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ぶろぐHELLO,IT’S MIN.

音楽、読書、映画、TV。℃-ute筆頭にハロプロと少しの日記。
そんなスタンスの“ブログはろみん”をよろしく。。。

本日の映画『プリティ・ヘレン』@レンタルDVD

2006年09月10日 | movie
一番大切なもの、見つけた。

 =ストーリィ=
N.Yのモデルエージェンシーで働く25歳の敏腕エージェント:ヘレン。仕事は忙しくても、自由気ままなシングルライフを満喫中。ある日、姉夫婦が交通事故で亡くなり、残された3人の子供達の親権はなんとヘレンに! 戸惑いながらも子育てと仕事の両立を頑張るヘレンだったが、子供達との新生活はスタート早々大きくつまずいてしまうのです。

突然子供(それも3人)の面倒をみる事になったヒロインの子育て奮闘記。ケイト・ハドソン主演のハートウォーミング・コメディです。結果的には悪人が居ないタイプの安心して観る事が出来るドラマですね。とにかくケイト・ハドソンが母親譲りのコメディエンヌぶりを遺憾無く発揮しています。彼女のコケかたが好きだな~(笑) そして生真面目でお堅い姉を演じるジョーン・キューザックが上手いですね。若い頃は素っ頓狂なキャラが多かったけど、丁寧な感情表現の出来る素敵な女優さんです。

監督は『プリティ・ウーマン』『プリティ・リーグ』のゲイリー・マーシャル。つまりプリティ・シリーズの1本。といっても、これは日本での宣伝の為の邦題シリーズなので、それぞれには関連性はありません。他に何があったっけ? 『プリティ・プリンセス』『プリティ・ブライド』こんなところですか・・・。僕のお気に入りは『フォーエバー・フレンズ』『恋のためらい/フランキーとジョニー』そしてケイト・ハドソンのお母さん:ゴールディ・ホーン主演の『潮風のいたずら』。派手では無いけど観終わった後、暖かな気持ちになれる作品が多いのでけっこう好きな監督さんの1人です。

 2005年アメリカ作品
原題:RAISING HELEN
監督:ゲイリー・マーシャル
原案:パトリック・J・クリフトン、ベス・リガッツィオ
脚本:ジャック・アミエル、マイケル・ベグラー
撮影:チャールズ・ミンスキー、マイケル・ストーン
音楽:ジョン・デブニー
 
出演:ケイト・ハドソン、ジョン・コーベット
   ジョーン・キューザック、ヘイデン・パネッティーア
   スペンサー・ブレスリン、アビゲイル・ブレスリン
   ヘレン・ミレン、ケヴィン・キルナー、フェリシティ・ハフマン
   ジェーン・モリス、マシュー・ウォーカー、パリス・ヒルトン

本日の映画『フライ,ダディ,フライ』@WOWOWtv

2006年09月03日 | movie
大切なものをとりもどす、最高の夏休み!

 ストーリィ
平凡ながら幸せな日々を送っていたサラリーマンの鈴木一。しかしある日、高校生の愛娘が殴られ入院してしまうという事件が。相手の石原という男はボクシングの高校チャンピオン。娘は恐怖心からすっかり心を閉ざしてしまい、鈴木は復讐の為に意を決して石原の高校へ乗り込む。だが、彼はなんと間違って別の学校に来てしまったのだ。これをきっかけに、彼はその学校一の喧嘩上手・スンシンと知り合い、打倒・石原の特訓を受けることになるのだが・・・。

傷ついた娘の為、復讐に燃える冴えないサラリーマンと、彼を強い男へと鍛え上げていく高校生との爽やかで熱い心の交流を描いたこの作品。ある意味スポ根と言うジャンルなのかもしれません。しかしケンカの相手が須藤元気ですからねぇ~(笑) そうそう簡単には勝てないでしょう。それでも父として、男としてのプライドをかけ特訓に励む父親を演じる堤真一。どことなくコミカルな雰囲気も醸し出しながら次第に力強さを身に着けてゆきます。そしてストイックな表情で猛特訓を課すスンシン。この映画はこのスンシン少年が救われるお話でもあるのです。爽やかさは原作の持つものでしょうか。原作者の金城一紀自身がシナリオを担当していることも注目ですね。面白かったです。

