覆面取材を何日も重ね、ようやくどこを取材・撮影するかが決定。
しかし締切は迫っているし、慌ただしくアポイントを取るが、まずは広報へ、という予測通りの展開。
紙で残したいので取材の企画書をまずは送ってもらってから検討しますとなる。
店側の都合を予め聞いたら、土日は満杯になるので、取材などは困る、ということになった。
となると実際に行けるとしても2日間ほどの中で決めなきゃいけない。
しかし、その片方の日程は、既に別な取材を入れているので、となるとたった1日で2ヶ所の取材をせねばならなくなってしまった。
しかも、両方とも、営業時間外で、と考えているものだから、たった3時間の中で、フレンチなどのフルコースの料理写真を撮影せねばならないという強行軍。
他に周辺の撮影もあるだけに、どう考えたって綱渡り。
移動時間はたった20分程度しかない計算。
そしてこれが一番大変だったのだけど、なんと料理はフィルムで撮影、ということなのだ。
今どきリバーサルを撮るとは思ってもいなかった。フィルムカメラは処分するつもりだったが、急ぐ理由もないということで、たまたま残していた。
手持ちの35ミリもしくはハッセルの6x6で撮れば済むのだけど、問題はカメラボディじゃない。デジカメと違って、あとから色温度の変更は出来ないので、当然のことながら美味しそうに料理を見せるためには、色温度のフィルターが必要となるのだ。
ということは、そのフィルターフォルダーも必要。
リバーサルフィルムだけに、露出をきっちりと計らねばならないので、露出系も…。
フィルムというだけで、こうしてあれやこれやと必要なものが多くなってしまった。
それでなくても、きちんとした料理写真を撮影しようとすると、ライティング機材がかなりな量になる。
まずデュフューザーで料理を囲ってからライティングするため、幅2メートルほどのデュフューザー。それを支えるため、伸縮するアーム付きのスタンドが両サイドにいるので2本。メインのライトを斜め奥上から当てるため、重り付きアームと、それを支えるスタンドも1本。
メインのライトは、大型ストロボでは更に重くなってしまうので、あれこれ考えた。
クリップオンストロボを使っては、深い被写界深度が稼げるほどには光量が無い。
蛍光灯式のライトを使う手もあるが、当然、大光量のものじゃないので長時間露光でないと奥までピントを合わせられない。となると、リバーサルフィルムだと色転びが懸念される。
結局は、一体式のストロボを使用することにした。
早めに現場に着いて、出来るだけ撮影時間を稼げるように、と思ったのだが、料理撮影は個室で、ということで、その個室にはまだ客が…。
14時過ぎから撮影予定だったのに、客が退席して片付けが終わって、部屋に入ってもいいとなったのが、なんと15時過ぎ。
次の取材先との約束は15時半頃だから、もうどう考えても間に合わない。
バタバタと用意してサッサと撮影して、慌てて移動。
着いたら16時。
フゥ~。
今度は夕闇との時間の勝負。
料理撮影後、両方の場所でライトアップした建物などを撮り廻らねばならないのだ。
真っ暗になってしまっては写真的にも余りにも寂しい。
出来ればその前に撮りたいのだ。
今どきなら18時半頃までが限度。
そうすると、空が素敵な感じで写せるのだ。
かくしてなんとか撮り終えたが、片方の夜景が真っ黒な空となってしまった。
デジカメならその場で画像が確認できるのに、リバーサルだとそれが出来ないもどかしさ。
そして現像が上がるまでが不安一杯になる。
そんな仕事だったが、報酬は…。
こんな日々を送っておりまする。
しかし締切は迫っているし、慌ただしくアポイントを取るが、まずは広報へ、という予測通りの展開。
紙で残したいので取材の企画書をまずは送ってもらってから検討しますとなる。
店側の都合を予め聞いたら、土日は満杯になるので、取材などは困る、ということになった。
となると実際に行けるとしても2日間ほどの中で決めなきゃいけない。
しかし、その片方の日程は、既に別な取材を入れているので、となるとたった1日で2ヶ所の取材をせねばならなくなってしまった。
しかも、両方とも、営業時間外で、と考えているものだから、たった3時間の中で、フレンチなどのフルコースの料理写真を撮影せねばならないという強行軍。
他に周辺の撮影もあるだけに、どう考えたって綱渡り。
移動時間はたった20分程度しかない計算。
そしてこれが一番大変だったのだけど、なんと料理はフィルムで撮影、ということなのだ。
今どきリバーサルを撮るとは思ってもいなかった。フィルムカメラは処分するつもりだったが、急ぐ理由もないということで、たまたま残していた。
手持ちの35ミリもしくはハッセルの6x6で撮れば済むのだけど、問題はカメラボディじゃない。デジカメと違って、あとから色温度の変更は出来ないので、当然のことながら美味しそうに料理を見せるためには、色温度のフィルターが必要となるのだ。
ということは、そのフィルターフォルダーも必要。
リバーサルフィルムだけに、露出をきっちりと計らねばならないので、露出系も…。
フィルムというだけで、こうしてあれやこれやと必要なものが多くなってしまった。
それでなくても、きちんとした料理写真を撮影しようとすると、ライティング機材がかなりな量になる。
まずデュフューザーで料理を囲ってからライティングするため、幅2メートルほどのデュフューザー。それを支えるため、伸縮するアーム付きのスタンドが両サイドにいるので2本。メインのライトを斜め奥上から当てるため、重り付きアームと、それを支えるスタンドも1本。
メインのライトは、大型ストロボでは更に重くなってしまうので、あれこれ考えた。
クリップオンストロボを使っては、深い被写界深度が稼げるほどには光量が無い。
蛍光灯式のライトを使う手もあるが、当然、大光量のものじゃないので長時間露光でないと奥までピントを合わせられない。となると、リバーサルフィルムだと色転びが懸念される。
結局は、一体式のストロボを使用することにした。
早めに現場に着いて、出来るだけ撮影時間を稼げるように、と思ったのだが、料理撮影は個室で、ということで、その個室にはまだ客が…。
14時過ぎから撮影予定だったのに、客が退席して片付けが終わって、部屋に入ってもいいとなったのが、なんと15時過ぎ。
次の取材先との約束は15時半頃だから、もうどう考えても間に合わない。
バタバタと用意してサッサと撮影して、慌てて移動。
着いたら16時。
フゥ~。
今度は夕闇との時間の勝負。
料理撮影後、両方の場所でライトアップした建物などを撮り廻らねばならないのだ。
真っ暗になってしまっては写真的にも余りにも寂しい。
出来ればその前に撮りたいのだ。
今どきなら18時半頃までが限度。
そうすると、空が素敵な感じで写せるのだ。
かくしてなんとか撮り終えたが、片方の夜景が真っ黒な空となってしまった。
デジカメならその場で画像が確認できるのに、リバーサルだとそれが出来ないもどかしさ。
そして現像が上がるまでが不安一杯になる。
そんな仕事だったが、報酬は…。
こんな日々を送っておりまする。
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