(読者の声1)ヨーロッパ出張で、本日パリに着き、娘婿のフランス人と食事をしましたが、その際、ちょっと面白い話を聞きました。
先週、近所の中国人がうるさすぎるという事で、隣人が警察に通報、警察官がその家を訪ねたところ、主人が出てきて、肉切り包丁を振り回したか、切りかかってきたため、警官が発砲、主人は亡くなったそうです。
しかし、その家の人によると、主人は丁度調理中で、偶々包丁を持っていただけ、殺すのはひどいと訴え、パリでは中国人による抗議デモが発生、中国マフィアや、例によって中国政府がデモを後押し、ネットでもあおっているとの事で、かなりの騒ぎになっているようです。
日本では全く報じられていないようですが。来訪者を迎えるのに、肉きり包丁をもって出るという方が、非常識と思いますが、根底には、フランスでも評判の悪い中国人に対する厳しい対応が増えているという事でしょうか。
(和魂洋才 田中拝)
(宮崎正弘のコメント)この事件はサウスチャイナモーニングや在米の「多維新」などにでていました。写真入りで大きくでたので、てっきり日本でも報じられたと思いこんで、小誌では採り上げませんでした。
(読者の声2)貴誌前号投書欄(その1)にフランスで中国人の包丁男にフランス警察が発砲、これが切っ掛けとなってパリに住む中国人の抗議デモとなった、とありましたが、宮崎先生の新刊『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず潰される』(徳間書店)の139pによれば、昨年6月、パリで「中国人は出て行け」と叫ぶフランス人のデモが13000名参加で行われたとあります。
わたしの住む浦和や隣の川口市でも中国人が大量に団地に入り込み、廊下に排便、分別ゴミは仕分けない、夜中に騒ぐなど、たいへんな問題となっているのですが、日本のマスコミは殆ど書きません。
移民排斥を訴えるルペンが次期大統領となれば、フランスから中国人はいなくなるのではないでしょうか?
(HI生、浦和)
(宮崎正弘のコメント)ルペンが大統領に当選するには多くの障害がありますが、すくなくとも次期仏蘭西大統領はルペンの得票、その世論の変化を無視できませんから、政策を変更する必要が出てくるでしょう。
いまのオランド大統領は左翼ですが、治安対策でやっていることはルペンの主張を組み入れていますし。