大阪梅田中古CD屋さんめぐり その３

ＧＷも終わりですね。今年は仕事が多く、一日や半日単位で仕事というパターンで、フリーなのは２日だけでした。まあ仕方ないですね。お天気も良い日が多く、どこか行きたかったのですが、なかなかでありました。そんな中、６日に家人の実家に行きましたが、その時に中抜けして梅田に行きました。梅田に行くのは、実に久々であります。この街も随分変わりました

それで、お目当ては、中古ＣＤやさんであります。最近（といっても１～２年前ですかね）できたディスク・ユニオン大阪クラシック館に一度行ってみたいということなんですね。近年、日本橋でも梅田でも、中古やさんは、どうも衰退気味（と思いますがいかがですか？）ですが、そんな中、関東の大資本が出店ということは、なかなか見逃せない出来事でありますね。

例のワルティは、かなり充実したお店で、よくお世話になったのですが、少し前に閉店しちゃいました。それ以降は、梅田にもあまり行かなくなりましたので、このディスク・ユニオンさんは、楽しみでもあり期待していたのでありました。場所は、泉の広場から上がって堂山町へ。ホテル大東洋の手前対面。確か以前にＪＪさんがあったビルですねえ。

まずお店は、けっこう広い。2/5がＬＰ、3/5がＣＤかな。ＣＤもかなりあるというか、ワルティの1.5倍強はありそう。いや～びっくり。すごいですねえ。中古やさんの常識を越えた品揃えと言える内容。まず、歌劇のコーナーでプッチーニを見ましたが、それぞれの歌劇には10以上のＣＤがありました。ただ三部作はマゼール盤しかありませんでしたが。激安ＢＯＸもかなりたくさんあり、ＤＧのバーンスタインの２つも、カラヤンのも、ショルティのも、でーんと鎮座されてました。ＳＡＣＤのコーナーもありましたが、これは少々高かった。ＢＣＪのカンタータ全集ＳＡＣＤもありました。19000円ほど。朝比奈さんのコーナーもありましたが、朝比奈さんのは大阪ではけっこう高値が付いていますね。そして、全体的に一枚ものが多く、セット物や全集ものは案外少ないかなと言う気もしました。あくまで比較の問題。で、値段も他店と比べてもかなり安いのでした。私は、現在あまり興味がないのですが、ＬＰもかなりたくさんありました。

それで、今回購入したものですが、
１．シューマン 交響曲全集（2枚 ハイティンク・ＡＣＯ）926円
２．ブラームス 交響曲全集（4枚 ハイティンク・ＡＣＯ）1728円
３．モーツアルト ピアノ協奏曲第5,6番（内田光子・テイト）494円
４．モーツアルト ピアノ協奏曲第11,12番（内田光子・テイト）411円
５．ヘンデル トリオ・ソナタ選集（ホリガー木管アンサンブル）617円
６．ヘンデル 木管楽器のためのソナタ全集（3枚 有田正広、花岡和生 他）1646円
まずハイティンクの交響曲演奏、過日チャイコフスキーを買って、これがよかったので…。内田のモーツアルトは、バラで買っていたのが、これで揃いました。ヘンデルの器楽曲、なかなかないので、見つければ…、ということなどでした。値段的のも安いですね。10％や20％offのものもあり、２と３は20％off、５は10％offでした。いやはや、品揃えもよく、値段も安いので、これはまた行かなければなりません、と思いましたが、梅田にはなかなか行かないからねえ。

そして、帰りに他のお店も行きました。以前によく行った東通りの端のお店は、最近品揃えが少なくなりましたね。岡山の天満屋での中古セールをＧＷ中やっていて、そこに出品されているそうですが、お店は質量ともに見劣りすることは、残念でした。また、他のビルの地下などにある店も、やはり値段が高いですね。地方の小資本のお店が全国展開している巨大資本のお店に対抗できない、という資本主義の鉄則を見たようなことで、一方で寂しい気持ちになりましたねえ。