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【球界再編問題】苦渋の決断【スト決定】

2004-09-18 02:22:03 | 野球に関するNews

目潤む古田会長、「ファンにおわび」 スト決定(asahi.com)


プロ野球史上初めてのストライキが決まった。
18、19の両日、球音は消える。10時間に及んだ交渉の末、
決裂した日本プロ野球選手会、交渉相手だった日本野球機構は、
記者会見でともにわびた。プレーを楽しみにしていたファンに。
「初めに近鉄・オリックスの合併反対に署名してくれたファンに
 おわびします。なんとか1年先延ばしするよう何度も交渉したが
 願いはかなわなかった。期待に応えられず申し訳ない」

そう古田は切り出した。ゆっくり言葉を確かめながら話した。
メガネ越しの目が時折、潤んで見えた。
古田はおわびを続けた。
「今週末にプロ野球をみることを楽しみにしていた人に心苦しく思う。
 球団の消滅はたくさんのファン、選手その他に大きな影響があり、
 何とか統合を回避とはいわないが1年間凍結してもらえないかと願い、
 交渉してきたが無理だということになった」


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ファンの皆様へ(日本野球機構)
   ↓
 日本プロ野球選手会がストライキを計画しています。
国民的な娯楽であるプロ野球が、ファン及び多くの国民の皆さまに多大の憂慮を
与えていることに対して、心よりお詫びを申し上げます。 これまで私どもは、
謙虚な気持ちと真摯な姿勢で選手会と折衝を重ねてまいりましたが、
ここに私どもの立場を明らかにして、皆様のご理解を心より願う次第です。
 選手会は、大阪近鉄とオリックス両球団の統合に強く反対し、その1年凍結を
要求してまいりました。 しかし、オリックス球団と大阪近鉄両球団の統合は、
長年の構造的な赤字が経営上、看過できない事態になったため、
やむをえず決断した経営的な事項であります。
 私どもは、先週の交渉で、球界の構造改革に関し、プロ野球構造改革協議会(仮称)
を設け、ドラフト改革、選手の年俸のあり方について徹底的に協議することを提案し、
また、球団の新規参入について環境整備することをお約束しました。
 今回、選手会の要求に基づき、交流試合の導入をふまえた両球団の統合に関する
具体的分析を示し、統合の妥当性について、選手会に誠心誠意ご説明いたしました。
また、新規参入等に関しては、コミッショナーから職を賭した見解及び提案が示され、
これを選手会に提示し、検討を求めました。 さらに、ストライキを避けるため、
今後門戸を開いて、新規参入の審査を最大限誠意をもって行うこと等を内容とする
共同声明文書の案を用意し、選手会に提示いたしました。
 しかしながら、交渉の途中で選手会側は、これに一旦理解を示したものの、
その後、上記の案の新球団の参入に関する事項について、正式に拒絶されました。
さらに交渉を続けたものの、選手会側は、来季12球団に戻すよう最大限努力する
ことを要求し続け、あくまでも来シーズンからとすることに固執し、誠に遺憾ながら、
妥結には至りませんでした。
 言うまでもなく、プロ野球は、ファンあってのものであり、試合を行わないことは、
ファンに対する直接的かつ重大な背信行為
であり、このような事態を招き、
誠に申し訳なく思っております。
 また、選手会が労働組合であったとしても、球団統合及び球団の新規参入自体は、
経営事項であり、義務的団体交渉事項ではなく、これを理由にストライキを行う
というのは、違法かつ極めて不当なものであるとも考えております。
 いずれにせよ、プロ野球は国民に健全な娯楽を提供して、夢と希望を与える
担い手としての役割を尽くすために最善の努力を傾けて、誕生から70年の今日に
至りました。私どもは、話合いを望んでおります。 いかなる困難があっても、
プロ野球を愛するファンのために最善を尽くすことをお約束申し上げますので、
今後も、プロ野球に対する変わりなきご声援をお願い申し上げます。


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どこが「謙虚な気持ちと真摯な姿勢」やねん!
それやったらもっと早く話し合いに応じろっつーの!
責任を全て選手会に擦り付けるなっつーの!
「ファンに対する直接的かつ重大な背信行為」をしてんのは
あんた達ぢゃね~の!?
「プロ野球を愛するファンのため」そんな気持ちがあったら
ストにまでならなかったでしょーよ!


