イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

ステント

2012-08-29 18:01:36 | 自分の健康のこと
除去手術をしてもらって来た。

去年、取替え手術をサン・ジョバンニ病院で失敗され、Dr.バレンティーニの紹介で彼の師匠でもあるブレーシャのDr.フォッコリにお世話になった際、『今回はすでに3年着用していたステントの取り替え手術の予定だったわけだから、このまま取り替え手術をするけど、1年後くらいをメドに除去してみてはどうだろうか・・・』と、提案があった。
イタリアのおばちゃんとしては、願っても叶ってもない提案。ステントなしでこの先生きていけることになれば、万々歳。
1年後が、この8月だった。

8月26日(日)
車の運転禁止令が出ていて、だから、毎週月曜日血液検査に行くオットのアッシー君をしているのに、どうしても、駅まで送る!!!と譲らないオットにしょうがないから送ってもらい、9時10分発ブレーシャ行きのFrecciaArgentoに乗って出発。
イタリアのおばちゃんは、1ヶ月以上も前からネットで予約していたので、その時は、まだまだSuperEconomy(通常運賃だと78ユーロするのが、変更・キャンセル一切不可能な席)も残ってたので、ガラすきだろう・・・と思ってたら、夏休みを終え明日から仕事・・・って人が大きな荷物をいっぱいかかえて満員御礼列車だった。
29ユーロだったから、文句も言えなかったけど、4時間足も伸ばせず、普通運賃払った人は不満だろうな。。。ぁ
天気予報もぴったし・カンカンで、フィレンツェあたりでは豪雨
ブレーシャへの到着予定時間は、12時55分。12時頃、ヴェローナで結構な人が降りたんで、朝から作ってきたおにぎり弁当を電車の中で食べた。
駅でバスの時刻表を見たら、待ち時間が20分ほどもあったが、もう、バスのチケットも慌てて買っちゃったんで、やっぱり、元気なうちに節約することにした。帰りは、タクシーを使いたくなったら、バスのチケットも無駄になっちゃうから。
玄関をくぐってから、イタリアのおばちゃんの入院病棟までは、大袈裟な話、歩いて10分くらいかかる。
道理で、職員はゴーカートみたいなヤツに乗って病院内を移動している。
病棟にたどり着いて、まず最初にみかけた人(医師だと思う)に『こんにちは、あのぉぉお』っというと、名前も何も名乗る前から『今日、入院する人ね』って言って、通りかかった看護師をとっ捕まえて、『入院患者さん、ご案内して』と指示した。
一応、到着時間は知らせてあったつもりだが、ベッドの用意ができてなかったらしく、『ごめんなさいねぇぇぇ』と丁寧に陳謝され、『ここでほんの少しだけ待ってて下さい』と、待合室に案内された。
こういう時、待ち時間は30分~1時間が相場のローマで暮らすイタリアのおばちゃんはしっかり腰を落ち着けよう。。。としてたら、5分でさっきの看護師が『お待たせしてすみませんでした。。。』と呼びに来た。通された部屋は3人部屋だけど独り占め
ローマですでに血液検査をして、結果を持参しているので、入院手続きをしたら、心電図をとって、熱を測って、血圧を測るだけだった。
血液検査がない・・・ってことは、点滴針を今日は刺されなくってすむ
で、5時半には夕食
ローマでこないだ、オットとおソロで買ったスニーカー風スリッパが大人気をよんだ

8月27日(月)
Dr.フォッコリが様子を見に来てくれた。『あとでお会いしましょーーーッ』と。
これまた、ローマだと1~2時間後だな、、、とたかをくくってたら、10分くらいでアシスタントさんが、『手術室に行きますよーーーッ』っと迎えに来た。慌てて、オットに『行って来るからぁ』と電話をし、電話と指輪をロッカーにしまい、出発
麻酔をかけられると・・・時間の感覚が途切れてしまう。
今、携帯の履歴を辿ってみると。。。『行って来るからぁ』が8時16分、『帰って来たよぉ』が9時22分
その後は、うとうとしながら、点滴されたり、血圧測られたり、夕方くらいまでうだうだしてた。
1時を過ぎたら、お水は飲んでいいよ・・・とお許しが出て、5時頃はお腹が空いてきて・・・5時45分に届いた夕飯をがっついて食べたら、胸焼けして、後悔して、廊下を3往復したけど《後の祭り》だった反省。
まだ、しばらくは吸入器人生が続くみたい。。。
でも、このままうまくいってステントなしで生きていけるのなら、一生吸入器人生でもガマンする

8月28日(火)

Dr.フォッコリが様子を見に来てくれた。『具合はどうかなッ』と。
すこぶるいいです・・・と、事実を言ったら、『そっか、じゃ、今日退院だね』
【気管支のブヨブヨ具合は去年の状態とあまり変わりはないみたいでしたが、とりあえず、ステントは今回除去しました。でも、6年前の縫合した部分はこのあと1~2週間でもしかしたら、また縮め始めるかもしれません。その場合は、勿論内視鏡をしてからですが、ステントをもう一度入れ直すことになるかもしれません。でも、このまま息苦しいだとかの異変がなければ、1ヵ月後にコントロールで内視鏡検査を受けて下さい】
うぅぅぅ
2週間後とは、9月10日、、、翌日は日本へ出発予定の計画
1ヵ月後とは、9月26日、、、まだ日本で滞在中の計画
うぅぅぅ
そんなことを、脳みその受け皿からこぼれないか・・・心配しながら頭の中で掻きまわしながら、ネットで帰りの電車の手配をして、
しっかり、予約してあった昼食も平らげて、15時39分ブレーシャ発、ミラノで乗り換えて、20時、地面にごみやらタバコの吸殻だらけのローマ・テルミニ駅に帰って来た。

