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めんどりと赤ワイン♪

ヨガ講師で1級建築士で主婦の日々を、ゆるく、たまにマニアックに書いてみよう。

全滅

2010-10-11 21:58:40 | 日々のこと
脚長蜂の巣作り。
今年の夏の始めから始まった。
最初は二匹くらいで巣の部屋も10個位、直径2センチ程の小さな巣。
夏の間普請が進んでどんどん増築。
直径20センチ程になり、美しい巣ができあがりつつあった。
たくさんの脚長蜂がせっせとよく働いている。
幼虫やさなぎの世話等甲斐甲斐しい。
家の出入り口のドアの真ん前なので刺激しないようそっと行動する私たち。
でも、内心この巣をどうしたものかと思い悩んでもいたのだ。

エネルギーの強かった今年の夏に、少し衰えが見えかけた10月始め。
大きな黄色スズメ蜂が足長蜂の巣を襲っている。
脚長蜂たちは巣の周りを取り巻くように飛んでいる。
長い黄色い脚をプラプラさせながら。

どうすることもできないのだ。
大切に育てている幼虫達がどんどん食べられてしまう。
幼虫達はもっと無力。
丹念に作った巣もバリバリと壊される。

黄色スズメバチは腰を据えて、それはそれはおいしそうに食べている。
脚長蜂の幼虫を。
胸と腹の間の細いところを一杯に折って、後肢一対と羽で体を支えている、感じ。
前肢2対で獲物の幼虫を抱きかかえている。
ちょっと目には、白い小さな幼虫は抱かれて愛撫されているようにもみえるのです。

これ以上近づくと危険のギリギリで撮った写真です。







生きることってこんなにも厳しいこと。

虫の子供

2010-09-14 16:33:14 | 日々のこと
火曜日午前中のヨガクラス、今日は少なめの人数でした。
でも夏休み明け2回目のクラス、のびのび気持ちよく行えました。

セミの抜け殻を見ているうちにもう少し知りたくなって、
金曜日のヨガクラスの前に図書館に行きました。
図書館は、入って左に向かうと子供向けの書架があります。
いい本がたくさんありますが、厳選して2冊借りてきました。





「セミの一生」はわたしが知りたいと思っていたことをピンポイントで教えてくれました。
枯れ木に産み付けられた卵はどうやって土に入るのか?
地下何センチ位で育っているのか?等々、など、ナド。

この本はニイニイゼミに詳しく、
前々回、土が付いていたので「ニイニイゼミかも?」
と書きましたが違うようです。



ニイニイゼミはこのように泥だらけ!
文章だけでは分かりにくい事を、写真では一発でわかる。

あかね書房 科学のアルバムシリーズ
「セミの一生」
佐藤有恒・写真   橋本洽二・文
写真は、今、光学が進歩しているので少し古く感じるところもあるが、
文章はセミの研究家の第1人者らしくていねいでわかりやすい。
セミへの愛情に満ちている。


もう1冊「虫のこどもたち」
写真が、光が、とてもきれい!
薄い卵の殻からまさにハッチアウトする瞬間。
樹の芽になりきっている(擬態)幼虫。
光と生命のコラボレーションを見せてくれます。

かわいらしさ全開の写真をいくつかご紹介します。








最後のはゴマダラチョウの幼虫ですって。
角(つの)の下、葉っぱの上にこちらをうかがっているような
目が見えるでしょうか?


福音館書店発行「虫のこどもたち」
新開 孝   写真と文

これを書いているうちに大粒の雨が降ってきた。
たくさん降って大地を冷やしてくださいな。
太陽も照っているのでどっかで大きな虹が架かっているかも知れない。

じょうしゃひっすいのことわり

2010-09-05 23:47:33 | 日々のこと
ちっとも衰えを見せないアンチエイジングな夏。
毎日通る通路の土の部分。

穴がずいぶん増えた。

木の根元のこんな場所ならわかり易いが、


ローラーで固めたようなこんな場所でもちゃんと土中から出てくるらしい。






この夏、かたい地面を掘って地上に這い出してきたセミの子供の抜け殻。
たくましいね~!




