しっぽを上げていこう!

ブリュッセルグリフォン親子4頭と暮らす日常

知らないでいること、知るということ

2019年02月04日 | 健康・病院など

わたしの大切にしていた先代犬が6歳の時にこの記事にある斜頚を発症しました。13歳になるまでの約6年間、斜頚を発症しては緊急入退院を繰り返していました。

今度セミナーで講師をお願いした獣医師西依先生に先代犬が12歳の頃に廻り合い、鍼灸治療を受けました。

初診で開口一番、「この病気歴でよくここまで生きてこられましたね、頑張ったね」

それから、半年間一日おき通いました。

初めての鍼灸治療を承っおよいは、帰りのキャリーバッグの中で信じられないくらいの重さになるくらい、脱力し解放され久しぶりの熟睡をしました。

その時、キャリーバッグの重みはわたしの腕に染み込んでいます。


それから、16歳10ヵ月の寿命を終えるまで斜頚は2度と発症することはありませんでした。

個人差は当然あります。しかしながら言い切るにはちゃんとした理念があります。それは、東洋医学には「治癒する」ことが可能だからです。

治らないことはあります。しかし、治ることがあります。

2月27日のセミナーで登壇をお願いしている西依院長が講師をされている日本獣医中医薬学院の記事をシェアします。

 『昨日午前中は、ボランティア実習二年生が、自分のアメファジちゃんを治療で連れて来られました!

ウサギさんは、ほぼ100%EZに感染してると考えて良いでしょう。エンセで斜頸が出た場合、経験から虹膜の前頭から小脳にかけてに、球結膜から血線が多数入り込みます。

急性期ほど、赤味が強く、太く、多数でます。
漠ちゃんは、右斜頸で右眼にその痕跡の血線がありました!(私が瞼を開けてたから、写メしてません、だれか、取ったひとアップして!)
半年くらい経ってるので脈は取れないくらい、沈み伏微脈。気持ちも、気血も深ーく落ち込み、気の巡りも滞り気味。
かわいそうに、仲良し兄弟ウサギさんが亡くなってからとの事
処方は、大椎、百会、心兪-,腎兪+,十字灸
左三里置針しつつ、左耳こちょこちょ&グリグリ
気持ちよくて、左脚で左にクビ傾けながら、かいかい、顔洗ったら首の傾きがマシに!
終了後は、食糞したりして、まったり飼い主さんが、実習終わるまで待ってました!
元気に、しっかり頑張るんだよ、残されたものは!校長先生も死ぬまで頑張って生きる!』

近所の人に紹介したら、めくりめぐって他の飼い主さんに「高井戸にね、いい動物病院があるのよ」って、紹介してもらうほどになりました。

今では必要とされる人が増えて、予約がとれにくい状況になってしまっています。

その点では誰にも教えたくない動物病院ですが、ここに行くか行かないかの選択は飼い主さん次第なので、知らないで選ばないのではなく、知っているけど行かない選択の方がいいと思いました。

なので、オススメしときます。

コメント
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