NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会・抗がん剤による脱毛から医療用ウィッグで元の髪を再現する静岡県のミルソンズポイント

静岡県静岡市駿河区小鹿で再現美容師として医療用ウィッグ(エピテーゼ)を通し患者様のサポート活動をしています。

2度目のカット

2013-07-30 16:54:07 | ウィッグのカット

  毎日、暑い日が続きます。雨の被害のニュースが多く、心痛みます。

 「暑いので、カットしてください!」とエピテーゼのお客様が来店されました。

  初めて作られたのは3月の終わり。

   「ようやく、抗がん剤治療が終わったのよ。」6月の終わりに終わったそうです。

  今は、放射線治療とのこと・・・。けれど、1か月で1センチ、自毛が生え始めていました。

   「人間ってすごいね!!!」と、とてもうれしそうでした。

  私もとってもとっても嬉しかったですよ~~~。

   治療中、病院でちょっと嫌なことがあったそうで、少しの間、引きこもり状態が

   続いたそうで、「でも、松井さんが新聞に載って、記事を読んだら、少し元気に

   なれたのよ。一人でも多くの患者さんの力になってね!」と言ってくださいました。

  私の方が、その言葉で元気になりました。ありがとうございます。

  うれしくて泣いちゃいそうでした。

  「それで、暑いから、髪を切って、涼しくなりたいから。」と来店されました。

  カットしている間、たくさんのお話をしました。病院に設置してあるパンフレットの場所を

  変えたらどうかしら?治療が始まる前のところがいいんじゃない?と。

  アドバイスいただきました。ありがたいお言葉、本当に感謝・感激です。

   「すっきりした~~~。髪も心も。ありがとうね。」私の方こそありがとうございました。

  来月、旦那様とヨーロッパ旅行に行かれるそうです。ヘアエピテーゼのウィッグと共に。

     「今度は9月頃、おじゃましますね。そうしたら、次は自毛デビューに向け、最終カッ 
      トをしてね。」と笑顔で帰られました。

   楽しんで行って来てください。と心から思います。旅行のお話が聞けるのが楽しみです!

NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会の活動

2013-07-15 08:46:11 | 日々の出来事
  毎日毎日、暑い日が続いています。いかがお過ごしですか?

  昨日、協会の東日本支部のメンバー(4名)が「KSHS全国大会」に出展参加しました。

  大会のテーマは『乳がん治療のホンネを聴く・語る』乳がんの治療と手術の最新情報を共有し

   
  語り合うために、全国より約500人の乳がん患者さんと17人の医師の方、3人の乳がん

  認定看護師さんが集まったそうです。

  私たちのブースでは『再現と体験』をテーマにしウィッグのお悩みご相談、治療後のジェル

  ネイルと甘皮のケアなどを体験していただきました。

   現在、全国で約36人のヘアエピテーゼの再現美容師が活動してます。

  私はまだまだ駆け出しで、こういう大きなイベントに参加したことはないですが、

  先輩たちが一生懸命に活動を広げてくれています。本当に感謝です。

  私は私が今、出来ることを、精一杯させていただくことだと思っています。

  また、先輩たちが既に活動している患者さん同志が気軽に集まって、おしゃべりしたり、お互いに気持ち

  を共有したり、が 出来る環境を作っていけたらな~。と思っています。

  昨日、これから治療が始まる方と、そろそろかつらをはずそうかを考えている方と

  お会いし、お一人お一人のお気持ちを聞かせてもらい、私なりのアドバイスをさせていただきました。

  「ここに来て相談に乗ってもらえてよかった。ありがとう!」というお言葉をいただきました。

  私のパワーになります。このパワーをさらに大きくし、患者さんが少しでも笑顔で生活できる

  お手伝いをしていきたいです。

  
   

元気に育っています。

2013-07-11 11:24:08 | ご相談


毎日毎日、暑い日が続いていますね。熱中症のニュースがとても多く、心配です。

おうちの中でも、体調が悪くなると聞きます。

くれぐれも、水分をしっかり摂って、心地よい空間でいられますように!!!

   店内の観葉植物が新しい葉っぱを出しました。

   そんなに目立つところに置いてないので、気づきませんでした・・・。

   知らないうちに、こんなに元気に成長していたなんて

   えらいぞ~~~。がんばっているね。。。

   植物の生命力を感じました。控えめに、謙虚に、大人に負けない、

   緑はまだ薄いけれど、シャンとして伸びている!!!

   元気をもらいました


 先日、ヘアエピテーゼのかつらではないけれど、自毛が生え始め、

 そろそろ、かつらを卒業しようか、いつのタイミングで卒業かな?

 生え始めの髪のケアなどはどうしたらいいかな?などのご相談をいただきました。

 専門の勉強をした美容師さんに相談にのってもらえれば。ということでした。

 頼っていただいたことがすごくうれしいです!!!

 自毛デビュー、待ち遠しですね

静岡新聞に掲載されました。

2013-07-05 14:22:23 | メディアに紹介されました


       医療用かつらでがん患者支援

        治療前向きに、心もケア

「全ての女性にいつもきれいでいてほしい」-。静岡市駿河区の美容師松井文子さん(45)は、

「再現美容師」として、抗がん剤治療で脱毛した女性の髪が戻るまで、かつらの調整や心のケアに当たり、

 患者に笑顔を届けている。


再現美容師はNPO法人日本ヘアエピテーゼ協会(東京)が認定する。同協会によると、現在、

全国で36人が活動している。県内では松井さん一人だという。

治療前のカットから、”地毛デビュー”に至るまで、1年を通してサポートする。

定期的な手入れでは、伸びる髪に合わせてかつらを調整したり、患者好みの髪型にしたりする。

 美容歴23年の松井さんが認定を受けたのが今年1月。常連客が乳がんを患ったことがきっかけだった。

触るたびに髪がごそっと抜け落ちる。ストレスで苦しむ姿を見て、何もできない自分が歯がゆかった。

そんな時、再現美容師の存在を知った。「せめて髪のことは安心してもらえたら」と、

かつらの手入れ方法や病気、治療について学んだ。今は2人目の患者を支援している。

「つらい治療を受けているので頑張ってとは言えない。どこまで踏み込んでいいのか日々勉強」

と接客の難しさも口にする。「女性は髪型一つで明るくなり、生活も変わる。自然で前向きな

治療生活が送れる手伝いをしたい」。

髪のケアを通して今後も患者にエールを送り続ける。





      今日の静岡新聞朝刊に載せていただきました。

      早速、問い合わせがありました。

      一人でも多くの患者さんが笑顔になってくれればと

      心から思います。

      常連のお客様から「新聞、きれいに載ってたね」とお電話いただき、

      恐縮です・・・。

NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会指定サロン 静岡の『ミルソンズポイント』

静岡県静岡市で、抗がん剤治療による脱毛でお悩みの方に、
医療用ウィッグ『ヘアエピテーゼ』で、今の髪型の再現をしています。

治療前後の自髪のカット、ウィッグのご相談、作製、メンテナンス、他社製ウィッグのカットなどに対応しています。
気兼ねなく、ご相談ください。

■NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会指定サロン ミルソンズポイント


静岡県静岡市葵区七間町12-2
アクセスマップ

■ご予約・ご相談は
054ー251ー5060

■担当 : 再現美容師  松井 文子(まつい あやこ)

■ホームページ
http://www.hair-epithese.com/milsonspoint.html/

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