残り全部バケーション (集英社文庫) | |
伊坂 幸太郎 | |
集英社 |
伊坂作品。
今回も楽しく読ませていただきました♪
連作短編集というのでしょうか。
それぞれ違ったテーマの話が
繋がりをもっていたという…。
時制が行ったり来たり。
謎が残るのに爽快感。
あちらこちらに張られている伏線、
拾い集めながらワクワク読み進め、
そして最後には合点。
淡々と、軽く、あははと笑いながら
人生の切なさや哀しさも。
読み終わった次の瞬間、
また最初から最後まで読み通しました。
「その時はどこかでずっとバケーションでも満喫してやる。
俺の人生、残りは夏休みだ。宿題なしでな。」
いいなぁ〜それ🌺🍹
「飛んでも8分、歩いて10分」
なんて言葉、、、流行ったことありましたっけ…?
よくわかりませんが、
「飛べてもその差2分しかないじゃないですか」
「飛んでも8分。歩けば10分。メールは一瞬。
だとしても、飛べるなら飛ぶべきだ。
そんな経験、しなきゃ損だろ。」
そこはなんだかとっても〜😊
ラストは伊坂らしさいっぱいです。
(*^_^*)