部屋の加湿器を一式まとめて、下記twitpicに写真とコメントを載せましたが、
平和鳥の頭を染めようと、水の中に水性エナメル顔料を溶け込ませても、
近づいて見ると、くちばし部分だけで「ペーパークロマトグラフィー」になっていました。
それではと、手元のタミヤカラーXF-7(フラットレッド)で塗ろうと思いましたが、
ベタベタに塗ると、肝心の水を蒸発させる機能に差しさわりがあります。
薄め液がいるんですが、指定のXF-20なんて、どこに売っているのか、
見当もつきません。
油性のエナメル塗料の溶剤ですから、たぶん、主成分がドデカンあたりで、
揮発分を少々足したようなものでしょう。
それだけだと、くちばしの所に「だけ」染み込んだ水性エナメルとの相性が悪いので、
イソプロパノールも若干加えます。
ホームセンターに行って、写真のように、ライターのオイルとガソリン水抜き剤を、
アルミホイルの容器(お弁当の漬物を入れるヤツ)に、それぞれジョーとポタッと入れて、
筆でかき混ぜれば、それらしい溶剤の出来上がりです。
私は、火を燃やすのが本業ですから、水に溶けたイオンとか、商売敵ですが、
可燃性のものは、お友達なので、だいたい、私の言うことを聞いてくれます。
その溶剤で、希薄に溶いたXF-7を塗ったというか、延ばしたら、こんな具合になりました。
揮発性の溶剤なので、#12の太い平筆で、手早く塗りましたから、
気泡とか入っていますが、乾けば分からなくなるはずです。
それと、揮発性溶剤を頭に塗られた平和鳥は、
暴れまわりますので、撮影時は逆さまになってもらっています。
まだ、少し中のエーテルを吸い上げていますが、あらかた乾いたので、
定位置に戻ってもらいました。
目を塗りつぶしちゃったんですが、実用上は、問題ありません。
前述の水溶性エナメル塗料が、500mLのファンタのペットボトルを
半分に切った容器の縁に残っていますが、老眼の私にとっては、
水を足すときに、「ココマデ」と分かりやすくなりました。
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