エリート5、秦氏の場合

昨年琵琶湖のビッグバスガイドとして人気が急上昇した秦ガイドがエリート5に初選出された。
「出られたことが勝ち。試合での勝ち負けは関係ない、デカバスだけが釣りたい！」と気合に満ち溢れた顔で語っていた。

初日のスタートはジョインテッドクロウから。チェイスがあればフォローのライトリグ、インチワッキーで狙うが不発。その後もジョイクロにチェイスは多発するが食うには至らず。
終了時間が迫ると地元の利を生かし手堅くスモールラバージグ・ダウンショットでキーパー3匹ゲット。(このあたりは“さすが！”とうならせるほど上手かった)
初日は3匹で3位へ。

2日目は展開を変えてジョインテッドクロウ・ナックルのテキサスをひたすら投げる。ナックルの方に分が有るとわかるとナックルを投げまくり、念願のデカバスゲット！カッコ良かった！
“さあもう一匹！”とさらに投げまくるがチェイスがあるのみでデカバス再キャッチならず。
昼を過ぎると試合の結果を意識したのかライトリグでキーパー確保に走ってしまう。が、昨日の場所で数匹キャッチするがサイズが昨日より下がっている。
ビッグバス1匹とキーパー数匹で結果は・・・・



初出場初優勝となってもおかしくない展開だった。2日目のビッグバスパターンでもう1匹出ていれば勝利していただろう。
しかし、ここは知り尽くした七色ダム。キーパーパターンもわかっている。
わかっているからこそライトリグで取りに行ってしまった・・・
はたして彼にとって正解だったのだろうか？
最後までデカバスパターンで押し通し勝って欲しかった、というのはひいき目過ぎるだろうか・・・