DOD3考察（っぽいもの）【～A-Cエンディング＋異節1時点】

プレイ日記も楽しいけど、色々気になって気になって仕方ないのでまとめてみました。
あくまで“考察っぽいもの”ですのでよろしくお願いします。
ネタバレありますよー

【全体的な世界観】
例えば、RPGをプレイしていると、選択肢が出て来たりしますよね？

誰かに入手を頼まれている品物を持っている人を見つけた。
譲ってくれるよう頼むも、どうしても譲れないと言われる。
その時、どうする？
→1. 諦める
→2. 殺してでも奪い取る

今回は1を選んでみました。殺してでも奪い取るなんて良くないよね！
…でも、2を選んでいたらどうなるんだろう。
気になった貴方は、イベント前のセーブからプレイを開始し、
その後の展開によってはリセットを考えながら、
今度は2の選択肢を選んでみます。

DOD3の世界では、その選択肢が無数に、あらゆる場面で存在します。
選択肢によって選んだルートによっては、世界が滅んでしまう…
じゃあリセットして、その選択肢は選ばないようにしましょう！
で、次の選択肢はどっちを選ぶ？
どっちも選んでみて結果を見て、良さそうな方を選んで進もうね！
…簡単に言うとそんな感じかなぁ、と。

そして、どこでどの分岐イベントが起こるかを把握している、
“監視員”のような役割の人達がいるようです。
それが、アコール。そして彼女が属する組織のようなもの。
彼女達は世界を上手にリードするため、様々なルートを記録し、
その中から最適なルートを選び、適切でないとするルートは封鎖します。
ただ、あくまで“彼女達にとっての最適な世界”であるため、
その世界の住人にとって、最適かどうかは分かりません。

シムシティとか連想すればいいんじゃないかな。プレイしたことないけど（＾＾；
後は、お庭作ってるとか、お店経営してるとか、何でもいいや。
とにかく、“それが最適になるように駒を動かしている”感じ。

箱庭のような世界で、繰り返される分岐と記録。
きっと、NieR設定資料集で語られていたように、
世界は1つではないのでしょう。
ゼロ達のいる世界は、1つの区画程度なのかも知れません。
そして、その区画がにっちもさっちも行かなくなったら、
どう進んでも破滅の道しかないとしたら、
その世界は何者かの手によって閉じられてしまうのかも知れません。

特異点と呼ばれる『ゼロ』の行動は、世界の分岐に大きく関わっているようです。
そのため、ゼロは世界の破滅を回避するために、
アコールの警告の元、世界が滅亡しない道を探し続けているのかも知れません。

【DODへの繋がり】
Aエンディングから生まれたのが、ワン（弟）による天使の教会の始祖。
Bエンディングから生まれたのが、大きな力との“契約”と、それに伴う“代償”。
初代DODの世界は、これらがミックスされた世界かな？と思いました。

また、DOD3後日談と銘打ったコミックスである「死ニ至ル赤」では、
ワン（弟）のその後が描かれていますが、
こちらはまたDOD3から少し間が空いているようなので、
今回は考察に含めないことにしましたm（_ _）m
また1巻しか出てないしね。

でも、こちらはイウヴァルトが登場しないことから、
DOD3のAエンディングの続き…と見せかけて、
更なる分岐を辿った平行世界の可能性もあります。
（2巻でイウヴァルト登場したらごめんなさい（＾＾；）
うん、それなら、フリアエがあんな性格でも平行世界だってなら許す！
個人的に、フリアエはカイム命なので、
「カイムが振り向いてくれないならもう誰でもいい！！」…なんてヤケになる性格じゃないと思うんだ（--・
この時点だと、まだ女神にもなっていないだろうし…
…と、フリアエ好きとしては思うのです。