 2005年日本作品
監督:成島出
製作:坂上順
原作:金城一紀『フライ,ダディ,フライ』
脚本:金城一紀
撮影:仙元誠三
音楽:安川午朗
主題歌:Mr.Children『ランニングハイ』
 
出演:岡田准一、堤真一
    星井七瀬、須藤元気、松尾敏伸、愛華みれ、
    塩見三省、渋谷飛鳥、坂本真、青木崇高
    広瀬剛進、浅野和之、温水洋一、徳井優
    大河内浩、田口浩正、神戸浩、モロ師岡

本日の映画『ドッジボール』@WOWOWtv

2006年08月19日 | movie
負け犬たちがボールで人生をつかみ取る!

税金さえも払えない零細スポーツ・ジムの経営者:ピーターと常連たちが、一攫千金をめざしてドッジボール大会に挑みます。ありがちなスポ根ドラマを期待するとその脱力系のドタバタ・ギャグに頭を抱えることになるかもしれません。ハマるとお腹を抱えて笑えるかも。

しかしベン・スティーラーのムキムキぶりがちょっと新鮮でした。あの筋肉って本物? よく観る気弱ないじられキャラの主演映画がイマイチ苦手な僕としてはこのやや痛いお馬鹿なハイテンションなら観られます。妙に豪華なゲスト出演者にも感心しながら、やっぱり「バカだな~」と苦笑いな1本でした。

 2004年アメリカ作品
原題:DODGEBALL: A TRUE UNDERDOG STORY
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
製作:スチュアート・コーンフェルド、ベン・スティラー
脚本:ローソン・マーシャル・サーバー
撮影:ジャージー・ジーリンスキー
音楽:セオドア・シャピロ
 
出演:ヴィンス・ヴォーン、ベン・スティラー
    クリスティーン・テイラー、リップ・トーン
    ジャスティン・ロング、スティーヴン・ルート
    ジョエル・デヴィッド・ムーア、クリス・ウィリアムズ
    アラン・テュディック

本日の映画『フライトプラン』@レンタルDVD

2006年08月06日 | movie
高度1万メートルの超音速アクション・サスペンス。
隠された真実を、暴きだせ


愛する夫を事故で亡くし、その遺体と共に帰国する為に乗込んだ最新鋭のジャンボ旅客機の中で、6歳の娘が忽然と姿を消してしまう。しかし基本的には他人に無関心な乗客はもちろん、乗務員の誰一人として娘を見た者はいなかった。さらには搭乗記録すらも存在しなかったことが判明するのです。

ジョディ・フォスター主演のサスペンス。飛行中のジャンボ機から娘が消えると言うアイディアは買いますが、その謎解きとオチが・・・ちょっとイマイチに感じました。考え直してみるとありえない設定と展開なのですが、まぁ如何にもなハリウッド映画、って感じです。もちろんジョディの熱演が見所なのですけど、やや空回りしている印象も。ひとつ騙されたと言えばショーン・ビーンですかね。この演出は意図されたもの?

この作品はやっぱり劇場で観るべきだったかもしれません。劇場の椅子だと、ほらジャンボに乗った気分になれるかもね。ところで予告編が素晴らしすぎです。本編より充実しているかも(笑)

 2005年アメリカ作品
原題:FLIGHTPLAN
監督:ロベルト・シュヴェンケ
製作:ブライアン・グレイザー
脚本:ピーター・A・ダウリング、ビリー・レイ
撮影:フロリアン・バルハウス
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ジョディ・フォスター、ピーター・サースガード
    ショーン・ビーン、マーリーン・ローストン
    エリカ・クリステンセン、ケイト・ビーハン

本日の映画『シムソンズ』@レンタルDVD

2006年08月06日 | movie
初雪降ったら、いいことあるよね?

