大きなお友達のプリキュア日記

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木琴

2012-01-22 12:27:18 | スイートプリキュア♪
スイートプリキュア♪第47話『ピカーン!みんなで奏でる希望の組曲ニャ!』感想です。







河野響かわいいよちゅっちゅ


「そんな事、こっちが聞きたい…!」
ノイズの真意、『不幸のメロディ』にのせて。
ノイズは人々の悲しみが集まり、産まれてしまった存在でした。
結果、彼の声は疎まれ、彼の姿は忌まれる事に。
その姿を隠してしまうために、世界から音を消すことを選んだ。
青空を背にした演出、ノイズの空白感が際立って…

「だってそんなの悲しい…悲しすぎるよ!」
一連の響のメッセージ、さすがの演技力です。

ハミィ、ノイズの体内に突貫。
フェアリートーンへの言葉が、なんと男らしい死亡フラグッ…!
響の「ハっミ゛ィ」はちょっと面白かったw

雑音の中で紡ぐ、幸せのメロディ。
悲しみの音符は裏返り、幸せの音符へと。
「ハミィだって、今まで時々は、悲しいこともあったのニャ」
白猫がはじめて語った胸中。
…彼女の音楽への信頼感を見ていると、彼女が音楽に愛される事が嬉しく思えますね。

『レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!』
四人のプリキュアと、8人のフェアリートーンが、心を合わせて!
この曲のイントロ導入型の変身、かっこよすぎるぜ…!

フェアリートーン合体、スイートウイング!
この曲はハートキャッチの『明日への戦い』だったと思うのですが、イヤこの曲燃えますね!
まさに今の状況が、タイトルそのものだけに!

守りたい相手であっても、それを叶えるための武力行使はぜんぜんオッケー。
さすがとしか言いようがなかった。
という訳でアクション成分だけまとめて。
バンク無し必殺技のフルコース!
・響さん奏さん、玩具で殴るのはマズいっスよ!どうせもう終わりだからと思って…もう!
・やっぱりやぶられるビートバリアw「私は、生まれ変われた!」のセリフと被せてますが、自らの殻を破る音にも聞こえる不思議。
・やぶられたバリアからミューズ。いつの間にか分身と交代してのシャイニングサークル!
・リズムを脚で捉えてファンネル発射!ノイズも頑張るよ!
・ひびかな愛の共同作業、巨大アルペジオ&ピアチェーレ。
・ハートを描いてるのは二人の結婚をしゅくh…じゃなくて「音楽はみんなを笑顔にするから」のセリフと被せてるんですね。
・ミューズちゃんのげんきだまかわいいよ!
・手と手つないで垂直走りしながらパッショナートハーモニー。ホントに総力戦w
・ハートフルビートロックとビートソニックの連射!髪ギターw
・ミューズ、懐かしの鍵盤バリア!黒ミューズとしてひとりで戦った日々も、無駄じゃなかった!
・その内部からスーパーカルテット!…このコンボを耐え抜いたノイズさんさすがッッ

ノイズとの激戦。
「ノイズ、聞いて!」
自分たちの気持ちを伝える、言葉にするということに積極的なシリーズだっただけに、納得の一言。

悲しみは乗り越えられる。繰り返す悲しみでも、その度に前に進める。
みんなが過ちに気づかせてくれたから、私は生まれ変われた!
みんながいたから、私はありのままに自分になれた!
いっぱいケンカしたから、前よりずっと分かり合えた、もっともっと仲良くなれた!

だれかと繋がり合うことで、悲しみを乗り越えてきたプリキュアたちの言葉。
マイナーランドの歌姫だったころのセイレーン、海を見つめる黒ミューズ、初期ひびかなのケンカ模様…
こういう説得力、大好きです。

悲しみで産まれたノイズ。
「お前たちとは違う!」
これは一種の真実ではあるのだけど。
それでもいい、と伝えるプリキュアたち。
その羽根もその声も、あなただけの音楽。
BGMは『音楽への思い』。
音楽が生命そのものの喩えであることを踏まえて、ここは良い場面。

音楽とは生命であり、その繋がり合いが組曲。

「たった一人で、決めつけないで!」
ノイズの笑顔の可能性。
一人だけでは間違いが多かった彼女ら。
ノイズへのメッセージには説得力があります。

笑顔など一瞬で悲しみに変わる!
どんな悲しみも、笑顔に変わる!
音符と楽譜に託されていた『道具の両面性』、終着点はここだったのか…!

音楽を信じる力によって、音の精霊であるフェアリートーンたちはクレトンに進化。
その過程に「ありがとう」っていう言葉がステキです。

「今こそあなたに、届けましょう 希望のシンフォニー!」
悲しみから産まれたノイズに届けるための、喜びと希望。
一方的に救うためではなく、鏡の両写しのように存在する希望と悲しみが、手を取り合っていっしょに乗り越えるために。
さらにシンフォニー=交響曲、一人で奏でる音楽ではないことがみんなと繋がるプリキュア達の姿勢とイコールになっていて。
まるでこの場面のために用意されていたような…なんと美しく、自然なバンクへの移行か…!

Bパートはずーーーっと、台詞がきれいだなぁ…
言葉のやり取りもテーマに沿ってて繋がってるし、プリキュアたちが歩んできた一年が言葉の一つ一つにきれいに重なっていて寸分のぶれもない。
通年作品のこういう整合性は大好きなのです。
美しい言葉への説得力が違います。

ノイズとの会話。
「みんなの笑顔を守ることが、プリキュアの使命」
『幸せのメロディ』がBGMなのはAパートでのノイズの独白が『不幸のメロディ』BGMだったことの対比か。
なんて小難しいことを言わなくても、優しい場面に優しい楽曲が合うだけで!

…ハミィ?





次回予告!
うわあああ!
よかったねトリオザマイナー!


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