幼虫の間樹液を吸っていた口吻が見える。
この抜け殻にはたくさんの土が付いている。
光をあててみます。


ニイニイゼミかな?

もうひとつはアブラゼミ。と、思う。


堅い土をこの小さい前足で掘って、掘って、地上に出てくるんだ!

セミは成虫も樹の樹液を吸って生きて行くが、幼虫も地面下で樹液を吸って成長する。
成虫は師管(葉で作られた養分=デンプンの通路)から、
幼虫は道管(根から吸い取った養分水分を上へ送る通路)から摂取する。
師管液には糖分が多い。飛んだり、鳴いたり、子孫を残したりには
大量のエネルギーが必要。
逆にこの糖分は幼虫の地下居住スペースの衛生環境には悪影響。
幼虫が栄養価の乏しい道管の樹液を吸うのは道理に合っている。と言う。
以上ウィキペディアが教えてくれたことです。

詳しく知りたい方はコチラからどうぞ。

食性の鮮やかな変化、私たちも見習いたいもの。

相変わらず暑い暑いと汗を拭きつつ、
「そうね~でもやっぱり冬の寒いのよりましだわ」と夏好きな人。
「もう、いい加減にしてくれーー!」とげんなり顔で叫ぶ夏嫌いの人。

強い夏。
きっと立ち去る時は、
シッポをクルッと体に巻きつけて、
スタスタ足早に立ち去って行ってしまうのだろう。
そのあと秋はどんな登場の仕方を見せてくれるんだろう?
いきなり「ふゆ!」なんていうことになりませんように。

梅雨のご褒美

2010-06-17 00:20:03 | 日々のこと
梅雨入りした。夏至はもうすぐ。暗くなるのが遅い。
細かい霧のような雨が丸1日降り続く日。夕方、川に沿って車を運転していると素晴らしい出会いがある。





カルガモの幼児たち。車の行く手を転がるように走っている。
「おい、おい、車に轢かれちゃうぞ」
車を止めて霧雨の中しばし観察。大はしゃぎで「ピーピー」。
水鳥のくせに雨に濡れるのは気に入らないらしい。
後ろ足で頭とかカキカキするのだが
その度にヨロヨロする。それが、愛らしい!

でもお母さんの姿が見えない。










私の車は路側に寄っているが、
道路いっぱいカルガモ幼児達が広がっているので
車が列をなして待っている。




そのうち草むらに落ち着き、
あっちの方で騒いでいた一羽も戻って来て、
合計6羽。





姿の見えなかったお母さんは川で顔を洗っていました。
しかるべき時にちゃんと子供たちの許に戻って来て、
また、子供たちはひとしきり大はしゃぎ。
若くてきれいなお母さんの、落ち着いた子育て。







私の収穫

2009-06-12 15:03:39 | 日々のこと
ベランダの植木鉢から、去年のこぼれ種で、
続々シソの双葉が顔を出し、
みるみる大きくなってもうギッシリ。



大きな植木鉢に心地のいいベッドを造って、
植え替えたらこれまたみるみるうちに成長して、



柔らかくて大きなシソがどんどん収穫できました!



さっそくサンドイッチに8枚はさんでいただきました。



ところが、昨日、誰か知らない子が、
葉をムシャムシャ食べているらしいのに気付き、




注意深く探すと、



いました、いました。下が頭です。
しばらく観察していると、下に降りて行き、



土の中にもぐり込んでしまいました。
この写真は今正にシソの茎からおしりが離れて、
頭は土の中の居ここちのいい所を探している。



普段見つけられないのは土の中に潜んでいるからなのね?

