どうしてもね。何故ならシナリオがそのまんまだからw 日本公開されていないって事は・・・つまりそういうことです。お話が良く出来ているのだからあと一息って印象。

地下鉄で泥酔状態の女性:ジョーダンを助けたチャーリー。それ以来お人よしの彼は、生意気で凶暴で曲がったことは大嫌いな彼女に振り回され続ける、ってお話。チャーリーが最初から一目惚れしちゃっているので、前半のドタバタがイマイチかも。「何でオレがこんな目に・・・」って情けなさがちょっと足りなかったみたいです。

それでも秋から冬へと移り変わるアメリカならではの横長な風景とか(あまりNYっぽくは無かったかも)、主演のエリシャ・カスバートの気まぐれっぷりが可愛かったりとかで、そこそこ楽しめました。思ったよりはコメディではなかったな(それはスベッてるってことか?)。でもクライマックスでは泣けますね~。

 2008年アメリカ製作
原題:MY SASSY GIRL
監督:ヤン・サミュエル
原作:キム・ホシク
脚本:ヴィクター・レヴィン
撮影:エリック・シュミット
音楽:デヴィッド・キティ
出演:エリシャ・カスバート、ジェシー・ブラッドフォード
   オースティン・ベイシス、ジョアンナ・グリーソン
   ジェイ・パターソン

K‐20 怪人二十面相・伝

2009年01月10日 | movie

暦通りに今日から3連休。その初日は吉祥寺にて久々に映画です。昨年末の公開日からずっと気になっていた『K-20 怪人二十面相・伝』です。公開終了前に観ておかないとね。

舞台は1942年の帝都。第2次世界大戦を回避した日本は19世紀から続く華族制度により極端な格差社会が生まれていた。富を持つものはごく一部の特権階級。そんな中、富裕層だけを狙う“怪人二十面相”が世間を騒がせていた。金城武演じる遠藤平吉はサーカスの曲芸師。彼が二十面相に嵌められ、その汚名を晴らすために二十面相に立ち向かう冒険活劇。

金城武ってけっして上手い俳優さんじゃないですよね。だけどこんなにもマントやロングコートが似合ってカッコ良い上に、コメディ演技では本当にチャーミング。こんな俳優さんも珍しいよね。僕はけっこうお気に入りなのです。今回もおとぼけ演技が可笑しくてね。そしてヒロインは華族のお嬢様:葉子を演じる松たか子。このキャラは僕が観た松さんの映画作品の中では上位に入ります。凛としていながら、とぼけている部分もある純粋で天然なお嬢様。ん、泥棒とお嬢さま、ってどこかで観たことあるなw

物語もね、何処かで観たような画だったりお話のオンパレードなわけですが、架空の帝都がリアルに感じられる凝りまくったCG&美術と、金城武、松たか子さんも積極的にアイディアを出し参加した小気味良いアクションでホントに面白い娯楽作品に仕上がっています。やっぱり観ておいて正解だったなぁ。本当に面白かったです。

 2008年日本製作
監督:佐藤嗣麻子
原作:北村想『完全版 怪人二十面相・伝』
脚本:佐藤嗣麻子
脚本協力:山崎貴
撮影:柴崎幸三
音楽:佐藤直紀
主題歌:オアシス『ショック・オブ・ザ・ライトニング』
出演:金城武、松たか子、仲村トオル
   國村隼、高島礼子、本郷奏多
   益岡徹、今井悠貴、小日向文世
   要潤、串田和美、嶋田久作
   鹿賀丈史、大滝秀治、松重豊
   
オフィシャル・サイト
http://www.k-20.jp/

献身とは・・・

2008年10月12日 | movie
映画『容疑者Xの献身』 at 吉祥寺東宝

その謎を、愛そう。
ガリレオが苦悩する、その謎とは?


