「住まい」をホテルに 敷礼金かからず家賃削減で一石二鳥

自分の生活に 合えばいいですけどね

 

「住まい」をホテルに 敷礼金かからず家賃削減で一石二鳥|日刊ゲンダイDIGITAL

 ホテルの利用機会が激減しているが、20~30代の単身者を中心にホテルが住まいの選択肢の一つになりつつあるという。需要減を逆手にとったサービスは、毎月定額でホテルの客室を利用できるというものだ。

「goodroomホテルパス」はエクセルホテル東急、三井ガーデンホテルなどの有名ホテルを含む全国215施設が月々6万9800円から(最高価格帯26万1800円)利用できる。敷金、礼金はかからない。

 このサービスを利用している都内のIT企業に勤める原田佳樹さんに話を聞いた。

「1LDKの賃貸物件で暮らしていましたが、掃除や食事作りが得意ではなく、そうした生活の面倒事にかかる時間を省いて、仕事に集中したいと考えていました。そこで、10月から利用し始めて2カ月ほどが経ちますが、とても快適に暮らせています」

れば夏物衣料、そして本、思い出の品などは倉庫サービスに預けている。また、キッチンがついていないため、食事も外食かコンビニなどで買ってきたもので済ませているという。都心にもかかわらずホテルには温泉施設が備わっているため、帰宅後は温泉で一日の疲れを癒やすのが日課となっている。

「メリットはまず生活にかかわる部分をホテル側が代わりにやってくれるので思い通りの時間の使い方ができている点です。それと、経済的負担も軽くなりました。以前は14万5000円の家賃のほかに光熱費、通信費などが2万円かかっていました。それが今は光熱費、通信費込みで月額12万円。毎月4万~5万円は浮いていることになります」

 ただ、当然、いい面ばかりではない。

「デメリットというほどではありませんが、好きな家具が置けなかったり、ホテルの規定で友達を招いてご飯を食べたりできないところでしょうか」

 しかし、おおむね、今のホテル暮らしに満足しており、来年4月まではこの暮らしを続けると話す。

「現在までの利用者数はサービス開始の6月から10倍ほどまで増えています。単身者の住まいとしてだけでなく、東京への単身赴任の際の利用や次の住まいの入居までの一時利用、そして、自宅に高齢者の家族がいる接客業の方の利用、リモートワークの場としての利用など目的はさまざまです」(「goodroomホテルパス」を運営するgooddaysホールディングス広報の叶田みなみさん)

 14日ごとに違うホテルに移ることが可能な点など、使い勝手のよさも特徴だ。

 今後、契約ホテル数はさらに増えていく予定。コロナをきっかけにホテル暮らしがより身近になりつつある。

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