しっぽを上げていこう!

ブリュッセルグリフォン親子4頭と暮らす日常

再び立って歩くまで!

2020年07月25日 | 遠隔ヒーリング

お久しぶりです。
クライアントさんのご了承の上、シェアさせていただきます。




原因不明で徐々に元気.食欲が失われ余命宣告を受けた
トイプードルRちゃんのお話し。

「病気が深刻な状況で生命がいつ終わってもおかしくは無い紙一重えな感じで過ごしています。
本人の気持ちと状態がマッチしていない事、これからの事を話たいです。」
アニマルコミュニケーションのご依頼でした。

病気で治療中で昏睡に近い状態であるなら繋がるのはたやすいことではないだろうと感じましたが、飼い主さんとのこの世での大切な時間です。
精一杯やらせて頂こうとお引き受けしました。

セッションはテレビ電話で始めました。
Rちゃんをカメラで写して頂き、飼い主さんとお話ししながら想念を受け取ります。

「お散歩に行きたい。」
匂いを嗅ぎなら歩くのが大好きな様子を見せてくれます。
森、自然、車でのお出かけ、風を受けて乗るのが好き、どこへ連れて行ってくれるのかワクワク感がたまらない!!
でも、最近楽しい所へ行っていない。すぐ体が重くなってすぐ眠くなってしまう。
行く所は怖い所(病院の事)ばかり。
これらの情報は飼い主さんもよくご存知の様子です。
他に聞き出したい事がおありの様子です。
頻繁におっしゃる言葉、このまま食事も取らない、強制給餌をしても吐いてしまう、トイレには何とか自力で行けるけどほぼ寝たきりの状態では介護で付きっきりでいるのにも限界があるので、今後どうしたいのか、生きたいのか、それともこのまま逝ってしまいたいのか、食べてくれたら体力も回復して治療のやりようもあるのだけれど…。

この言葉をRちゃんが聞いてから、コンタクトが途切れてしまいました。

確かに人は仕事があるので当然湧いてくるお気持ちです。
しかし、この飼い主さんの疑問を受け取り答えられる状態ではない事、動物には自殺願望はない事、飼い主さんといつも一緒にいることを望み、愛し愛されることを望んでいる事をお伝えしました。
それを見れば必然と生きたいと思っていると判断できます。
その生きるための食事が出来ないのは肉体に問題があるわけで
今この2人に必要なのはアニマルコミュニケーションではなくヒーリングです。
Rちゃんの飼い主さんはヒーリングの覚えがあるらしく、ご自分がヒーリングをすると嫌がって逃げていくのでヒーリングは必要がないとお考えのようでした。
しかし、第三者が行うことは大きなメリットがあります。
それは、希望、要望、心配のエネルギーがないナチュラルなエネルギーを受け取る事ができる。
これはわたし自身にも当てはまる事柄です。
我が子へのヒーリングを行うときには、クライアントさんへヒーリングをおこなう以上に自分を整えてから望みます。
人の想念は皆さんの想像以上に強いため、心配や焦りはそのまま受取手に伝わり、逆効果になります。
そして過剰な愛情は「呪い」と言い切っても大袈裟ではありません。
なので、飼い主さんなら当然の心配や愛情は病気真っ只中のRちゃんにはキツかったのでしょう。
Rちゃんがぐっすり眠ってしまったので翌日にトライして見ることにしてその日は終了しました。

その後、何か伝わってくるかとRちゃんに遠隔で触れて見ることにしました。
すると、余命宣告された割にはしっかりとしたエネルギーを感じました。
病気のエネルギーでしっかりと包み込まれていて、Rちゃんがその重い肉体に閉じ込められているため想念を受け取る事が困難である事が感じ取られました。

翌日、アニマルコミュニケーションを再度試みましたが、繋がる事はできません、と言うより可哀想でした。
ここで、ご依頼をお断りしました。
他に出来る方がいるかもしれません、わたしには出来ませんと。
昨夜実は遠隔で繋がり、ヒーリングをしたことを伝えた所、朝方と夕方に良いウンチが出ていたことを教えてくれました。
ヒーリング効果があるなら、今回のセッションは遠隔ヒーリングとしてお受けして、明日もう一度ヒーリングを受けませんか?とお話ししたら快諾してくれました。

ヒーリングの翌日、細やかなフィードバックをくださいましたので、その一部を抜粋してシェアします。
「おはようございます。久々に私も犬も朝までゆっくり寝られました。小さなうんこを夜していました。朝はおしっこもきちんと出てました。
昨日はあれから一度吐いてしまいましたが、今は落ち着いているみたいです。
〜中略〜
客観的な立ち位置から見てもらえて、自分と犬との繋がり方も何となく把握できたので良かったです。何より体が戻って来てくれた事が何より嬉しいです。ありがとうございました!
このご縁を繋げてくれた友人にも感謝です。」

2回目のヒーリングもご希望されて、その後のメッセージです。

「本日も少しずつ体調が上がってきております。
ご飯も量が増やせるようになってきたので、体重を増やせればと思います。色々ありがとうございました。」

ヒーリングの効果は人それぞれ、動物さんもそれぞれ、状態や環境、良くなりたいと切望することなど、関係する事で結果が違います。
全てオリジナルです、一つとして同じ内容はありません。
大事なこと。
ヒーリングは医療行為ではありません。
そして、希望される通りの方向へ行くとお約束できる性質のものでもありません。
どう言うことかと言うと、命の火が尽きようとしている子を元気に蘇ることでもないと言うことです。
今回のRちゃんがいい事例だと思います。
わたしはRちゃんへのヒーリングをしましたが、ヒーリングエネルギーは飼い主さんへも流れて行きました。
緊張と不安にさらている飼い主さんも必要としていたから届いたのです。
そしてそして、わたしはただのパイプ役であると言うこと。
これからもその学びをしていきます。










        


コメント
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