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ストライキ決行のお知らせ(日本プロ野球選手会)
   ↓
 本日大変残念ながら、既に予告しておりました明日18日(土)、明後日19日(日)
のストライキを決行することとしました。
 選手会は、当初からこの問題の解決のためには、多くの選手とファンを犠牲にする
最悪の事態である球団削減につながる球団統合を性急に行うのではなく、統合に伴う
問題点を十分協議するため、統合を1年凍結しての話し合いが必要だと主張してきました。
 つまり、(1)球団削減により多くの移籍、解雇が出る可能性のある選手の労働条件、
(2)球団統合による球団数減少を元に戻すための新規参入の促進、
(3)さらなる球団削減を防ぐための制度作り(ドラフト改革、収益分配)のための
協議が必要であり、その十分な協議のためにも統合を1年凍結しての話し合いが
不可欠であると主張してきました。
 この2日間の交渉で大きな問題となったのは、1.パ・リーグが5球団の場合と
6球団の場合での交流試合を前提とした収支の違いに関するシミュレーションを
踏まえて大阪近鉄・オリックスの球団統合の1年延期が可能かどうか、
2.球団統合を行う場合の2005年シーズンに向けての新規参入球団の積極的受け入れ、
3.統合に伴う選手の移籍の条件の3点でした。
 しかし、1.については、こちらはセ・パ両リーグ全体の収支を計算した上の
シミュレーションをお願いしたのですが、NPBからはオリックスと大阪近鉄の
収支のみのシミュレーションが示され、2球団分の損失が1球団分になるという
自球団の統合メリットのみを強調するだけ
で、あくまで統合は延期できないという
大前提を覆しませんでした。2.については、未だにさらなる球団削減を希望する
意思の強い球団が存在することから調整がつかず、2005年シーズンに向けての
新規参入球団の積極的受け入れに向けて努力することを約束できない
という回答に
とどまりました。また3.については、大阪近鉄選手に関するプロテクト枠の存在
などを理由に選手会の求める条件は受け入れられないという回答にとどまりました。
 選手会としては、選手の雇用の問題もありますが、何とかプロ野球の縮小方向を
踏みとどめ、12球団を維持しさらにはこれを拡大して球界を発展させていきたいと
願っております。このような点から全力で交渉を行ってきました。また、
ストライキがファンのみなさんにとって悲しいことであることを十分に理解した上で、
最大限ストライキを回避すべく交渉してきました。ストライキは何より野球をやりたい
と思っている選手自身が本当に避けたいもの
であり、それは今後も変わるものでは
ありません。選手自身このような結果になってしまったことを大変残念に思っていますし、
ご迷惑をおかけする多くの方々には心から謝罪申し上げます。できましたら、
プロ野球の将来を考えに考え抜いた末の選手の苦渋の決断であるということを、
ご理解いただければと思います。
 来週以降も誠実な交渉を行い、プロ野球の将来にとって最良と思える結果に
つながるよう努力していきたいと思っています。


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今回のストは仕方がない事やと思う。
ファンは選手の味方!
それより古田さんが疲れてないか体が心配…
『すぽると』でファンからの励ましのFAXを読まれて
涙したあなたの姿を見て、こっちまで涙・・・
選手にとって 野球が出来ない のは大変辛いこと。
ファンにとって 野球が見れない ことは淋しいこと。
でも、将来の野球界の為に、今ここで立ち上がらないとね。

  ガンバレ!古田!!!
   ガンバレ!選手会!!!


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プロ野球労使関係者のコメント(nikkansports.com)

労働組合・日本プロ野球選手会の古田敦也会長
「週末の試合を楽しみにしていたファンに本当に心苦しく思います。
 来季から(の新規参入は)難しいということだった。納得できない。
 われわれとしてはあいまいな表現だけで妥結することはできない。
 来季に向けて最大限の努力をしていただきたいとお願いしたが、
 来季からという言葉は入れられないと言われた」


労働組合・日本プロ野球選手会の立浪和義副会長
「古田会長に一任をしていましたので、選手は承知していると思う。
 このまま、チーム減少になっていくとプロ野球の衰退になってしまう。
 土曜、日曜と楽しみにしていたファンの方々には大変申し訳ない
 気持ちでいっぱいです。これからのプロ野球のために、
 こらえてもらえるとありがたいです」


近鉄・礒部公一選手会長
「ファンの方には申し訳なく思う。他球団の選手にも迷惑をかけて
 複雑な心境。合併凍結をあきらめたという気持ちはない。
 凍結が絶対に無理ならば、落としどころの問題になると思う」


オリックス・三輪隆選手会長
「あす、あさってプレーできないことはファンの方には深くおわびしたい。
 かなり突っ込んだ議論はしていたのだと思うが、結局お互い歩み寄る
 部分はなかったのだと感じている。(近鉄との統合は)認めたくない
 部分はある」


巨人・高橋由伸選手会長
「大事な問題なので方向性が見えないまま納得するわけにはいかない。
 (パ・リーグ)6球団に戻す方向であってほしい。12球団から
 増やす方向で考えている」


阪神・野崎勝義球団社長
「結果的に選手会との差も、球団間の差もわずかだった。
 来年からの新規参入は、わたしはいいことだと思うが多数を
 取れなかった。わたしの意見が通らなかった」

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ピース (ネクター)
2004-09-18 09:11:21
こんにちは。

経緯的にストは仕方ないのでしょうが、長引けば長引くほど不毛ですものねぇ。

なんとかまとめてもらいたいものですね。
返信する
ついにストですね (よもだ)
2004-09-18 11:29:54
スト決行によって巨人にとっては中日との直接対決がなくなり、優勝の望みが絶望的になります。しかし、今年の優勝をかけた試合を棒に振ってまで、5年後10年後の球界発展のためにストを行うわけですから。記者会見でのヨシノブの鬼の形相が不退転の決意をしたすべてを物語っているわけで。一方、中日も純粋に140試合戦って優勝したかっただろうし。巨人の桃井球団社長からは「全試合消化しなければ日本シリーズはない」だなんて半ば脅しにもとれるとんでもないこと言い出す始末(怒)

パリーグだってシーズン1位をかけたダイエーと西武の直接対決、ロッテと日ハムの熾烈な3位争いも続いています。そして球団存続が事実上不可能になった近鉄のユニフォームが見られる試合も残り少なくなってしまうのも事実。

本当にこのストがムダにならないよう、経営者側には今までの不誠実さを心より反省してもらい、誠意をもって対応してもらいたいです。
返信する
コメントありがとうです。 (michiyon@管理人)
2004-09-18 17:09:13
>ネクターさん

 初めまして。今回のストには賛成ですが、

 長引くと良くないですね。土日限定とはいえ、

 来週も再来週もとなると、今季の試合が無駄に

 なってしまうから…

 選手は優勝目指して一年間頑張っているのだから…

 

>よもださん

 優勝が決まろうとしているこの時期、ストを決断したのは

 大変辛かったと思う。

 経営者側、本当に早く目を覚ましてほしい。

 そして将来、ストまでして闘って良かったねと言える

 野球界になっていてほしいなっ。
返信する

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