上海亭の裏切りとは、シバシゲオが起こした大事件である。
エロ本およびエロビデオの一斉摘発・焚書事件に端を発した、榊整備班長による整備班局中法度の厳罰化の緩和を求めたシバシゲオが、上海亭にて榊整備班長のねぎらいの言葉によって、整備班員の規制緩和という願いを「裏切り」榊清太郎の忠実な手下になった事件のことである。
上海亭店内にてビールを飲みながら、技術者は技術に血を通わせなければならず、それを理解させることはお前にならできるという話をした後で、「この俺の後を継ぐ、おめぇならな」という榊の殺し文句で、シバシゲオは陥落してしまった。おやっさんは策士としか言いようがない。
名付け親は整備班員全員で、彼らが怨嗟を込めてそう呼び、整備班総員を巻き込んだ大騒動のもとになった。
後期OVAの『火の七日間』にて見ることができる。