実は大変なんです……東京都内で600坪以上の大豪邸に住む人たちの「暮らし」と「苦悩」

こういう苦悩ならやってみたい?

実は大変なんです……東京都内で600坪以上の大豪邸に住む人たちの「暮らし」と「苦悩」豪邸生活の意外な現実

「週刊現代」2016年7月16日号

固定資産税が1000万円超

いま欲しいものは、と聞くと意外な答えが返ってきた。「犬ですね。いま玄関で犬を1匹飼っていますが、番犬用に土地の東西にもあと1匹ずつ欲しい。土地が広すぎて、侵入者にも気づけないんです。私の娘なんて、この敷地内で変質者に追いかけられたことがあるほどです」

最近、税務署の方が頻繁にうちに来るようになったんです

「文化財貧乏」という悲劇

東京都主税局によれば、生産緑地の評価額は都内であればどこでも1m2あたり220円(1坪あたり約720円)。仮にここが普通の宅地であった場合、評価額は1坪約200万円なので、実に3000倍近くも固定資産税が違う計算になる。

「生産緑地の場合、相続時も農地評価できる。もちろん、営農しているという条件付きですが。だから、一番神経を使うのは子どもとの関係です。子どもが農家を継ぎたくないと言ったら、この農地が宅地扱いになって、とてもじゃないが支払えない巨額の税金支払いが振りかかってくるわけです。いまのところ子どもは継ぐ気を見せていますが」

実は大変なことが多くて、税金に追い回され、それほど贅沢もできない。それが豪邸生活の意外な現実だった。

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