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イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

法医ジャンドメニコ氏が

2008-12-18 17:40:33 | 自分の健康のこと
先週、金曜日に我が家にわざわざ事故で法廷提出用診断書を書いてくれた礼金(建前上、診療費)の領収書を持って来てくれた際、“来週の火曜日か水曜日、ロベルタ夫婦も誘って日本食食べに行かない”(・・・というか、美味しいお寿司屋さんに連れてって)と誘ってくれた
イタリアのおばちゃんは、水曜日の朝『矯正』歯医者のアポがはいってて、、、前回話の内容からてっきり水曜日の朝、このブリッジ(←オットはこの金属ブリッジを衛星アンテナと呼ぶ)を外してもらえるもんだと信じ込んでたので、“水曜日がいい水曜日にしよう”と無理矢理他の人の意見は無視し、水曜日に決定した
そして、昨日(水曜日)歯医者に行き、診察台に乗っかりニッカリ
“おやおや、左の犬歯がまた上がっちゃったねぇ。。。次回までもう1回ゴム治療だね”
“時間ないから、寸時も休まずゴム着けとかないとダメよ”
“じゃぁ、今日は歯型をとるからね”
相変わらず思い込みの激しいイタリアのおばちゃんは、今日外してもらえるつもりで晩ご飯のお寿司を自由の身になって食べるのをすっかり楽しみにしてたのに 歯型はブリッジ着用のままとるんだった、、、それならそうと、最初に教えてよね
落ち込んで帰宅したけど、午後からは気を取り直してお寿司のことだけ考えることにした
礼金は、通常規定は賞金の8%だけど今件は額が額なので、ユーロで手をうちましょう・・・と言ってきたのを更にネギってユーロ払った
から、それのお礼返しの食事の招待だろう・・・とてっきりごちそうになるつもりでいたイタリアのおばちゃんとそのオット
エンリコは仕事がらみの忘年会があるとかで、最終メンバーは我々とジャンドメニコ夫婦とロベルタ5人だった
思う存分食べて、お会計の時、“じゃ、折半で、、、”とジャンドメニコとオットが半分ずつ支払い、シングル参加のロベルタだけがただ食いだった
美味しかったからまぁいいっか

タンスにゴンで花金・ババぬき・コブなし週末

2008-11-04 01:27:12 | 自分の健康のこと
を過ごした
金曜日は、10日間余りの自宅療養を終えたオットが仕事に復帰した
前の日の晩(木曜日)Ikeaに出直してムスコの勉強机(イタリアのおばちゃんの作業机にもなる)と椅子(机は白いので買った黒い椅子は私達の部屋で使い、今まで私達が使ってた白&ブルーの椅子がムスコ用になる)それから黄色い電気スタンドを買って来てあったので、《日曜大工の苦手なオットのいない間に》午前中それらをひとりで組み立てた
これで、ノンナの部屋
はすっかり

ムスコの部屋
(別称:イタリアのおばちゃんのセカンドルーム)へと変身した
そして、復帰1日目の夜、オットは、幼なじみ連中とヴィテルボまでイタリアンちゃんこ鍋を妻抜きで食べに行った(ちなみにオットの名誉を守る為・・・妻を連れて行かなかったのは企みがあったわけではなく、イタリアのおばちゃんはエビやら貝やらが入ってるちゃんこ鍋が食べれないので、それなら皆妻抜きオットだけ同士で参加しよう・・・ということになったらしい、その日、そのレストランは単一メニューで他のモノが食べれなかったし)
というわけで、急遽タンスにゴンでひとりハナ金となったイタリアのおばちゃんは、オットが食べられないビフテキを買って来てテレビの前で食べた
ヴィテルボ・・・ときいて、温泉ホテルに泊ろうと提案したが、無惨にも却下され、温泉へは翌日(土曜日)出直すことになった
そして、オットがちゃんこ鍋を食べてる隙に土曜日のお昼ごはんにポルチーニ茸フェットゥチーネのレストランを予約するちゃっかり者のイタリアのおばちゃんであった
ところが、翌朝になるとオットがやっぱり“今晩、ジョルジョ夫婦とファブリツィオカップルをサッカーのテレビ観戦に招待したから、何か夕飯作ってくれ~ぇ”と言い出し、温泉とポルチーニ茸フェットゥチーネは更に翌日の日曜日に延期となった
というわけで、土曜日の夕方はイタリアのおばちゃんは日本人妻の鏡のごとく、甲斐甲斐しく台所に立ち、いなり寿司の素でいなり寿司とサーモンの手鞠寿司とツナ・ルッコラの巻き寿司と具だくさんのポテトサラダを用意した
ただし、試合が終わると無理矢理食後酒を飲ませ早目にお客さんを追い払い、日曜日の早起きに備えた お蔭で、まぁまぁ早起きし9時には家を出発
10時半には第1ラウンドで30分位温泉に浸かり