再手術

2011-07-30 08:13:30 | 自分の健康のこと
の予定が立った

ブレーシャ(ミラノの隣町)の病院にて
8月9日(火)入院
8月11日(木)ステント交換手術
8月12日(金)退院

で、やっぱり一石二鳥を図るイタリアのおばちゃんは、計画を立てた
8月5日(金)オットの透析後、ムスコもお供にEasyJetの12:25発にてミラノへ。。。
早すぎるって
そうじゃないそうじゃない
ミラノの空港でレンタカーしていざ、スイスのティチーノさんがいるティチーノ州へ。。。
日曜日の夕方までスイス観光とフォックスタウン(アウトレット)でプチ・バカンス(奥さんが日本に里帰り中のためシングル参加)
8月7日(日)オットとムスコはミラノから20:05発のEasyJetに乗ってローマへ。。。
ミラノに残ったイタリアのおばちゃんは、ケンブリッジ時代のお友達ルイーザさん宅にて2日間居候させてもらい
8月9日(火)電車に乗ってブレーシャの病院へ入院
・・・という寸法
ステント交換はサンジョヴァンニ病院で失敗された後がゆえ、少し不安は残るが、Dr.ヴァレンティーニの恩師であるDr.フォッコリに手術してもらう為、わざわざはるかブレーシャまで行くんだから、、、絶対大丈夫ということにして
プチ・バカンスは、

ステント

2011-06-24 06:35:08 | 自分の健康のこと
の交換をしなきゃいけない時期が来ていた

日本ひとり帰国から戻り、翌日早速サン・ジョバンニ病院の気管支科と連絡を取り、、、
月曜日の午後から入院が決定した
月曜日はオットが透析の日なので、なるべく遅い時間(4時半)の入院をお願いしたら、病院到着から入院手続き(カルテ作成)血液検査胸部レントゲン撮影心電図までをすごい勢いでやった
だから、イタリアだってやる気にさえなれば、やれるんじゃん

久しぶりにサンジョバンニ病院の病院食を食べ、、、
夜中の12時からは絶食して、翌日のステント交換手術にそなえた

手術開始も早かった・・・
9時には、お迎えが来て歩きで気管支科病棟に移動、まずはいつもの部分麻酔をし、手術台にも自分で乗っかってから全身麻酔をかけられた

呼ばれて目を覚ますまで、、、時間的なことはその場では把握できなかったけど、
医者に『実はステント交換できなかった』と言われ
『冗談言ってるの』とはっきり返事した

でも、それは質の悪い冗談でもなんでもなかった。。。
早い話が、
事故からずぅぅぅっと診てくれていたヴァレンティーニ先生が、この3月ちょっと早目だけど都合で定年に入られた
病院だから、色々多々事情があったと思う(ヴァレンティーニ先生自身はどうしても辞めたいわけじゃぁなかった)
ヴァレンティーニ先生がいなくなった後、すでに一度、このカンパナーリ先生から気管支検査は受けている
ステント交換なんて、ヴァレンティーニ先生は簡単にやってたから、自分にだってできるだろう、、、と軽く考えてたカンパナーリ先生が、実際やってみるとできなかった
・・・というあらすじ

ベッドで病室に戻り、段々部分麻酔も取れてくると、唇と舌と喉が全部痛い
珍しく出勤していたオットに報告すると、、、すでに半ドン勤務のくせに更に早退して駆けつけてきた
で、イタリアのおばちゃんの顔を見るや否や、気管支科にすっ飛んでった
いや、、、それほどすごい形相していたらしい

これ、日本語のブログだから書けるけど、
実はその後、ヴァレンティーニ先生が内緒で電話くれ、『心配するな、今休暇中でローマに戻るのは7月10日になるから翌日電話して来なさい』『会って対策を一緒に相談しよう』『自分はサンジョバンニ病院では手術できないが、いざとなれば、自分の恩師がまだ現役だからブレーシャで手術してもらうことも考えてる』と慰め励ましてくれた
手術は結局は行われなかったけど、麻酔もかけたし、一応もう1泊し、翌日(水曜日)回診を受けてから退院し、ひとりでタクシーに乗って帰ってきた

更年期

2010-11-20 09:47:56 | 自分の健康のこと
に入ったらしい・・・
もう1年ぐらい前から徴候が現れてはいたが、先日、カラウーティ先生のところに久々に検診に行ったら、確かめるために血液検査をしなさいといわれ、一昨日、右腕(血管が細すぎて血が出てこなかった)と左腕(・・・で、やり直し)に針を刺されに行ってきた
そして、昨日、結果をもらってきてカラウーティ先生にファックスすると、(するまでもなく、結果値はそうだったんだが)“やっぱり、更年期に突入したようですね。”と診断された
はぁ~あ

イタリア行きたいけど透析が・・・

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