福田と小沢は、党首会談の時がほとんど初対面だった

上杉隆
「政界」に脈々と続く「角福戦争」の遺恨

そんなライバル関係にある福田と小沢だが、思わぬ「接近」を果たしたのが、十一月の党首会談であった・・・・「大連立」騒動の影に隠れたが、これこそが最大の謎である。二人をよく知る関係者が解説する。
「実は福田と小沢は、党首会談の時がほとんど初対面だった。福田の初当選の時、小沢は自民党幹事長。地位も立場も、天と地の違いがあった。会話などとんでもない話だ。せいぜいあいさつ程度。実際、最初の党首会談の冒頭、福田は小沢に対して『初めまして』といったんだ。本気かどうかは知らないがね」
 初対面に近かったからこそ、お互いの本性を知らずに急接近を果たすことができた。それがあの党首会談の真相だったのではないか。

そうだったんだ
だからどうしたって?
ただそれだけですが・・・
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