かたつむり

なんちゃってマクロビオティック生活をしながら日々思うことを書いていきます。

蒸しパン

2006年10月06日 07時29分15秒 | たべもの
昨日は、ホットケーキの素の賞味期限が迫っていたので蒸しパンを作りました。ホットケーキの素を水や豆乳で溶いて、梅酢(重曹のはたらきを活性化するため)を少し加えて甘みにドライレーズンを入れ、カップに入れて10分ほど蒸し(うちの蒸し器は短い時間でできるので、普通は15分ほどでしょう)、竹串を刺してみて何もついてこなかったらできあがり。

しかしこのホットケーキの素、原材料は小麦粉、塩、重曹だけなのです。ということは蒸しパンは自分で一から材料を混ぜ合わせて作れるってことなのね。手作りすれば、市販のホットケーキの素に入っているあの多量の添加物から一切解放されるのですね。しかも国内産の小麦でできるし。

私はマニュアル人間だったので、こうやって目分量で自分で考えて食べ物を作ることなどこれまでほとんどなかったのです(要するに、何でも本を見てそのとおりに作る、ということです)。アレンジして自分の味を作ってしまえるかたを見ると、いいなーと思っていたのですが・・・思い出してみると、うちの母は市販のホットケーキの素でホットケーキを作るときも、「泡だて器でかき混ぜるって書いてあるから」と泡だて器を出してきて、「ぬれ布巾で冷やすって書いてあるから」とフライパンを冷やして、マニュアルどおりにきちっと作っていました。

持って生まれた性格というよりもむしろ、育ちの影響なのですね。

だからと言って母の生きかたを否定するつもりは全然ありませんし、愛情をいっぱいかけて育ててくれた母には本当に感謝をしています。

ただ・・・いくら育ちの影響が大きくても、人間はいつからでも変われるんだなあ、と今になって思います。私達は自分が思っているよりもずっと自由です!

たかが蒸しパンの話から、ちょっと広げすぎましたかねぇ(笑)。