オヤシラズ？

おかあさんのお口の中には、
もともと４本の「オヤシラズ」がありました。
オヤシラズ（親知らず）、乳歯がなかった８番目の歯です。

《ここからは、おかあさんのお話》

左下の８番目の歯は埋没歯といって、
歯茎から生えないまま中にいる歯でした。
時々、体調が悪くなるとその歯の周辺も腫れるので
結局、切開して抜きました。
まだうら若き？２０歳の頃でした。
抜いたあとに、高熱が出て腫れもひどかったのでした。

左上の親知らずは、おととし
かかりつけの歯医者さんで
虫歯になってるから、と説得されて
結局抜きました。
なかなか血が止まらなかった・・・。

で、先月、右上の親知らずに詰めたものが欠けたので
それを治してもらいたくて歯医者さんに行ったところ
「あー、もう抜いた方がいいですねえ」と
軽く言われたのですが、
そこでは抜いてもらえず、
総合病院の口腔外科の紹介状を書いてくれました。
いろんなお薬を飲んでるし、
何かあったら大変だから、ということかしら？

そんなこと言われると、
かなりネガティブな妄想をしてしまう・・・。
（この歯は右奥ののどにすごく近いので、
ほっぺの外から切られるのだろうか、とか
帰りの電車で気を失ったらどうしよう、とか）

そんな妄想を振り払いながら総合病院へ。
呼ばれて中に入って、麻酔の注射を打たれて、
（先生は『ごめんねー』と言いながらも
ギューーーーッと注射を２か所に打ち続ける）
お口だけが出るように穴のあいた布を
顔にかぶせられて、抜歯が始まりました。
な、なんと、麻酔を打たれたら今までだと、
数分間はそのまま麻酔が効くまで待つのに、
すぐに抜歯作業が始まりました！
かなり強い麻酔なのでしょうか、すぐに効いてはいましたが。

どんな器具を使って抜いているかも見えず
その方が不安感はないけど、
何かドライバーみたいなのでグリグリと歯を動かして、
『ハイ、もう抜けますよ～』と軽くおっしゃる。
えーーーーーーー？速ーい。

診療台に乗ってから、約１０分で終了。
拍子抜けしてしまった・・・・。
先生は、『この歯、どうします？もうボロボロだから要らないでしょ？』
と軽～くおっしゃる。
『ハイ』と返事はしましたが、
ン十年も付き合った歯ですよ～。


抗生物質と痛み止めのお薬を処方してもらって
薬局へ行く。
そこで、またまたドヂを・・・。
椅子があると思って、後ろに下がって座ろうとしたら、
椅子は存在せず、ひっくり返ってしまいました。
ボーーーッとしていたせいです。
薬剤師さんが助けてくれました。
頭を打たなくてよかった～。
これ以上、アホになったら大変ですものね。

麻酔は鼻の中や目の周辺までに効いていて
しびれていました。そのせい？

２時間くらいしたら、麻酔が切れて
痛みが出てきたけど、大丈夫です。
無事に終わってよかったー。

次の日は消毒に行きました。
来週にもう一度、診察に行きます。

　
ところで・・・
ネコにもオヤシラズってあるのかな？