・自力を積み重ねると「信仰が進む」なんぞ世迷い言じゃ。法が私の方に進んでくる教えを知らぬがゆえの妄言であろう。
・自力の信心は進んでいった先の未来が目的となるが、阿弥陀さまのお助けは今、ここにいる私が目的である。
・「お助けが得られん」と危ぶむなかれ。慈光は休む間なく降り注いでおるぞ。自力の巣穴に引きこもっていても、阿弥陀さまの調熟の光明に引きずり出され、釈尊・六方諸仏のおすすめ、お同行のお念仏にいぶり出される。
巣穴を出たが最後、南無阿弥陀仏の銃弾をぶち込まれ、ころりと倒され信受本願前念命終、即得往生後念即生。ああだこうだと計らった自力の信心は一撃で無くなり「唯信仏語 唯順祖教」と生まれ変わってしまうのだ。
・ウマは躾ければ人間の言うことを聞くようになるが、シマウマは人間になつくことはほとんど無く、騎乗や運搬用に訓練しても全くといっていいほど成功しない。過去に現れた幾多の仏さまに対して、シマウマのごとく仰せを拒絶してきた私が、南無阿弥陀仏と申すまでに阿弥陀さまにどれだけのお手間を掛けさせたことじゃやら。申し訳ない、申し訳ない。
・石をどんなに炊いたとて、ご飯にはならない。どんなに炊いても石は石のままである。自力をどんなに積み重ねたとて、それは他力にはならない。励めども励めども自力は自力でしかない。しかれども晴れたお慈悲に一度触れりゃ、瓦礫が転じて金となる。ご本願の不可思議なることよ。
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
・自力の信心は進んでいった先の未来が目的となるが、阿弥陀さまのお助けは今、ここにいる私が目的である。
・「お助けが得られん」と危ぶむなかれ。慈光は休む間なく降り注いでおるぞ。自力の巣穴に引きこもっていても、阿弥陀さまの調熟の光明に引きずり出され、釈尊・六方諸仏のおすすめ、お同行のお念仏にいぶり出される。
巣穴を出たが最後、南無阿弥陀仏の銃弾をぶち込まれ、ころりと倒され信受本願前念命終、即得往生後念即生。ああだこうだと計らった自力の信心は一撃で無くなり「唯信仏語 唯順祖教」と生まれ変わってしまうのだ。
・ウマは躾ければ人間の言うことを聞くようになるが、シマウマは人間になつくことはほとんど無く、騎乗や運搬用に訓練しても全くといっていいほど成功しない。過去に現れた幾多の仏さまに対して、シマウマのごとく仰せを拒絶してきた私が、南無阿弥陀仏と申すまでに阿弥陀さまにどれだけのお手間を掛けさせたことじゃやら。申し訳ない、申し訳ない。
・石をどんなに炊いたとて、ご飯にはならない。どんなに炊いても石は石のままである。自力をどんなに積み重ねたとて、それは他力にはならない。励めども励めども自力は自力でしかない。しかれども晴れたお慈悲に一度触れりゃ、瓦礫が転じて金となる。ご本願の不可思議なることよ。
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