一度、休憩がてらおやつフルーツを食べ
更に第2ラウンドの30分位再び温泉に浸かり
          
そして、そのあと待望のポルチーニ茸フェットゥチーネを食べに行った
満足 満足 
前の晩、ジョルジョ夫婦とファブリツィオカップルがそれぞれお土産デザートケーキを持って来て食べ切れなかったので、残ったアラゴスタをクーラーに入れて持って行き、レストランを出て車の中でデザートした
貧乏性は治らない

今日月曜日は、こないだ木曜日から延期になった矯正歯科検診だった
“いいねぇ。。。”“もうほぼ治療完了だなぁ。。。”と言いながら、先生は4本針金を両方の犬歯の上下にグィグィと巻きつけ、“今日から3週間、輪ゴム治療を行うから・・・やり方は今教えるから・・・”と言って直径3mmほどの小さな輪ゴムがイッパイ入った袋をくれた
食べる時以外はその巻きつけた針金の上下にひっかけて犬歯を少ーし下げるらしい こーーんな具合
痛いし 言語障害みたいにしゃべりにくいし あくびはできないし
いつまで続くのよぉぉぉ この試練

イタリアのおばちゃんの一番長い日

2008-10-30 04:32:51 | 自分の健康のこと
昨日(10月28日)はそんな日だった
まず、朝は
ブログで“今日から冬時間で時差は8時間”と発表した直後にも拘らず、父が、大工の忍者ハットリ君が来てくれてるから・・・といって、(このところ、オットが自宅療養で欠勤してるから朝は遅い生活をしていたのに)1時間間違えて電話をかけてきた、、、(それでも8時過ぎてたので許せる範囲だったが)
あと30分寝たい所だったけど電話で喋ったお蔭ですっかり目が醒めてしまい、仕方なく起き出して朝食の支度をすることにした
買い物などを済ませ、11時頃
間違ってかけちゃったおばさんパーマも飽きたことだし、白髪隠しの為メッシュにしてもらいに美容院にでかけた お昼ごはんのメニューリクエストを受けていたけど、到底お昼ごはん時間には間に合わず、帰宅したら2時だった オットはひとりで昨日の晩ごはんの残りを温めて食べていた
夕方4時頃 
気管支の手術をしてもらうつもりのRendina教授に会いに(6時のアポがとってあった)少し早目だったけど、雨が降りそうだったし、途中で《オットが》おやつもしたかったし、ガソリンも入れなきゃいけなかったんででかけた
ガソリンは、、、安いのを見たつもりだったのが、どこだったかわからなくなりアッピア街道をしばらく行って後戻りし結局は家の近くで給油した
おやつはいつものBarでいつものもの(オットはジャムの載っかったクッキー、イタリアのおばちゃんは生クリームのはいったコーン型パイ)を食べた
途中、雲行きの怪しかった空は益々黒くなり、降りだすと共に渋滞も始まった
教授との診察はプライベートクリニックに来る様に指示されてたので、オットは朝から地図を調べて確認していたにも拘らず、道に迷い(というより、地図を見たけど実際の場所の反対側だと信じていた)、すっごい余裕で家を出てきたにも拘らず約束の時間ギリギリで到着した プライベートクリニックだから、一流ホテルみたいに玄関に乗り捨てしたら、後は駐車場係りの兄ちゃんが管理してくれることになってたんで助かった これが自分で駐車場みつけてグズグズしてたら絶対遅刻だった
オットに受付してもらってる間に、おばちゃんは我慢できず
出てみると、オットは待合室の外のソファーに座ってる
“Rendina教授はたった今、オペ室に下りたところです”“生憎、どれ位お待ち頂くことになるかわかりませんが、、、お待ち下さい”って言われたらしい
時間潰し用の編み物持参して来てよかったーー
覚悟を決め、しっかり腰を落ち着けるとしばらくして、白衣を着た人が私達の前を通り過ぎた そして受付で私の苗字が語られてる
Rendina教授とのご対面は、とっても親身あふれるものだった
そして、
“電話をもらってから、2年前事故直後に気管支を手術したサンジョヴァンニ病院の教授にも直接電話で当時の手術について詳しい話を伺ったり、私の友人でもある貴女の気管支専門の主治医とも何度も話しました。私は気管支再生手術を専門・得意とする外科医です。外科医にとって、手術をすることを決めることは大変難しいことですが、手術をしないと決めることは更に難しいことであることを最初にご理解下さい。しかしながら貴女のケースをよくよく考えた結果、私としては、手術しないことを決めることにしました。理由は、その手術がとても困難極まるものである上に、それらのリスクに対して、術後得られるものが非常に少ない、現在貴女は度々出る咳・痰が悩みだけであって、それらは命に関わる問題ではないし、肺も正常に機能している、たとえ手術に成功したとしても手術したからといって咳が出なくなるかといったら、それが解決する保証はなく、同じ問題が残る可能性は大いにあります。例えば、ステントが入ってることによって、頻繁に高度の熱が出る、問題の箇所が化膿している、などのシリアスな症状があればまた話は別ですが、貴女の場合幸いにも、そういった症状はない、ステントが入っていることによって生活に支障をきたすということはないということを考慮すると、その困難な大手術を受ける価値が見当たりません。確かに1年半では期待していた結果がステントからは得られませんでした。かといって、この先絶対あり得ないかといえば、可能性は後になればなるほど出てきますし、ステントの性能も年々高度化されていくことも間違いありません。ステントを入れ続けて得られるかもしれない結果の方が、手術を受けても得られない結果に勝るのです。もし、貴女がお望みなら、次回、ステント除去の時期が来たら、自分のクリニックで貴女の気管支専門主治医と一緒に手術することも可能です。”という話をされた
すっかり《手術を受ける》その気になってたイタリアのおばちゃんもオットもなんだかキツネにつままれたような・・・ タヌキに化かされたような・・・
15分のRendina教授との面談で人生設計がコロッと変わってしまった
なにもかも手術の日取りが決まるまでは・・・と保留にしてたことが、、、イッキに現実化
スポーツジムに行って、1年会員の契約してこようっと
できれば来月、、、オットとチューニジアに旅行の計画立てようっと
来年6月、ムスコの夏休み突入と同時に日本里帰り旅行しようっと
19時頃には
クリニックを出てきたけど、、、気持ちはとっくに外食モードだったし、話の内容が内容だっただけにイタリアのおばちゃんのおごりでピザを食べに行くことに
テヴェレ川沿いまで来ると、渋滞で車の流れが麻痺してたので、丁度駐車スペースがあったので、徒歩で橋を渡ることにし、車から降りた時、オットがさっきクリニックで虹色大判傘を持って降り置いて来たことに気付いた 傘ナシでそこからピザ屋に行くのはあまりに危険だったんで、再度車に乗り、ピザ屋にもう少し近い所で駐車場を探し、ピザ屋に辿りついた
食べてる間にすごいこと降りだし、雷まで鳴り出した
食べ終わっても止みそうになく、しばらくお店で待ってたけど、勇敢なイタリアのおばちゃんのオットは、犠牲となり雨の中ひとりで旅立ち車でお店まで迎えにきてくれた
まだ終わらない
いつものように、テレビを観ながら居眠りしていた12時頃
ふと気がつくと、オットが携帯電話に応えてる(呼び出し音には気付かなかったおばちゃん)“警察からだった・・・車に木が落ちた”
オットは、とりあえず、ジャージにつっかけで様子を見に出て行き、寒いから帰って来てカシミヤの帽子を被りとダウンを着て出直した
しばらくクレーン車が来るのを待ってたけど、なかなか来ないんで、警察の人が“ここは私等が待ってて、クレーン車が来たらもう一度連絡してあげるから家で待機していなさい”と言ってくれたといって帰って来た
もう一度連絡があって、出かけて行き帰って来たのは夜中の3時過ぎだった

