☆愛猫ココノスケ親ばか日記♪

約15年間家族の心を支え続けたキジネコ
ココ嬢の声はもう聞こえないけど
飼い主が思い出を綴ります

ミッシェル・ルグランさん、ありがとう

2019年01月27日 | 本 / 音楽 / 映画
好きな映画音楽の中に、この人の作品が結構たくさんあります。

「シェルブールの雨傘」
カトリーヌ・ドヌーヴ主演の音楽映画。
台詞が全部「歌」なのです。
『1000年だってあなたを待つわ』という有名な曲がメインテーマ曲。
最後、ガソリンスタンドで頼むシーンの台詞『満タンで』まで歌なのです。
ミュージカルよりオペラに近いけど歌が自然と台詞に馴染んでいます。

「ロシュフォールの恋人たち」
フランスの港町の恋人たちのお話(ミュージカル)
これにもカトリーヌ・ドヌーヴがやはり女優である実の姉と双子の役で出演。
バレエを教えているふたりのファッションが可愛かったなあ。
今は監督となったジャック・ぺランが初々しい水兵役。
音楽もジャスっぽいものやポップな感じの曲があって心躍るもの♪
フランスの爽やかな風を映画館で感じるほど痺れた作品。

「思い出の夏」
ストーリーはとてもシンプルだけど、思春期の男の子の憧れと切なさ、
美しい女性の哀しみを表現するのに、このテーマソングが果たした役割は
すごく大きいと感じた作品。
ちょっとけだるいメロディが流れただけで、胸がキュッとなる。
はるか昔、映画館で観た時のナレーション(男の子が大人になって声だけで回想する設定)と
年上の女性の住んでいた海辺の家が今でも印象に残っている。
(原題名="THE SUMMER OF '42")


他にもルグラン氏はたくさん作曲しました。
きれいなメロディラインで、切なくて優しくて大好きです。

ヘンリー・マンシーニ(「ティファニーで朝食を」の『ムーンリバー』)や
エンニオ・モリコーネ(「夕陽のガンマン」「ニューシネマ・パラダイス」)
の方々と共に、映画音楽と言えばこの人、というくらい脳裏に染み付いています。

胸を熱くしてくれる音楽を生み出して下さったミッシェル・ルグランさん
ありがとうございました。そして、さようなら。

--- 1月26日 パリにて亡くなられました 86歳でした ---


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2 コメント

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Unknown (ねね)
2019-01-30 09:16:47
ねねの母さんのつぶやき

すごい!ココちゃんのお母さんって映画通だったのですね!
胸がキュッとなんて素敵。
私は、映画は知らないけれど、音楽だけにうっとりかなぁ。
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ねねちゃん&ねね母さん (ココの母)
2019-01-30 17:00:22
ねねちゃん、ねね母さん、こんにちは~(^-^)
つぶやきをありがとう♪

「映画通」だなんて、照れちゃいますぅ(*´ω`)
ただ、映画は若い頃からずっと好きでした♪
高校生の時は、学校に内緒で映画館でバイトしてたんですよ(´艸`*)

ねね母さんに、音楽を聴いてもらってウレシイなあ。
「うっとり」してくれてありがとうm(__)m
ルグランさんも喜んでいるわ、きっと☆

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