邦画ではもう確立されたような感のある青春スポーツ・ドラマ。今作のテーマはカーリング。2002年、ソルトレイク・オリンピックに女子日本代表として挑んだチーム“シムソンズ”の4人の実話を基にした映画化作品です。

舞台は北海道の小さな町、常呂町。夢も、熱中できる事も見つからず退屈な毎日を過ごしながらも、漠然とした不安や焦りを感じていた和子。ある日、憧れのカーリング選手に触発されてカーリング・チーム結成を決意するのです。落ちこぼれチームが次第に心を通わせ合いチームワークと熱意で勝利を目指すという、もうお約束の展開。展開はお約束でも面白ければ大丈夫。良い意味で安心して観る事が出来ます。主演の加藤ローサを始め、チーム4人のキャラも立っているし、コーチ役の大泉洋さんが上手いですね。大泉さんに関しては今までちゃんと演技を見た事が無かったので、ちょっと見直しました。あ、バラエティとかに出ている彼もけっこう好きです。

お目当てはやっぱり加藤ローサ。もう彼女が出ているだけでもOK。そして主題歌がジュディマリの中でもお気に入りの「BLUE TEARS」。北海道の冬を間近に控えた空気を感じられる事も、この映画が好きな理由の1つです。


監督:佐藤祐市
脚本:大野敏哉
音楽:佐藤直紀
主題歌:「BLUE TEARS」JUDY AND MARY
出演:加藤ローサ、藤井美菜、高橋真唯、星井七瀬
    大泉洋、田中圭、丸山智己、徳井優
    山本浩司、高田延彦(特別出演)
    宇梶剛士、松重豊、森下愛子、夏八木勲

本日の映画『ハチミツとクローバー』@劇場

2006年07月23日 | movie
人が恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった

ご存知、羽海野チカ原作のハチクロが実写映画化されました。もう7月も終ろうとしているのに、僕にとって今年初めての劇場映画です(笑)

お話は、浜田山美大を舞台に全員片思いの切ない恋愛模様劇。「自分が好きな人が自分のことを一番好きになってくれる、たったそれだけの条件なのに、永遠にそろわない気がする」それ以前にこちらの気持ちに気づいてくれない。それでもみんな大切な友人たちで・・・、といった設定だけでも切なくなってしまいます。映画のストーリーはオリジナルですが、原作のエッセンスと幾つかのエピソードがたくさん散りばめられ、原作ファンの僕にも納得の1本となっていました。

とにかくキャスティングが絶品じゃないかな。ガーリーなはぐみを演じる蒼井 優ははぐちゃんにしか見えないし、青春一直線の竹本は櫻井 翔のハマリ役。半泣き顔にノックアウトされた山田あゆみ役の関めぐみ、破天荒ぶりが妙にリアルな森田さんには伊勢谷友介。そして加瀬 亮演じる真山のストーカーぶり(笑) これでもかと青春スーツを着込んだキャラたちは独特な浮遊感を纏いながらも共感してしまいます。そして花本先生の堺 雅人さんが素敵ですね~。

お話的には劇的な展開があるわけでもなく、まるで中学生かのようなピュアな恋愛劇だったりもするのですけど、だからこそ多くの人の心に残る作品。やっぱり山田を背負って歩く真山のシーンが、僕的には1番ウルウルきましたね。そういえば山田は鉄人キャラではなかったですね。その分、普通っぽさが可愛かったです。


 2006年日本作品
監督:高田雅博
原作:羽海野チカ
脚本:河原雅彦、高田雅博
撮影:長谷川圭二
主題歌:スピッツ『魔法のコトバ』
エンディングテーマ:嵐 『アオゾラペダル』

絵画:MAYA MAXX(はぐみ絵画制作)
彫刻:森田太初(森田彫刻制作)
 
出演:櫻井翔 竹本祐太
    伊勢谷友介 森田 忍
    蒼井優 花本はぐみ
    加瀬亮 真山 巧
    関めぐみ 山田あゆみ
    堺雅人 花本修司
    西田尚美 原田理花

お気に入りラブコメBest5【映画】

2006年07月17日 | movie
昔からラブコメ(ロマコメ含む)が好きです。最近はこれ、って作品が少なくなりましたね。ってことで、現時点でのオールタイム・ベスト5作品はこれ!

