ヒラリー・クリントンの行く手に落ちた影

古森義久
ヒラリー・クリントンの行く手に落ちた影

ヒラリー女史は従来は超リベラルな政策への信奉で知られていた。この場合のリベラルとは「大きな政府」「大きな社会福祉」「増税、特に高所得層への高率課税」「民間への政府の介入」「社会問題での自由放任志向」「軍事や安保の優先順位の低さ」というような政策傾向である。
米国では医療保険の全部を政府が背負うという国民皆保険の構想は超リベラルとされる。
子供を育てるのはビレジ（共同体）がよい
石油企業の一部は国有化して、その利益を国民に還元すべきだ
わたしは家庭でクッキーを焼いて、満足しているような女性ではありません
「癒し」こそがヒラリー女史には欠ける資質
180度の大転回をした対イラク政策