大きなお友達のプリキュア日記

携帯からお越しのお客様はネタバレにご注意ください。

クレッシェンドトーン

2012-01-29 14:15:01 | スイートプリキュア♪
スイートプリキュア♪第48話(最終回)『ラララ~♪世界に響け、幸福のメロディニャ!』感想です。










いきなりこの話題で恐縮ですが、楽器コレクションのクレッシェンドトーンがスペース取ってて笑ってしまいます。

いきなりOP曲でアバンタイトルも無し。
緊張感というか、特別感というか。

カップケーキとギターは無事でした。
チューニング中のエレンちゃんからお話は開始。

眠りから覚めないハミィ。
ノイズが浄化された後、最後の力を振り絞って音符を楽譜に回収して…
とうとう伝説の楽譜が完成したところで、力尽きて眠りについてしまいました。
あまりにも一生懸命というか、今まで完成詐欺とか言って本当にごめんなさい…

トリオザマイナーが降ってきた。
あれはちょっと吹く。

エレンの弾き語り。
髪をかきあげる仕草が良いですよね、ね。
さりげに新曲だし。

ノイズの最後に思いを馳せる響。
…ここでこの場面を挿入するっていうことは、その後のハミィの精神世界についての読ませ方があるって事なんですかね。

誰もいない花畑で遊ぶハミィ。
その目には隣にいる四人の姿も映らずに。
なんというか、すっかり心を閉じてしまっているというか、幸せな幻影に逃避してしまっているというか…
直前にノイズのセリフ、消えない悲しみがあったせいか、どうもそういう風に読んでしまいます。
個人的にはかなり強烈な描写だったと思うんですけど。
プリキュアで求められているスタイルでもないですが、どぎつく描こうとすれば描けるシチュエーションです。

セイレーン、歌を歌う。
音楽なら、ハミィに届いた。
先週ノイズに対しては『音楽の名を冠した技』でしたが、今回はより直接的。
本作に於いて音楽は想いを伝えるコミュニケーションの意味なので、やってることは同じなんですね。
そしてそれを歌うのがセイレーンであるというのが、いやもちろんそうでなければウソなんですけど、ちゃんとしたことをちゃんとやってくれるというのは嬉しいものです。

今まででいちばんの幸せの中で、ハミィ覚醒。
そして、幸せのメロディの舞台へ。

「がーんばーってーー♪」
エレンさん可愛すぎるんですけどどうにかしてください。
その後の真剣な表情とか良いですよね!
歌いだす直前、なんとも音楽への予感に満ちた静寂。

幸せのメロディ。
独唱で世界が目覚め、目覚めた楽隊が伴奏に加わり…
楽隊がしっかりBメロ?からバッチリ合わせる辺り、さすがに音楽の世界のアーティストだ。
いや、しかしこの曲良い曲だなぁ。
まじりっけなしにキレイだ。

トリオザマイナー、復活!
バスドラはいつもの調子だし、ファルセットも元に戻ったし…
ファルセット「ごめんなさいごめんなさいー」
バリトン「一生ついていきます~」
セイレーン「やっかましいわ!」
いつもの…というかかつての3人過ぎてどうしたものかと!

アフロ様復活、歌いながらアイコンタクトするハミィの貫録ヤバい。
音吉さん&クレッシェンドトーンコンビ、メフィストと…
どんどん世界がよみがえる!

世界を幸せにする、幸せのメロディ。
新しい音楽を!
鼓動のファンファーレを!
世界の悲しみ(≒ノイズ)をも癒すから、世界を幸せにするメロディなのですね。

メフィストと音吉さんの義父子が微笑ましい件。
クレトンさんから感じるご老公っぽさ…!

ハミィとセイレーン可愛いよ!照れるエレン可愛いよ!

トリオザマイナー、最後のハモリ。
♪あーりがとう~~

久々に聴く日常曲、胸がいっぱいになるぜ…
団とまりあは幸せのメロディが聴こえたらしい。
音楽家ハンパないな!

夕景、調べの館。
シリーズ通して夕日の光景が美しいシリーズでした。
響と奏の仲直り、響とまりあ母さんの距離が埋まった涙、海へ悔悟の涙を叫んだエレン…挙げればきりがありませんが。
想いが伝わり、異なる存在が融和する瞬間。希望の朝と悲しみの夜の狭間の時。
その中で悲しみを受け入れ、共に歩んでいく決意を表明する四人。
物語中でも最大の、メイジャーとマイナーの融和。
なんと徹底したシリーズであろうか…

『レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!』
コーラスオンリーからの導入。
これからはプリキュアとしてではなく、響・奏・ハミィ・セイレーン・アコとして、夢の先の自分へと変身していく。
好きな曲ではあるんですが、用途的にもう聴くことはあるまいと思っていただけに、ここでの登板には大興奮!

赤いドレスの響の鎖骨。
赤いドレスの響の鎖骨。

最期の名乗りは闘志でもなく悲壮感でもなく、プリキュアを名乗ったことへの喜びに満ちていて。
去年の今頃はそれぞれが一人一人で生きていたのが、響と奏の仲直り、仲間のハミィからセイレーンへと繋がり、プリキュアとしての戦いの中でアコちゃんが仮面を外して…世界がつながっていく。
先週は響がこの世界をひとつの組曲と表現していました。
そのうえで、バンクでの最後のセリフはスイートプリキュア♪の総括として実に相応しいものと思えます。

届け!みんなの組曲!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