『素晴らしき日』出演/ミシェル・ファイファー、ジョージ・クルーニー
『ノッティングヒルの恋人』出演/ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント
『ウェディング・シンガー』出演/アダム・サンドラー、ドリュー・バルモア
『ベスト・フレンズ・ウェディング』出演/ジュリア・ロバーツ、ダーモット・マルロニー
『フォー・ウェディング』出演/ヒューグラント、アンディ・マクドウェル

 次点
『セレンデピティ』出演/ジョン・キューザック、ケイト・ベッキンセイル
『あなたが寝てる間に』出演/サンドラ・ブロック、ビル・プルマン
『恋人たちの予感』出演/ビリー・クリスタル、メグ・ライアン
って、挙げ始めるとじつはキリが無いのでこの辺りで止めます(笑)

今回ファンタジー要素の無いものをチョイスしました。ファンタジーがOKならば・・・(誰に許可がいるのか?)
『マネキン』出演/アンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラル
『スプラッシュ』出演/トム・ハンクス、ダリル・ハンナ
『天使とデート』出演/エマニュエル・ベアール、フィービー・ケイツ
『恋はデジャ・ブ』出演/ビル・マーレイ、アンディ・マクドウェル
この辺りも上位に入ってくるんじゃないかな。しかし何か大切な作品を忘れているような気もするし。。。

あ、やっぱりキリが無い^^;

『ローマの休日』は番外ですよね。でもなぜかこれはDVD持っていません。


本日の映画『スパングリッシュ』@レンタルDVD

2006年07月17日 | movie
通じない言葉、通じない心――
ママとの17年を綴ったちょっと切なくてあったかい娘の記録


 ストーリィ
娘:クリスティーナの将来を考えて故郷のメキシコを離れ、ろくに英語も話せないままロサンジェルス移り住んだシングルマザーのフロール。彼女は裕福なクラスキー家でハウスキーパーとして働くことになります。一家は優秀なシェフ、ジョンと専業主婦のデボラと2人の娘、息子、そして祖母エヴェリンの5人家族。一見明るく幸せそうな彼らだったが、内実は様々な問題を抱え心はバラバラな家族だった。

文化も境遇も違う2つの家族の交流をビターかつハートフルに綴るコメディ・ドラマ。主演は一家の父親を演じるアダム・サンドラーと、これがハリウッド・デビューとなるスペイン人女優パス・ヴェガ。サンドラーの父親ぶりが本当に良いです。いつものベタなコメディほど出しゃばってなく、繊細かつ優しい父親像を好演していますね。大人な決断を見事に演じきった彼に拍手。そしてヴェガと娘を演じるシェルビー・ブルースのゴージャスさにも目を奪われます。こんな美人母娘はそういないのでは。

家族だからこそ言い合えない事や、家族だから言わなくても通じる気持ち。もしかすると歳を重ねるごとにシンプルな愛しさを見失いがちになってしまうのかもしれません。監督は『ブロードキャスト・ニュース』『恋愛小説家』のジェームズ・L・ブルックス。ホントこの人の映画って好きだな・

“スパングリッシュ”とはヒスパニック系の人々によって話されるスパニッシュとイングリッシュが入り混じった言葉のことです。

 2004年アメリカ作品
原題:SPANGLISH
監督: ジェームズ・L・ブルックス
脚本:ジェームズ・L・ブルックス
撮影:ジョン・シール
音楽:ハンス・ジマー 
 
出演:アダム・サンドラー、ティア・レオーニ、パズ・ヴェガ
    クロリス・リーチマン、シェルビー・ブルース
    サラ・スティール、イアン・ハイランド
    アンジェラ・ゴーサルズ、トーマス・ヘイデン・チャーチ

本日の映画『変身』@レンタルDVD

2006年07月15日 | movie
僕が僕でなくなる日

 ストーリィ
病院のベッドで昏睡から目覚めた青年:成瀬純一。彼は脳移植手術によって一命を取り留めたのだった。そして純一は、恋人の葉村恵との幸せな日々を思い出してゆく。やがて退院した純一を以前と変わらない優しさと明るさで迎える恵。しかし、術後の純一は自分の中で少しずつ何かが変わり始めていることに気づく。そして、純一の脳移植にまつわる秘密が次第に明らかになります。

東野圭吾氏の同名原作を読んだのは7年くらい前でしょうか。脳の手術というと『アルジャーノンに花束を』を思い出してしまうのですが、本格ミステリィの作家だとばかり思っていた東野氏でしたから当時の読後感は特別なものがありました。

さて、『秘密』『g@me』に続く東野作品の映画化作品がこれ。移植された脳によって次第に人格を支配されていく青年と、献身的に支える恋人。玉木 宏、蒼井 優という主演2人が演じる主人公たちが切なくてね。とくに優ちゃん、というか恵なのですけど。作品的には原作の良い部分を上手く映像化しているとは言えないと思いますけど、彼女の熱演に免じて許してあげましょう(なんて偉そうに言ってみる)。

 2005年日本作品
監督:佐野智樹
原作:『変身』東野圭吾
脚本:よしだあつこ
撮影:浜田毅
音楽:崎谷健次郎
主題歌:『蒼い花』拝郷メイコ
 
出演:玉木宏、蒼井優
    佐田真由美、山下徹大
    松田悟志、釈由美子、北村和夫

なぜかバトル・ロワイアル。

2006年06月25日 | movie
ねぇ、この意味わかる?

