19の秋。
その頃は、歌うことは趣味として、
当時の市内にあった録音スタジオに行って
レコーディングの勉強をさせてもらっていました。
ある日、ディレクターさんから
南3西6にあった出版会社に打ち合わせに呼ばれました。
でも、たまたま時間より早く着いたので、どなたもおらず…。
どこかで時間を潰そうかな〜と思ってあたりを歩いたら
3条通り沿い西5丁目に偶然見つけた、
『Do』という名前の小さな喫茶店。
中に入ってコーヒーを注文しました。
店にはお客はたまたま私ひとり。
マスターさんはなぜかチラチラと私をうかがっている様子。
そして、突然、
「この店どう?アルバイトしない?」
えーーーっ!?
たまたま人手が欲しかったマスターと
偶然見つけて恐る恐るお店に入り
明るい雰囲気とコーヒーのおいしさにホッとした表情をしていた私。
週3日程度ならできる状況だったのと
もちろんもっと収入が欲しかったのと
あとは若さゆえの思い切り。
未知の水商売への興味も手伝って。
承諾しました。
そんな成り行きで始まったアルバイト。
ある日、
休憩を取りに来た白い割烹着の男性。
向かいのお寿司屋さんで働いている人でした。
まずは軽いお喋り。
どんな音楽好きなの〜?
と聞かれて、
「クイーンとか。」
「えーそうなの?オレも大好きだよ!」
そしてどんどん話が弾んでしまいました。
もっともっと音楽の話。そしてバンドの話。
「今度バンドのライブにおいでよー!
オレ、あきのぶです!」
あの日、いくつものたまたま偶然があったおかげで出会えたあきのぶさんは、
当時の札幌のハードロックバンドの中で有名な『 一文字』のドラマーでした。
経営されていたディオールというライブハウスはもうたたんでいましたが、
復活ライブでお邪魔させてもらえました。
私はとにかく、あきのぶさんのお人柄が好きで
時々連絡をとっては飲みに連れて行ってもらって
いろんなお話を聞かせてもらいました。
ノンジャンルで音楽を愛していて
オリジナル曲も多数。
時折、ライブをご一緒させてもらえるようになりました。
あきのぶさんの周りのプレイヤーさんは凄い方ばかりで、
私も自分なりのスタイルを作ってゆかなければと
いつも気持ちを奮わせてもらいました。
それから長〜〜〜い歳月。
どれだけお世話になったことでしょう。
ご無沙汰の時も、いつも心の軸の中にあきのぶさんはいて、
支えの存在でした。
たまのコラボやヘルプでも、
あきのぶさんのドラムで歌えるなら、
たとえ1小節しか出番がないコーラスでもいいって
いつも思ってきました。
奥様と愛犬アトムくんと我が家に遊びに来てくれたこともありました。
思い出します。いっぱいいっぱい。
備忘録で続けているこのブログにも
たくさん登場してくれています。
あの時も……この時も‥‥
いつもいつも!私は本当に楽しかった!!!
思いついた幾つかのリンク。
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20080901
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20081026
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20081207
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20081231
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20090208
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20110808
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20110917
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20120807
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20120904
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20120906
もうご一緒させていただけないのが本当に残念です。
そして、危なげな偶然が重なってご縁をいただけたこと、
本当に本当に幸せでした。
一生懸命ではあったけれど気持ちばかりが先走りで
薄っぺらだったあの頃のコドモの私の日々を
あきのぶさんが宝物に思わせてくれました。
Moon Shiny ができて、続いてこられたのも
現在お仕事でたくさんの方達の温かさをいただいているのも
あの原点があったからです。
心から
心の底から申し上げます。
あきのぶさん。
本当にありがとうございました!!!
どうか 安らかに………
「みっこちゃん、これ歌ってってよ」
とくださった曲
Love Me Forever
はい。
ずっとずっと……。
昨日のお通夜
今日の告別式
終わりました。
祭壇の写真。
とってもステキでした。
あきのぶさんの全てが表れている表情でした。
お仲間がシェアされていたので
私もアップさせていただきます。
今日の告別式の帰り道、
信号待ちで。
老夫婦が手をつないで
穏やかなお顔でゆっくり歩いていました。
あきのぶさんの奥様は
こんな場面が来ることを信じてこられただろうと思ったら
涙が溢れて止められなくなってしまいました。
誰にでも終わりはあるけれど、
こんなに早く訪れるなんて。。。
やっぱり
悲しすぎます。。。
でも。
受け入れなければ。
頑張ろう。
おかげさまで、ここまで来られました。
だから
これからも。
できる限り。
その頃は、歌うことは趣味として、
当時の市内にあった録音スタジオに行って
レコーディングの勉強をさせてもらっていました。
ある日、ディレクターさんから
南3西6にあった出版会社に打ち合わせに呼ばれました。
でも、たまたま時間より早く着いたので、どなたもおらず…。
どこかで時間を潰そうかな〜と思ってあたりを歩いたら
3条通り沿い西5丁目に偶然見つけた、
『Do』という名前の小さな喫茶店。
中に入ってコーヒーを注文しました。
店にはお客はたまたま私ひとり。
マスターさんはなぜかチラチラと私をうかがっている様子。
そして、突然、
「この店どう?アルバイトしない?」
えーーーっ!?
