![]() | 銀河不動産の超越 (講談社ノベルス)森 博嗣講談社このアイテムの詳細を見る |
森センセのふんわりとした連作短編集。無気力、無関心、無感動の何事にもエネルギーが足りない主人公:高橋クンが働く銀河不動産に訪れるユニークな要望を持った客たち。彼らに物件を紹介するうちに彼自身が住むこれまたユニークな部屋を介して不思議な人間関係が形成されていくのです。
こういう世界観というかお話はやっぱり森センセのカラーなんだろうなと思います。決して押付けがましくなく、サラリとした読後感でちょっとした大事なことを教えてくれる。それも気付いた(感じた)人だけで充分といったスタンスが面白い。高橋クンのキャラって変化していないようで、人と関わることによって新しい自分に向き合うこととなります。なかなか楽しい読後感でした。。。