なぜかは、きっと前田亜紀の所為なんでしょうけど、故深作欣二監督の『バトル・ロワイアル特別篇』のDVDを観てしまう。確かにツッコミ所は満載なのですが、青春映画として大好きな邦画の1本なのです。もう公開から5年になるんですよね。原作を読み、映画もオリジナル版、特別篇と劇場で観るほど気に入っていた作品でした。今観直しても生徒たちのキャラが立っている面白いアクション映画と思います。当時、暴力描写が社会現象的に問題にもなりました。そのR‐15指定という枠組みがちょっと勿体無かったよね。普段はラブコメ好きな僕ですが、この作品はある意味別格。でも、僕を知る人は解ってくれるよね(笑)

公開当時ではないけど、DVD発売時の感想なら【本家はろみん】のどこかに置いてあるので、そちらもよろしくです。

本日の映画『最終兵器彼女』@DVD

2006年06月24日 | movie
恋しているから、彼女(ひと)でいられる。

 =ストーリィ=
戦争はいきなり始まる。小樽の高校に通うシュウジとちせはぎこちないながらも淡い恋愛の日々に喜びを感じ始めたばかり。そんなある日、シュウジが友人3人で札幌に出かけたとき、突然無数の爆撃機が飛来、空爆し始めます。そして逃げ惑うシュウジが危機一髪に陥ったとき、彼女は現れた。それは、背中から鋼鉄の翼を生やしたちせ。彼女は戦争に勝つために日本政府によって“最終兵器”へと変えられてしまったのだ。

350万部をも売り上げた高橋しん氏の同名コミックを前田亜季、窪塚俊介の主演、『ブリスター!BLISTER』の須賀大観氏が実写映画化。タイトルやアニメ化されたものを少しだけしか観ていない僕はほとんど情報を持たないままこの映画化作品に望みました。しかし切ない話しですね~。戦争によって身体を兵器へと改造されてしまった女子高生と、そんな彼女に戸惑いながらも彼女への想いを貫き通す男子高校生の美しくも不器用な純愛を、VFXてんこ盛りな映像で描いています。

主演の前田亜紀さん、ちょっと太ったかな。でも『バトル・ロワイアル』での彼女がけっこうお気に入りでしたから今作も楽しめました。けな気なちせに彼女は合っているなと僕は思います(原作は未読ですが)。それに比べて男の子たちの演技はもうちょっとなんとかならないかな~^^; 

ところで、本日の映画というより今月の映画になりかねません(笑)

監督:須賀大観
製作総指揮:高橋浩
原作:高橋しん
脚本:清水友佳子
撮影:藤澤順一
音楽:安西実
主題歌:『すみか』メレンゲ

 
出演:前田亜季、窪塚俊介
    木村了、貫地谷しほり
    川久保拓司、二階堂智、津田寛治
    渋川清彦、酒井美紀、伊武雅刀

本日の映画『デボラがライバル』@日本映画専門チャンネルtv

2006年05月14日 | movie
彼女が好きな彼は、彼女でもある彼が好きな彼でした。

 =ストーリィ=
大学の先輩、アメフト部のキャプテン:五十嵐に一目惚れした朝代。念願の一人暮らしを始めた朝代だったが、隣室の住人はアメフト部の花形選手でデボラと名乗る心優しいオカマだった。その独特なキャラのデボラのペースに巻き込まれながらの大学生活。そしてデボラの協力のもと、五十嵐と付き合うことになった朝代だが、実はデボラも五十嵐の事を・・・。