【花の秘密】
ゼロに花をあげたのはアコールじゃないかなーと何となく思っています。
Bエンディングで、『花のリプログラム機能』という言葉が出たように、
花はゼロ達が使うウタや、敵が使う魔法といったものより、
数段上にある技術のような気がするからです。
義手も実はアコールが整備したとか…（この辺は完全に妄想）

また、ミハイルが花の力を心配するシーンや、
ゼロが敵に腕を切断されても無理矢理くっつけるシーン、痛覚が最早ないという発言、
更に彼女はそれを「ミハイルには言うな」と使徒達に口止めします。
そのため、ミハイルは花の力について、何か知っているのかな？
…と思ったりもしたんですが…
Bエンディングでは、無邪気にゼロの花を羨ましがっていましたし、
何だかよく分からなくなってしまいました（＾＾；

ただ、ワンの「ウタウタイを生み出したのはゼロの花が元凶」
「世界を破滅に導くまで、花はゼロを死なせない」との発言から、
Bエンディングでゼロから花を受け継いだミハイルは、
死ぬことはないのかも知れませんね…
時間の流れすら、花は止めてしまう可能性も否定しきれません。
そのため、ゼロはミハイルを生き返す時に、物言わぬ彼に謝罪したのでしょう。
また、この契約を行った時、ゼロの払った代償は“時間”かな、と思っています。

そして、アコールがゼロに花を渡したと仮定したら、
彼女（たち）の狙いは何なのか。
世界をどう導こうとしているのか、それが気になります。

例えば…
ウタウタイが現れる前の世界は領主達の悪政で荒れていた
→このままのルートを辿ると、世界が滅亡してしまう…
→『ウタウタイ』という存在を作り、領主を倒させ、世界を統治させよう！
→『ウタウタイ』は人々をウタで操ったり、信仰させたりできるが、
　『ウタウタイ』がいなくなる＝ウタの影響がなくなると、
　人間の精神が崩壊することが判明。
→更に『ウタウタイ』も完璧な存在ではなく、歌のチカラに負け、自我が崩壊する可能性がある。
→自我が崩壊した『ウタウタイ』が治める国は、ウタの力が及ばず、当然滅ぶ。
→これが全ての『ウタウタイ』に起こったら、世界滅びるよね。
→それはマズい。何とか別のルートを探さないと…　←今ここ

アコール達にとってはこんな感じなのかな？と想像してみました。
『ウタウタイ』っていうの作ってみたけど、後から見ていたら色々欠陥があるなぁ…という（＾＾；
行き当たりばったりではないでしょうが、
この世界で、『ウタウタイ』以外にも様々な手を打っていた可能性があります。
それで、最初に一番上手く世界を進められたのが『ウタウタイ』だったとか…

それにしても、ゼロはいつ「ウタウタイはいずれ世界を滅ぼす」ことを知ったのでしょう？
ワンのCエンディングでの発言から、ゼロの方が先に気付いていたようですが、
ゼロがウタヒメを皆殺しにすると決意したのは“花入手前”ですし…
最初から知っていたら、妹達を造って殺すなんて手間の掛かることはしないだろうし、
自分が『ウタウタイ』として造られ、妹達を造り、
最初は自分たちが世界を平和に保つんだって思っていたけど、
暫くしたら気付いちゃったのかなぁ…世界から弾かれた存在だということに。

【アコールは未来を操る？】
異節1＠ゼロの家で、問いかけたゼロに、
「そんなに器用じゃありませんよ」と笑うアコール。
きっとその言葉通りなんだと思います。
彼女、もしくは彼女達は、様々な分岐を記録し、
その中から最適なルートを選択させ、世界を導くだけ。
未来を変えられるなら、彼女達にとって最適な未来を創るのは簡単な筈ですし。
おそらく、彼女達は記録は行えても、この世界に干渉することは出来ないのかも知れません。
次元が違うからとか、そんな感じで…そういうのって結構ない？！（＾＾；