3連休の中日、久々に映画館へと出かけて来ました。大ヒット公開中のCMは嘘では無かったです。日曜日朝一の回(10:50~)、上映20分前に吉祥寺東宝に着きましたが、全くの余裕って感じではありませんでした。4割くらいは埋まっていたかな。

東野圭吾のガリレオ・シリーズ初の長編にして直木賞受賞の『容疑者Xの献身』を、TVドラマシリーズ「ガリレオ」のスタッフ・キャストで映画化。高校教師として冴えない人生を送る天才数学者:石神が仕組んだ究極のトリックに、天才物理学者・湯川学が挑みます。

映画版ではドラマのテイストとは全く違った重厚な人間ドラマが展開されています。まさに映画ならではのお話と設定。ドラマでお馴染みのキャラたちが全く出しゃばらないところが潔いです。もちろん湯川センセが主役。しかしドラマではあまり見せなかった彼の内面や、事件に対し苦悩する姿などが福山雅治の繊細な演技によって描かれています。もちろん咲コウ演じる内海刑事の熱血ぶりは健在。しかし彼女もドラマよりシリアス度が増しています。きっと映画版の落ち着いたトーンに合わせているのですね。男社会で頑張る女性刑事の奮闘ぶりがリアルに演じられていて素敵です。

湯川センセはともかく、本当の主演は石神役の堤真一さんでしょう。原作を最近読んでいたのでイメージはちょっと違ったものでしたが、堤さんの演技はハンパじゃないです。感情を押し殺した役なのでそのキャラは淡々としたもの。しかしエンディングまで観てしまうと、それがどれだけリアルなものかが解ります。彼と松雪泰子演じる靖子のお話は本当に悲しい。タイトルの“献身”という言葉が軽く思えるくらいの重い想い(あ、シャレではありません)。原作は知っているのに、悲しい気持ちで涙を止めることが出来ませんでした。映画って凄いな~。しかし、泣いたらスッキリする感覚に似て、映画のエンディングは何故か清々しい印象。本当に面白かった。原作を知らなかったら、トリックにも驚愕していたことでしょう。素晴らしい作品です。

 2008年日本製作
監督:西谷弘
製作:亀山千広
企画:大多亮
原作:東野圭吾『容疑者Xの献身』(文藝春秋社刊)
脚本:福田靖
撮影:山本英夫
音楽:福山雅治、菅野祐悟
主題歌:KOH+ 『最愛』
出演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝
    堤真一、松雪泰子、金澤美穂
    ダンカン、長塚圭史、益岡徹、林泰文
    渡辺いっけい、品川祐、真矢みき
    リリー・フランキー(友情出演)
    八木亜希子、石坂浩二(特別出演)

オフィシャル・サイト
http://yougisha-x.com/

人生ほど重いパンチはない

2008年09月21日 | movie
ロッキー・ザ・ファイナル (特別編)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 NEVER GIVE UP
 自分をあきらめない


かつてのボクシング世界ヘビー級チャンピオン:ロッキー・バルボアも、今や老いてリングから遠ざかり、フィアデルフィアで質素にイタリアン・レストラン経営。しかし、伝説の最後の1頁をみずから飾るべく、無謀と思えるようなカムバックに挑むのです。

ロッキー・シリーズに大きな思い入れは無いのですが、一応TVとかで全部観てるのは何故? だってこれほどお約束やベタな展開を繰り返すシリーズも珍しいでしょう。好み的には1、2作目と最後のコレ。リングを離れ虎の眼から優しい目になったロッキーもなかなかイイ感じ。しかし自分の信じる道はやはりボクシング。自分はボクサーなんだから、やっぱり戦わなければ。そう信じる彼の生き方はじつにシンプルで力強い。いやぁ~こんな高揚感を得られる作品だったのですね。ロッキーのパンチが炸裂する度に盛り上り「ロッキー! ロッキー!」と応援してしまう。試合シーンはちょっと映像テクニックに走っていましたが大迫力。映画館で観たかったかも。ファイナルに相応しい一作でした。面白かったです。

そうそう、エンドクレジットの画が好きです(にこっ)

 2006年アメリカ製作
原題:ROCKY BALBOA
監督:シルヴェスター・スタローン
脚本:シルヴェスター・スタローン
撮影:J・クラーク・マシス
音楽:ビル・コンティ
出演:シルヴェスター・スタローン
    バート・ヤング、マイロ・ヴィンティミリア
    ジェラルディン・ヒューズ、アントニオ・ターヴァー
    マイク・タイソン

オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/

旗を掲げろ!