たまたま人手が欲しかったマスターと
偶然見つけて恐る恐るお店に入り
明るい雰囲気とコーヒーのおいしさにホッとした表情をしていた私。
週3日程度ならできる状況だったのと
もちろんもっと収入が欲しかったのと
あとは若さゆえの思い切り。
未知の水商売への興味も手伝って。
承諾しました。
そんな成り行きで始まったアルバイト。
ある日、
休憩を取りに来た白い割烹着の男性。
向かいのお寿司屋さんで働いている人でした。
まずは軽いお喋り。
どんな音楽好きなの〜?
と聞かれて、
「クイーンとか。」
「えーそうなの?オレも大好きだよ!」
そしてどんどん話が弾んでしまいました。
もっともっと音楽の話。そしてバンドの話。
「今度バンドのライブにおいでよー!
オレ、あきのぶです!」
あの日、いくつものたまたま偶然があったおかげで出会えたあきのぶさんは、
当時の札幌のハードロックバンドの中で有名な『 一文字』のドラマーでした。
経営されていたディオールというライブハウスはもうたたんでいましたが、
復活ライブでお邪魔させてもらえました。
私はとにかく、あきのぶさんのお人柄が好きで
時々連絡をとっては飲みに連れて行ってもらって
いろんなお話を聞かせてもらいました。
ノンジャンルで音楽を愛していて
オリジナル曲も多数。
時折、ライブをご一緒させてもらえるようになりました。
あきのぶさんの周りのプレイヤーさんは凄い方ばかりで、
私も自分なりのスタイルを作ってゆかなければと
いつも気持ちを奮わせてもらいました。
それから長〜〜〜い歳月。
どれだけお世話になったことでしょう。
ご無沙汰の時も、いつも心の軸の中にあきのぶさんはいて、
支えの存在でした。
たまのコラボやヘルプでも、
あきのぶさんのドラムで歌えるなら、
たとえ1小節しか出番がないコーラスでもいいって
いつも思ってきました。
奥様と愛犬アトムくんと我が家に遊びに来てくれたこともありました。
思い出します。いっぱいいっぱい。
備忘録で続けているこのブログにも
たくさん登場してくれています。
あの時も……この時も‥‥
いつもいつも!私は本当に楽しかった!!!
思いついた幾つかのリンク。
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20080901
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20081026
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20081207
http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20081231
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http://blog.goo.ne.jp/mikikocean/d/20120906
もうご一緒させていただけないのが本当に残念です。
そして、危なげな偶然が重なってご縁をいただけたこと、
本当に本当に幸せでした。
一生懸命ではあったけれど気持ちばかりが先走りで
薄っぺらだったあの頃のコドモの私の日々を
あきのぶさんが宝物に思わせてくれました。
Moon Shiny ができて、続いてこられたのも
現在お仕事でたくさんの方達の温かさをいただいているのも
あの原点があったからです。
心から
心の底から申し上げます。
あきのぶさん。
本当にありがとうございました!!!
どうか 安らかに………
「みっこちゃん、これ歌ってってよ」
とくださった曲
Love Me Forever
はい。
ずっとずっと……。
昨日のお通夜
今日の告別式
終わりました。
祭壇の写真。
とってもステキでした。
あきのぶさんの全てが表れている表情でした。
お仲間がシェアされていたので
私もアップさせていただきます。
今日の告別式の帰り道、
信号待ちで。
老夫婦が手をつないで
穏やかなお顔でゆっくり歩いていました。
あきのぶさんの奥様は
こんな場面が来ることを信じてこられただろうと思ったら
涙が溢れて止められなくなってしまいました。
誰にでも終わりはあるけれど、
こんなに早く訪れるなんて。。。
やっぱり
悲しすぎます。。。
でも。
受け入れなければ。
頑張ろう。
おかげさまで、ここまで来られました。
だから
これからも。
できる限り。
優しくて温かくて
演奏していても何かほっとする
みんなが大好きな曲でした。
みきこさん、歌い続けてくださいね。
あきのぶさんのご冥福を心よりお祈りします。
コメントをありがとうございました!!
嬉しいです。
MINTSIDE時代もたくさん演奏した
Love Me Forever
ミディアムで気持ちの良い8ビート。
歌い続けます。
あきのぶさん、このコメントを読んで、きっと喜んでいるでしょうね。
本当にありがとう……💐💐💐