多田かおるの同名コミックを実写映画化した作品。吉川ひなのがこの作品で映画初主演を果たしています。もう10年くらい前になるのですね。映画の中で、デボラにマニキュアをせがむ彼女がホントに可愛いんですよね。そしてお話の切ない部分でも彼女らしいキャラを生かした演技で良かったです。

共演の篠原ともえもハイテンションのままスクリーン・デビューしています。監督は後に『プラトニック・セックス』『ダンボールハウスガール』を撮る松浦雅子。フジテレビ製作の「ぼくらの映画シリーズ」の1本で97年夏、『ときめきメモリアル』と同時公開だったようです。

音楽にはなんとカーディガンズや原田知世、BONNIE PINKのプロデュースで御馴染みの、トーレ・ヨハンソンが担当していますね。そしてデボラが憧れるデビー・ハリーがボーカルを務めるブロンディの懐かしい名曲も流れるこの映画はけっこうご機嫌なのです。

さて多田かおるさんの作品『愛してナイト』がその昔けっこうお気に入りだった僕なのです。文庫版が部屋のどこかにあるはず。アニメやドラマの影響もあるのでしょう。『イタズラなKiss』も佐藤藍子主演のドラマだけは観ています。そしてこのデボラも確か読んでいるはず。しかし細かな部分は憶えていませんでした。映画を観て・・・あれ、こんなお話だっけ?(笑) なんだか読み返したくなりました。

 1997年日本作品
監督:松浦雅子
原作:多田かおる
脚色:伴一彦
撮影:伊藤昭裕
音楽:トーレ・ヨハンソン
 
出演:吉川ひなの、谷原章介、松岡俊介
    篠原ともえ、長谷川理恵、河合美智子
    清水紘治、竹野功雄、後藤完夫、
    河相我聞、福井謙二、
    THE CONVOY SHOW

本日の映画『亡国のイージス』@WOWOWtv

2006年05月07日 | movie
生きろ。絶対に生きろ。
未来は渡さない。


海上訓練中だった海自イージス護衛艦《いそかぜ》が、アジア某国のテロリスト一味と、祖国を裏切った副長・宮津にジャックされます。乗員たちが離艦させられる一方、叩き上げの先任伍長・仙石と、一等海士の如月という2人は、艦内に潜んで反撃の機会をうかがう。一味は日本政府が、米軍が極秘に開発した新兵器《GUSOH(グソー)》の存在を公表しなければ、入手済みの《GUSOH》で東京を攻撃すると宣言。タイムリミットは刻一刻と近づく・・・。

福井晴敏の同名ベストセラー小説を壮大なスケールで映画化した海洋サスペンス・アクション。簡単に言ってしまうと日本版(真田版)『ダイハード』。海自、空自の協力を得た撮影のテンションの高さと、豪華な出演陣に納得の出来上がりでした。欲を言えば緊迫感がもっと欲しかったなか~と。そして「国家」「国防」というテーマが後半になって薄れてしまった印象なのでそれがちょっと惜しいなと思いました。それでもハリウッド映画とは別な冒険アクションって感じで、邦画ポリティカルフィクションの代表にはなれる作品だと思います。きっと原作は面白いのだろうな~と思ってしまうのは僕だけではないはず。

 2005年日本作品
監督:阪本順治
原作:福井晴敏 『亡国のイージス』(講談社刊)
脚本:長谷川康夫、飯田健三郎
撮影:笠松則通
編集:ウィリアム・アンダーソン
音楽:トレヴァー・ジョーンズ
 
出演:真田広之、寺尾聰、佐藤浩市
    中井貴一、勝地涼、チェ・ミンソ
    吉田栄作、谷原章介、豊原功補
    光石研、森岡龍、中沢青六
    中村育二、橋爪淳
    安藤政信、真木蔵人、松岡俊介
    池内万作、矢島健一、佐々木勝彦
    天田俊明、鹿内孝、平泉成
    岸部一徳、原田美枝子、原田芳雄

本日の映画『海猿 ウミザル』@フジテレビ

2006年05月06日 | movie
カッコつけてちゃ、命は救えない。

人命救助のエキスパート“潜水士”を目指す若き海上保安官たちの奮闘と友情、恋愛を爽やかに描いた青春ドラマ。佐藤秀峰が週刊ヤングサンデーで連載していた人気コミック『海猿』を実写映画化した作品。原作やTVドラマ版も全く観た事が無かったので、もちろん公開から2年も経ったこの作品も今までノーマークだったのです。地上波だからという訳ではなく、このタイミングだったから、というのが観た理由です。あ、そうか。今日は『LIMIT OF LOVE 海猿』の公開日なんだね、なるほど~。