【ドラゴンだけがウタヒメを殺せる】
この理由で、ゼロはミカエル（→ミハイル）と組んだのでしょうか。
劇中では、ミカエルとミハイル以外には、ワンのガブリエルしかドラゴンがいないので…
（ワイバーンはドラゴンに入るのだろうか…）
ワンは、ゼロ同様に、最終的には自分を殺すためにガブリエルを引き連れているのか、
それとも戦闘力からか…
ただ、A・Cエンディングを見る限り、彼女にもガブリエルに対する情があるのが見受けられます。
…んー、でもワンって、ワン（弟）に竜の牙で出来た剣を持たせているんだよね。
それを使えば、自分もゼロも殺せるから、ガブリエルじゃなくてもいいのか…

とにかく、他の竜種はどこにいるんでしょうね？
Cエンディングでは、ゼロを殺せる竜種の存在がないことから、
ルートは閉じられてしまいましたし、
大きな力をもつドラゴンや、そもそもドラゴン自体が希少なのかも知れません。

これねー、Aエンディングあたりで気付いちゃって。
ゼロは、“全てのウタヒメを殺す”これには自分も含まれている。
じゃあ、ウタウタイであり、かつ花をもち、簡単には死ねない身体で、
どうやって自らの命を絶つの？と考えたら…
ミハイルしかいないんだよなぁ…（涙）
これって、子供にお母さんを殺させるようなものじゃないか…
って、切なくなりました。
実際は、A・B・Cエンディング共にミハイルがゼロより先に死んじゃうんですけど…
Dエンディングではどうなるのか、とても気になります。

【Bエンディングで、ワンは何故死んだのか】
ゼロに次いでは姉妹最強と思わしきワンですが、
何故トウに倒されてしまったのか。

・スリイの思惑は分かっていそうだったし、
　むしろスリイを殺すつもりで罠だとわかっていながら森に来た（気がする）。
・スリイとの連戦で、流石にダメージが蓄積していた。
・更に、スリイの罠（と思わしき）霧のダメージがあった。
・自我が外れたトウは力の制御が効かないため、ワンの予想以上のパワーが解放された。

…こんな感じかなぁ。
何でガブリエルを呼ばなかったんだろう、という疑問もありますが…
ここはスリイかトウが魔法の力でガブリエルの侵入を防いでいたのかな？と。
あ、でもミハイルは普通に入ってたなぁ…あれ？
呼ぶ暇が無かったのかも知れないけど。

この時、スリイが言っていた「全てはワン姉さんが知っている」の意味もまだ分からなくて…
“ウタウタイは世界の害悪だから、滅ばなきゃいけない”ということだったのかなぁ。

【キミの名前】
ゼロの「ミハイル」という言葉が届いたのは、Aエンディングだけなんだよね…
オープニングムービーの、モノクロの画面で、微笑んだゼロが、
「強くなったな、ミハイル」というシーンは、Dルートかエンディングなのかな…
その時、ミハイルはゼロを殺せるんだろうか。
それとも、平和な世界なんてものが訪れるんだろうか。
…後者が考えにくいのは、DODだからです（笑）


とりとめなく色々考えてみました。
まだ全エンディング見てないのにこういうのを書くのは、
割と暴挙だと思います（＾＾；
でも書きたかった…書きたかったんだ…！
あ、あくまで考察っぽいものですし、予想も想像も妄想も含まれていますので…
…突拍子もないこと書いていても、あまりいじめないで頂けると助かります…
心の中で「コイツ的外れなこと言ってんなぁ」位で（笑）

多分、色々書き忘れがあると思いますので、思い出したらまた。
今度は全エンディングを見たころにでも。
B・Cエンディング感想は別に書きたいです。
Cエンディングはかなりショックでしたが…でもあれがDODだよな、って気はしました。

プレイ日記もちまちま書いて行きますー
本編が面白いのが悪い！（苦笑）
まとまったら、読み易いように順番に並べておきますね。

それでは、長文にお付き合い下さった方がいらっしゃいましたら、
ありがとうございましたm（_ _）m