Andy Chang バイデンと米国の汚職文化

ヒラリーは「ウラニューム・ワン」で汚職

2020/03/12

AC通信 No.777 Andy Chang バイデンと米国の汚職文化 

10日の6州の民主党の初期選挙でバイデンが4州で勝利し、残る二つの州、ノースダコタとワシントン州の結果はまだ出ていないが、現状ではバイデンがサンダースに150人ほどの代議員数で勝っている。この趨勢が続けばバイデンが民主党の大統領候補となる。トランプに勝てるかどうかは別として、民主党はバイデンのウクライナと中国の収賄疑惑を不問にするつもりだ。11月の総選挙まであと230日ある。この230日の間にバイデンの収賄疑惑がどう発展するかはわからないが、共和党が問題にしないはずはない。

アメリカ国民はバイデンの汚職を知っていても彼に投票するだろうか。バイデンが当選すれば米国の威信、信用度はどうなるか。米国の元首や政治家が汚職まみれで世界の汚職国の仲間入りすることを無視できるか。

金が世界の政治を動かすことは確かである。アメリカは国際援助の名義で金や武器をばら撒いて世界のトップリーダーになって居た。おかげで世界の弱小国のリーダーが金で買収されたのは確かである。でもアメリカのトップ政治家が外国の金で買収されたのはオバマ時代になってから起きたことである。はっきり言えば汚職文化を作ったのはオバマ時代のヒラリーとバイデンの二人である。バイデンはオバマの副大統領で、ヒラリーはオバマの国務長官である。

ヒラリーは「ウラニューム・ワン」で汚職を指摘された。ロシアの国家企業ロストロムが米国のウラン採掘権の20%を持つカナダの採掘企業ウラニュームワンを買収した際にヒラリー国務長官が便宜を図ったと言われ、その見返りにウラニュームワンはクリントン財団に多額の献金(1億45000万ドル)をした。ヒラリーも民主党もこれを共和党の政治陰謀だと言って否定したが多額の献金を受けたとしたら収賄は事実である。

バイデンの収賄疑惑は二つある。一つはウクライナ疑惑、もう一つは中国疑惑である。ウクライナでは汚職がひどいことで知られて居た。米国や欧州各国がウクライナに援助した金の行方が不透明なのでオバマがバイデンをウクライナに派遣して調査させた。するとウクライナのガス会社ブリスマが月給83000ドルで息子のハンター・バイデンを会社の首席顧問に招聘した結果、バイデンはウクライナの汚職問題を不問にした。上院では共和党議員がこの問題を調査すると主張しているが民主党議員が躍起になって反対している。

2013年オバマはバイデン副大統領を中国に派遣して中国の東アジアの島々で勝手に埋め立て工事をしているのを中止しようとした。バイデンは息子のハンター同伴で中国を訪問し、十日後に中国は15億ドルでバイデン息子と一緒にBHRパートナーズという合弁会社を作ったと言われる。そしてバイデン副大統領は中国の東アジアの島々における埋め立てを不問にした。金で買収されたのである。

バイデンの汚職は息子のハンターを使って収賄を曖昧にしたのである。外見では息子のハンターが主役だが副大統領が息子を連れて中国を訪問したのは本人に計画的な収賄意図があったと言える。

民主党は社会主義者サンダースではトランプに勝てないと分かっているから全力でバイデンを支持している。でもバイデンを候補者にすれば共和党の汚職追及を逃れはできない。サンダースでもバイデンでもトランプに勝つのは難しい。トランプが選挙に勝てばDeep Stateの犯した罪の追及は続くだろう。

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