潜水訓練のシーンはやはり観ているこちらまで息苦しさを感じてしまいます。ラヴシーンは・・・なんだか取ってつけた印象でちょっと笑ってしまう。それでも史上初となる海上保安庁の全面協力は伊達じゃないですね。巡視船、訓練船、ヘリコプターのシーンや海洋内シーンのリアルさに魅入ってしまいます。そして主任教官:源役の藤竜也さんがやっぱり渋いです。

エンタテイメントとしては上出来。映画『愛と青春の旅立ち』にそっくりなのは原作もそうなの? 個人的にはジャーニーの曲にはニコニコなのですが。


 2004年日本作品
監督:羽住英一郎
製作:亀山千広
原作:佐藤秀峰、小森陽一
脚本:福田靖
撮影:佐光朗、佐野哲郎
音楽:佐藤直紀

主題歌:『Open Arms』Journey  
 
出演:伊藤英明、加藤あい
    海東健、香里奈、伊藤淳史
    村田充、深水元基、田中聡元
    古畑勝隆、飯沼誠司、恵秀
    佐野進也、青木崇高、大口兼悟
    斎藤工、青木忠宏、田中哲司
    中根徹、渡辺典子、朝加真由美
    杏子、國村隼、藤竜也

本日の映画『ときめきメモリアル』@日本映画専門チャンネルtv

2006年05月06日 | movie
卒業式の日、この木の下で告白したオンナノコは恋がかなう・・・
なんて信じるのは男の子だけだよ(笑)


KOMAMIの恋愛シュミレーション・ゲーム「ときめきメモリアル」。プレイステーション版が発売され大ヒット作となったのが1995年。そしてゲームをモチーフに実写映画化されたのがこの作品。瀬戸内海を舞台にひと夏の出来事を通して少しずつ成長していく少年の姿を、みずみずしいタッチで描いた青春グラフィティです。監督は『ぼくらの七日間戦争』『ドリームメーカー』『ほたるの星』の菅原浩志氏。けっこう好きな作品が多いなぁ。

お話はというと、瀬戸内海に面したとある町に暮らす冴えない高校生:明彦は、夏休みを目前に控えたある日、学園の4大美少女と噂の小麦、波絵、夏海、美潮が、夏休みの間に海の家でアルバイトをするということを知る。4人の誰かに恋しているというよりも彼女たちに近づきたいという一心で、高校生活最後の夏の思い出を作ろうと同じアルバイトを始めるのですが・・・。

フジテレビの「僕たちの映画シリーズ」最終作。しかしキャストが魅力的ですよね。4人の美少女に榎本加奈子、中山エミリ、矢田亜希子、山口紗弥加。そして岡田義徳と池内博之。今作がデヴューとなる藤崎詩織役の吹石一恵。とにかくオンナノコ達を見ているだけで楽しい青春映画(ん、アイドル映画?)なのです。でも、ゲームの内容とはまったく違ったオリジナル・ストーリィなので、逆になぜこのタイトルが付いているのかがちょっと不思議な気もします。伝説の木とゲームでは主要キャラである藤崎詩織は登場しますけど、ホントに別物ですから、ゲームのファンにはちょっと・・・って感じかな~。(←ん?)

そうそう、先月観た某舞台で吉澤先生がこのゲームに大喜びしてましたっけ。あれ、年代がちょっと合わないかもしれない。でも吉澤先生の気持ちはわかります。僕も1人で大ウケしていましたから。(←ん??)

しかし「ときメモ」というと藤崎詩織の「待った~?」ってセリフを変に覚えているのですけど、芸術家タイプの片桐彩子が1番のお気に入りだったな~。(←ん???)

ってゲームやってたんかい!

 ・
 ・
 ・

はい(笑)


 1997年日本作品
監督:菅原浩志
脚本:岡田恵和
音楽:広瀬香美

出演:岡田義徳、榎本加奈子、中山エミリ
    矢田亜希子、山口紗弥加、池内博之
    井澤健、大石恵、岡まゆみ、小柳友貴美
    袴田吉彦、吹石一恵