およいの４周忌

毎年暮れにはお正月のお花になってしまい　自分好みのアレンジが出来なくなるのをようやく学習した。

去年までは３１日にお花を買いに行くと菊とか松しかなくて愕然としたんだよね～。

だから２９日ならなんとか間に合うだろうと買いに行った。駅ビルの大きなお花屋さんだから通常のお花は並んでいたけど

ほぼ半数がお正月のお花やそれっぽいブーケ用のお花で占められていた。

確かおよいの棺には春のお花畑をイメージした可愛らしいブーケを入れてあげたのはどうしてだったんだろう・・・。

そおか、新年あけてからの葬儀になってしまったからお花屋さんも色とりどりのお花が揃っていたんだわ・・・。

昨夜の深夜（変な日本語？）　およいの４年前を思い出していた。４年前の今頃夜中の１時は、酸素室でおよいは苦しかったよね・・・。

時計とおよいと動物用救急車の電話番号を見つめていたな・・・気持ちが入り込む。

ダンナもモリシーたちも寝静まり、一人リビングで時計を見ていると・・・・

何かが周りを飛んでいる。目は透明ななにかを見ているんだけど　目を凝らしても見えない。

でも、なにかをわたしは見ている！と気づくと今まで体験したことがないくらい激しい鳥肌が立って、その状況が怖くなった。

でも、周りにいる何かが怖いものではなく、異質なものに体が反応している事が怖かった。でも、暖かく感じた。

ここはおよいだと解釈するのが妥当なんだろうな。

金縛りにあっているようでもないから　体は動くのでおよいの写真に手を合わせて　そそくさと寝た。

チビモリたちの誕生した日とおよいが旅立った日。

生を喜ぶ日と死を悲しむ日。

生きているっていいよね。

他の犬に吠える事くらいどうでもいいわ、噛みに行くわけでもあるまいし元気でいてくれて　生きている間楽しく過ごせればいいわよ。

他の犬との接触なんてほんの数秒だし、ほとんどの時間は家族といる時間だもの。

吠えたからってイライラ過ごすなんてモッタイナイ！！

もう少しで　マジで吹っ切れそうだわアタシ！！

さっ！およいが旅立った午後２時３０分に間に合うようにお寺に行こう。

雨が降らなきゃいいなあ。歩いて行きたいからね。では、行って来ま～す