相変わらず最後尾ながらも、それなりにペース上げて縄文杉を目指すのだが、
膝の上やもものあたりの筋肉が普段と違う重労働に不満を言い始めているのが聞こえる。
そのうちこちらに向かって降りて来る人たちとすれ違うようになる。
「もう、縄文杉に会っていらっしゃったのですか?」
「いいえ、私達は昨夜上に泊ったんです」
うん、そうか、それならわかる。
そのうち朝バスで一緒だった人達も降りて来る
「もう、縄文杉に会って、帰りですか」
「ええ、頑張ってくださぁい」
脚の不平不満は最高潮に達しているが、元気よく「は~い」と答える。
帰って来る方の中には
「いいえ、膝が痛くなってしまって、残念ですが戻ります」
という方もいる。
往きの行程の8.5割にさしかかる頃、11時半お昼ご飯。
グループも一人の人もお弁当を食べていた。
きれいな川の流れの側に木製のデッキが地形に合わせて小さくいくつも差し掛けてある。
その川の水は飲める!空きペットボトルに詰めて。
とにかく1時過ぎには縄文杉を出て帰路についていなければならない。
先を急ぐ。
自分の脚が動かないことには前にも後ろにも進めない。
車もエスカレーターも動く歩道も、ここにはない。
歩くだけが辿りつく術(すべ)のすべて。

縄文杉手前の杉の樹。
何かの原因で幹が折れると、枝は出処を求めてこんな風になってしまうのだとか。
強すぎる程の生命力。
縄文杉。
そして、会えた。
大きく、あたたかく、やわらかく、全てを包み込む存在。
私が、こころの奥底でずっと求めていたモノ。
この傍ににずっと居ることはできないけれど、
この大切なものをそのまま記憶するために、脳はある。
ありがと。
帰り途は来た道そのままを辿る。
かなりきている脚にはきつい。でも歩くしか帰れる術はやっぱりない。
ここら辺で「ん、右の足指先痛いな」と感じていた。
行く道でポイントだった有名な、無名な樹たちに再度会えるのはとてもうれしい。
内部空間は単身者用マンションより大きそうな切り株。ウィルソン株。
貴重な体験、樹の胎内。

上を見上げるときれいな ♡ハート型

やっとトロッコ道にたどり戻り。
往く時、最初に通ったトンネルに入ったのは16:59。時計を見ながら駄目かも!と呪いつつ、
抜けると登山口看板の向こうに17:00発の最終バスがみえて!
「あ~、待って!」走れない脚に鞭打ちながらやっとのことでバスに辿りつく。
バスのステップがきつい。
間に合ったんだ。
使い切って、ほどけそうな身体を座席に埋めるうれしさは、筆舌に尽くし難い。
そして縄文杉に会えた喜びは、あれだけ歩かなかったら得られないと、
今、確信できる。
感謝です。
膝の上やもものあたりの筋肉が普段と違う重労働に不満を言い始めているのが聞こえる。
そのうちこちらに向かって降りて来る人たちとすれ違うようになる。
「もう、縄文杉に会っていらっしゃったのですか?」
「いいえ、私達は昨夜上に泊ったんです」
うん、そうか、それならわかる。
そのうち朝バスで一緒だった人達も降りて来る
「もう、縄文杉に会って、帰りですか」
「ええ、頑張ってくださぁい」
脚の不平不満は最高潮に達しているが、元気よく「は~い」と答える。
帰って来る方の中には
「いいえ、膝が痛くなってしまって、残念ですが戻ります」
という方もいる。
往きの行程の8.5割にさしかかる頃、11時半お昼ご飯。
グループも一人の人もお弁当を食べていた。
きれいな川の流れの側に木製のデッキが地形に合わせて小さくいくつも差し掛けてある。
その川の水は飲める!空きペットボトルに詰めて。
とにかく1時過ぎには縄文杉を出て帰路についていなければならない。
先を急ぐ。
自分の脚が動かないことには前にも後ろにも進めない。
車もエスカレーターも動く歩道も、ここにはない。
歩くだけが辿りつく術(すべ)のすべて。

縄文杉手前の杉の樹。
何かの原因で幹が折れると、枝は出処を求めてこんな風になってしまうのだとか。
強すぎる程の生命力。
縄文杉。
そして、会えた。
大きく、あたたかく、やわらかく、全てを包み込む存在。
私が、こころの奥底でずっと求めていたモノ。
この傍ににずっと居ることはできないけれど、
この大切なものをそのまま記憶するために、脳はある。
ありがと。
帰り途は来た道そのままを辿る。
かなりきている脚にはきつい。でも歩くしか帰れる術はやっぱりない。
ここら辺で「ん、右の足指先痛いな」と感じていた。
行く道でポイントだった有名な、無名な樹たちに再度会えるのはとてもうれしい。
内部空間は単身者用マンションより大きそうな切り株。ウィルソン株。
貴重な体験、樹の胎内。

上を見上げるときれいな ♡ハート型

やっとトロッコ道にたどり戻り。
往く時、最初に通ったトンネルに入ったのは16:59。時計を見ながら駄目かも!と呪いつつ、
抜けると登山口看板の向こうに17:00発の最終バスがみえて!
「あ~、待って!」走れない脚に鞭打ちながらやっとのことでバスに辿りつく。
バスのステップがきつい。
間に合ったんだ。
使い切って、ほどけそうな身体を座席に埋めるうれしさは、筆舌に尽くし難い。
そして縄文杉に会えた喜びは、あれだけ歩かなかったら得られないと、
今、確信できる。
感謝です。