黄色い、働きものの怪獣

2009-05-25 17:48:20 | 日々のこと
月曜クラス後いつものように近くの野菜の直売所に寄るために通りに出ると、
大きな黄色い怪獣がモウモウと鼻息荒く働いていた。人々も沢山働いていた。

余りの働きぶりに感動して20分程見学。道路の表面を削って粉々にして、
前に止まっているダンプカーの背中に流し込んでいる。家にカメラを取りに帰る。
残念ながら怪獣は一休みに入ってしまったらしい。
前のダンプカーの背中がいっぱいになったらしく姿が見えなくなっていた。
でもめげずにUP。

前方を見ると。先ほどはこの先に大きなダンプカーいた。



後方を見ると



真ん中がその道路を削り取る部分。モウモウと煙がたっていた。



注意書き。



全貌




総重量は28.96t 



全長は書いていないが悠に10メートル超えていそう。
怪獣行列のトップを行く。

次に続くのはマンホール周りのアスファルトを削り取る。
繊細さを必要とする部分で前の巨大な怪獣が仕残した仕事。



上記白い機械が削り取ったアスファルトを集める。
キャタピラー前のチリトリで集めて上のスコップにすくい入れ、
グルーッと回転して後ろのトラックに流し込む。




車の下に付いているブラシできれいに掃除する。



アスファルトの接着剤を道路に流すタンクローリー。



いよいよアスファルトを敷く怪獣。
一番巨大なのからは引き離れるが2番目の大きさ。





この大きな皿が空っぽになると前に控えているダンプカーが供給する。
これは、サラが完全に開いた状態。皿の両側が上がってザラザラと真中のベルトコンベアーに流し込んで後ろから出てくる。




皿怪獣の後部。フルイや均し道具等を使って多くの人が手作業している。




水で冷やしながらローラーで均す。




もうひとつのローラー。周辺部担当か?



その後部。いやこちらが前かも知れない。



人が扱っているとは言え巨大な機械の驚くべき精度!
今までの道路工事ではアスファルトを深さ10㎝位剥がしてしまう。
これだと5㎝削り取ることが出来て、しかも粉砕した粉は再生リユース出来るとのこと。







トトロ道

2009-05-20 16:46:26 | 日々のこと
よく晴れて気持ちのいい午後、先週再スタートした水曜日クラスのあと、
私の好きな場所「トトロ道」を覗きに、少し遠回り。その途中で出会った散歩中の鶏。
このあたりは広い畑がたくさんあるし鶏が散歩していても不思議ではない。けれど。
車から見た時はキジか!と勘違い。車をそっと止めて、そっと近づく。




傍をバイクが通りかかっても悠然と散歩を続け、



私のカメラに付いている黄色のストラップをクチバシで引っ張る。




ちょっと怖い顔をしているのに人懐こくてかわらしささえ漂わせ、別れ難かった。



さようなら!またね。




で、トトロ道はやめて。
家に帰ると、
階段の途中、1階の住戸のドア前で散歩中の亀に会う。




アカミミ亀くんは2階に住む男の子が飼っている。この階段を下りて来たらしい。



1階分だ。どうやって下りたのだろう!どの位時間がかかったのだろう!
もう少し地面まで降りれば、自由は得られるかもしれないけれど、池もないので、
とりあえず2階の玄関前の水槽に帰っていただいた。ごめんね。

先週再スタートしたヨガのクラスは今回人数が25人の定員いっぱい。
スペースが少し狭く感じるが季節もいいので引き戸を開け放って、
外の樹の気を存分に楽しみながら行えたと思う。
まだ2回目なので、様々時間がかかって2時間のクラスになってしまった。けれど、
身体の隅々まで流れがよくなった感じはわかっていただけたようだった。
私にとって何よりもうれしいこと。

野菜の花(嗅ぐ春)の続き 豆編

2009-04-15 00:27:03 | 日々のこと
火曜日のクラスの後、その野菜の直売所に行くのが恒例になってきた。
おじさんの野菜はおいしいくて新鮮なので一人、二人と一緒に行く数が増える。
前に紹介したのは、普段私たちが知っている野菜の「その後」。そして、今度のは知っている野菜の「その前」。

スナップエンドウの花。白い花。




塩ゆでするだけで、うんと甘美味。おいしいって感じるのはこんなこと。
なにかの映画で豆の鞘のスジを取りながら、年老いた女と若い女が心を通わすシーンがあった。

赤い花。絹さやエンドウ




この花の後、絹さやは実をつけて私たちがいただく。
バターでさっと炒めて、いい塩をパラリ。甘くておいしい。



空豆の株と花





まだまだ花中。待ってるからね。

みんなそれぞれ花がきれいでこんなにきれいならベランダで育てられないかしら。