９月１３日

イタリアへ帰国の日
時々考えるんだけど、、、私の場合、日本に「帰国」するのと、イタリアの「帰国」するのはどちらが正しいんだろう
大昔、里帰りしておばあちゃん’ちに“こんにちは”ってあがろうとすると、母が“ここはあんた達のお父さんの家だから《こんにちは》じゃなくて《ただいま》だ”と正した　そして、母の里の祖父母の家には《こんにちは》というのだ・・・と
空港まではやはりジジババが車で送ってくれ、チェックインをして、お決まりとなった２階のスタバ（←一度言ってみたかった、最近覚えたて、こないだまで何のことだかわかんなくてコーヒーの銘柄かと思ってた）でお茶して、別れた
チェックインの時、満席だけど“足に障害があるので、前の広い足の伸ばせる席をお願いします”って頼んだら、席番号がかなり若かったので“これは、もしや・・・？”と半分期待して搭乗したら、ナントビジネスの１番前の窓側の座席だった
後ろに座ったオジサン達の話が聞こえ、、、“遅くチェックインすると、こういう利点があるときもあるんだなぁ”って幸せそうだった
そして、飛行中時々農協観光のツアー客みたいなオジサンが私達の窓から景色を覘きにもやって来た
というわけで、ヘルシンキまでは超快適な旅だったのに、ヘルシンキ→ローマは、当然狭い普通の座席、定刻の４時間近くを待ったあと、更に１時間以上出発が遅れオットに連絡をしそびれたイタリアのおばちゃん　１８日間ぶりに会うオットは激しく怒ってた

９月１２日

古べぇ先輩から他の２人の先輩の連絡先を教えてもらいケー子ちゃん先輩はすぐ電話で話ができたけど、チャー子先輩は全然連絡がつかなかった
夜遅めだったけど、、、前の晩自宅にかけるとご主人のミズタニ先輩が出てチャー子先輩はなんと先週私が気管支の先生を訪ねて行った病院に入院してることがわかり、どうしても会いたくなって、この日病院まで押し掛けてった
ただ、面会時間は午後２時からとのことだったんで、午前中弥富のパーマ屋さんでデジタルパーマなるものをかけてもらうことにした　この冬会った時からのぶえちゃんがストレートにしてて、しかも、“高いけど１回かけたら半年はもつし、乾かすだけで全然お手入れ要らないし、、、、”ってあんたはパーマ屋のまわしモンかぁっていう位宣伝しまくってたんで、私もイッチョそのデジタルパーマとやらを挑戦しようか・・・ということになった
菊ちゃんに相談したら、割引券とかが付いてる広告や雑誌を持って来てくれ、唯一近所でみつけたのがそこだった
その前にのぶえちゃんに確認の相談をしようと思ったけど、かけてもかけても携帯でないし、コールバックもなかったから、そのままでかけ「ストレートで」って言わなかったもんだから、普通のおばさんパーマになってしまった
そんなわけでパーマの匂いをプンプンさせながら入院闘病中のチャー子先輩をお見舞いに行ったら、逆にお見舞いに行った私の方が（２年前の事故のことを）心配され励まされた、、、チャー子先輩、がんばってねぇ　応援してるからねぇ
そして、最後の夜は「コロナの湯」でしめくくり
ジィさんは、地区の集まりかなんかがあり時間的に不可能だったんで、またもや菊ちゃんを誘い、アッシー君をしてもらった
ごはんはウチで食べてね。。。って言っといたら、いなり寿司まで持参でやって来た　母の鏡だ
最後の晩餐なのに、、、ビール飲んでもらえなくてゴメンね

９月１１日

７年になるんだねぇ。。。
月日が経つのが段々速くなる　怖ろしいことだ
この日はキンブルに最後のお土産買いに行き、、、オットにジッポとムスコに花火セットを買ってきた
菊ちゃんが、旦那さんのお休み日なので子守をしてもらえるからバァさんのお気に入りの「藤吉郎」へ連れてって・・・という申し出があり、子抜き・ジジババ付きで七宝町の「藤吉郎」へ行くことになった
前回来た時に食べ処の下見もしてあったんで、湯上りの夕食つき
普段運転手付きでお風呂に行くチャンスがあまりない菊ちゃんは、湯上りのビールにひどく感動してたみたい

９月１０日

この日は、高校時代の部活で先輩だった古べぇ先輩に桑名まで会いに行った
古べぇ先輩とは、２０数年前、最初の就職先でお得意様の奥様として電話で再会した
そしてこの春頃、小学校のクラスメート探しの為登録した某サイトで再々会した
当時、私の学年は部員私ひとり・・・（卒業アルバムに顧問のトド先生とツーショットで写ってる）だったので、１年上の３人の先輩達とはすごく仲良くしてもらった　ホントは皆で一緒に会えるとよかったんだけど、、、また、今度
桑名へは、結局ジジババ同伴で車で連れて行ってもらうことになり、どうせだから帰り道になばなの里（長島）のベゴニア園を見に行ってついでに長島温泉ゆあみの島につかってこようという作戦で出かけた
ところが、古べぇ先輩との再会を終えて車に乗り込むと『父がなばなの里にただで入れる会員券を忘れて来た』という
よって、せっかく帰り道だったのを一旦家に会員券をとりに戻ることになった、、、そこで、私等は弥富のイオンタウンで落としてもらってじぃさんだけ家に戻ってもらうことにした　実は、チャンスがあればユニクロで例のパンツをもう１本買いたいと思ってたんだ
ベゴニア園は、、、すばらしくきれいだったし
ゆあみの島は、、、すばらしくきもちがよかった

９月９日

今回の里帰り帰国の名目上の『日本の気管支系外科医と会ってお話をする・・・』という目的の日
ずっと、イタリア語だけで医者との会話をして来て、チャンスがあれば日本語でそのことについて一度話を聞いてみたい・・・と思ったのがことのきっかけ
やっぱり話をした結果、イタリア語は勿論理解はしていたけれども、多少勝手に楽観的に受け取っていたことが判明　一瞬こんな悲観的になるんだったら、聞かなきゃよかったか知らん？？と半分後悔しそうになったけど事実は変わらないわけだから　ともう一度考え直した
そして、すでにローマで耳にしていた教授の名前がその先生からも挙がり、“ローマでその教授に手術してもらうことになるんだ・・・”と自分の中で固まった
あれから１ヶ月、、、教授には連絡がとれたけど、診察の際に持って来る様に言われたＣＴスキャンを撮る為の更に前準備として血液検査と心電図がやっと終わった段階　来週ＣＴスキャンを撮りに行く　このペースでいくと手術はいつのことやら・・・　イタリアだから
その日の午後、名古屋のおマチにでかけ、旅行前に会えなかったナオちゃんと会ってうどんを食べ、本当はハーブスのでっかいケーキが食べたかったけどタッチの差で閉まってたので、ナオちゃんお得意のカンテラでイタリアン喫茶の食後のデザートを食べた