2008年09月15日 | movie
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2-Disc・スペシャル・エディション

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント

 前人未到の、
 世界の果てへ。


前作のラストで海の藻屑と消え去ったキャプテン・ジャック・スパロウ。世界征服を企む英国のベケット卿は、幽霊海賊船船長:ジョーンズの心臓が入った“デッドマンズ・チェスト”を手に入れ、その勢いで世界中の海賊を滅ぼそうと行動を起こします。エリザベスが、現世とあの世をさまようジャックの救出をめざす一方、ウィルは父親:ビルが生きていることを知るのです。

えっと、前作のお話をあまり覚えていません(笑;) シリーズ第3作も最初の30分くらいジャック・スパロウの出番が無いのでちょっと退屈。でも彼が現れると、そのシュールな画の中で魅力爆発でしたね。しかしその後、世界の海賊大集合的な大活劇になるとやや影が薄くなってしまった印象でした。チョウ・ユンファはもちろんですが、一番美味しいところを持っていったのはキース・リチャーズだったかもしれませんね。

 2007年アメリカ製作
原題:PIRATES OF THE CARIBBEAN: AT WORLD'S END
監督:ゴア・ヴァービンスキー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
撮影:ダリウス・ウォルスキー
視覚効果:ILM
音楽:ハンス・ジマー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
    ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ
    チョウ・ユンファ、ナオミ・ハリス、キース・リチャーズ

オフィシャル・サイト
http://www.disney.co.jp/pirates/

日本生まれアメリカ育ち

2008年09月14日 | movie
トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

 未知なる侵略は
 トランスフォーム<変身>から始まる!


スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮による日本のロボット玩具でマイケル・ベイ監督が派手に遊び倒しましたって感じですね(笑)

お話は・・・まぁ、いいじゃないですか。とにかくロボット達の変身シーンとバトル・アクションがカッコ良いので総てがOK。アメリカ軍も頑張ってるしネ。ウォーッ! ワーッ!って言ってるうちに2時間もオーバー。そのスピード感とCGを楽しむ為の映画。男の子はワクワクしますよね。おにゃのこウケは・・・どうだろ?(笑) 以上!

 2007年アメリカ製作
原題:TRANSFORMERS
監督:マイケル・ベイ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、マイケル・ベイ
       ブライアン・ゴールドナー、マーク・ヴァーラディアン
原案:アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、ジョン・ロジャース
脚本:アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
撮影:ミッチェル・アムンドセン
特殊視覚効果:ILM
プロダクションデザイン:ジェフ・マン
音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
音楽スーパーバイザー:デイヴ・ジョーダン
出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル
    ジョン・ヴォイト、ジョン・タートゥーロ、レイチェル・テイラー
声の出演:ピーター・カレン

オフィシャル・サイト
http://www.transformers-movie.jp/

この手ブレは計算されているよね

2008年09月10日 | movie
クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

 その時、何が起きたのか?

とあるカップルの寝起きハンディカメラの映像から始まるパニック・アトラクション映画。昇進により日本へ栄転する事となったロブのサプライズ・パーティが開かれているアパートの一室。彼の兄:ジェイソンからロブへのメッセージビデオ撮影を押し付けられたハッドは軽い気持ちで引き受け適当に撮り始めるのですが、外で突然響き渡る爆発音にパニック。そして彼らは未曾有の怪物に遭遇する事となるのです。

ハンディカメラとそのビデオテープの映像。モンスター相手に逃げ惑う一般人目線の設定。アイディアもモンスターの造形もどこかで観たことある感に苛まれるのですが、一気に見せつけられる臨場感こそアトラクションと言い表される所以なのです。モンスターの正体とか、そのバックボーンとかまったく説明がなされず、とにかく逃げる事しか出来ない彼ら。でも、ケンカ別れした恋人を助けにモンスターの暴れる地域へ行くロブとか、ビデオ撮ってる場合じゃないだろ、ハッドとか(笑) ゴジラ映画へのオマージュも見受けられますね。そしてモンスターに立ち向かう米軍の攻撃がなかなか凄まじい映像になっています。時間も短いので何も考えないで観るにはイイかも。ただ映像のブレ編集がリアルな為、酔う危険があるので要注意。
 2008年アメリカ製作
原題:CLOVERFIELD
監督:マット・リーヴス
製作:J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク
脚本:ドリュー・ゴダード
撮影:マイケル・ボンヴィレイン
出演:マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル
    オデット・ユーストマン、ジェシカ・ルーカス
    リジー・キャプラン、T・J・ミラー
    ベン・フェルドマン、ライザ・ラピラ、クリス・マルケイ

オフィシャル・サイト
http://www.04-05.jp/