INPS

2008-08-13 23:06:35 | 自分の健康のこと
昔、INPS『全国社会保障保険公社』の仕組みについては説明したことがある(3月26日のブログ)けど、先月7月22日からINAIL『労働災害保険』からの保険が切れ、INPSでの保険に切り替わった
・・・ということは、午前中の10時から12時までと午後5時から7時までの時間帯は、抜き打ちコントロールがある可能性がある為、在宅してないといけない
オットは、“お前のようなケースで、どこの誰がコントロールを送るってんだ!!!”って言って来る筈がないとタカをくくってたが、、、第1回目の期限が切れる前日=一昨日の8月11日、午後6時、午後のシャワーを浴びてたら、、、ピンポーーン
“コントロールだぞ・・・”って冗談言いながらインターホンに応対したオット
ホントにコントロールだった

術後1ヶ月、、、

2008-07-14 22:11:37 | 自分の健康のこと
経過
今朝は14回目のBroncoscopia“食道気管支検査”をしに行って来ました
次回は15回目・・・いよいよスチームアイロンかお皿セットの懸賞付き・・・というのは、私の緊張をほぐす為の先生のいつもの冗談
冗談の甲斐あってか、今回はとっても楽でした
結果もとっても順調
日本でゆっくり骨休みしてらっしゃい
帰国後、人工気管支を入れる手術をしてくれるお医者さんを探します