室蘭ノスタルジィ…その３

イタンキ浜です。


ここにも語り尽くせぬ思い出が
いっぱいあるのですが…。


昨日ブログした
胡亜羅中学生事件(!?)の４人組で
ここを訪れたことがあります。


高校１年の、遠足…みたいな行事の…
とにかく、普通の授業の日ではなく、
おやつとか水筒とか持っていた日のこと。


まっすぐ帰らず
４人でこの浜まで歩いて行き、
砂浜に敷物を敷いて座りました。


潮風が気持ちよかったけれど
結局は景色など二の次でお喋り三昧。
見た目だけじゃなく
中身も子供っぽかったってことか…


まぁ、話ができればよかっただけなのに、
よくぞイタンキまで歩いたものです。
その労力、
今じゃ考えられません。
(;￣ー￣)


で、一人がバッグの中から
「これ食べよう」って
コメッコを出しました。


（あれっ、コメッコって今でもある…？
三角形の、軽いお煎餅スナックです。）


わーい♪って、それを真ん中に置いて
食べながらまたお喋り。


そこへ突然、大きな波が寄せてきました。


ここはぜ～ったい大丈夫！って
自信を持って陣取っていた私たちのところまで
余裕でやってくる勢いです。


「あ～～来る来るっ！」
「いや～ん！」


って、すぐ立ち上がって逃げました。


それぞれバッグを抱えて、
二人くらいで敷物を引きずって…


「あれ？コメッコは？」
「誰持ったの？」


…いえ、誰も持ちませんで…。


見ると、
引いてゆく波といっしょに
箱と、箱から出た可愛い三角たちが
ユラユラ～ス～～って感じで
流れていってしまいました。


その様子がもう
おかしくて、おかしくて…
ほら、おこちゃまな私たちでしたし、
１時間くらいは笑い転げていたかも。
ヾ(≧∇≦*)ゝ


以来、私たちはそれを
『コメッコ事件』と呼んで
思い出す度に笑いました。
…どこまで引っぱるんじゃ。
ってくらい。





今回は
mameちゃんとここを歩き
「コメッコ事件あったね～♪」
と、穏やかに微笑みながら話しました。


オトナになったなぁ～！
(; ￣▽￣)








晴れていたけれど、
どこか寒い青という印象の海。


でも、これがいい。


この色がまさに、
私の思い出の中にある
イタンキ浜なんです。