マイケルの来日公演から1週間―
今尚どっぷりと余韻に浸りつつ、最早日課となった『宇宙征服』と『No Heavy Petting』を、只今ヘビロテ中♪
ふと思った
今回のソロ名義の来日公演は、リズム隊が今ひとつだった....(ぽそっ)
Elliott“Dean”Rubinsonのアクションはピート並みに?派手ではあったが、音的にはほとんど印象に残っていない
Herman Rarebellのドラムも期待したほどのものでもなく―つまりは物足らず、唯一目立っていたのはRock You Like a Hurricaneにおけるハーマンと観客との掛け合い合唱?の時だけだった
それに引き換え、2年前のSimon Phillipsのドラムはかなり目立っていた
期待以上に素晴しかった
それもそのはず、マイケルは彼のドラムを引き立たせるためのアレンジを試みたという (@Kさん談)
(思い当たる節が多々あるのは、なるほどそういうことか....)
目立っていたといえば、Cozy Powell
『Rockpalast '81』におけるRock Bottomのソロで繰り広げられるマイケルとコージーの血湧き肉躍る壮絶バトル?は、筆舌に尽くし難い
あまりにもこの時のインパクトが強過ぎるが故に、ハーマンの腑抜けな?ドラムに、瞬間消化不良を起しそうだった
今年で14回目の祥月命日を迎えるコージーを偲び、たまたま手元に残っていた29年前('83年春)の懐かしいインタビューをお届けしたい
・(9ヶ月前にオックスフォードからBoldstart Farmに越してきたコージーの邸宅で寛ぎながら)日本公演から戻って来てからは、ほとんど何もしていない ソロ・アルバム(註:『Octopuss』)の仕事を少し.... 暇な時は、建て直したばかりのこの家の手入れをやっている 先週からJon Lordの家でニューアルバム(註:『Slide It In』)のリハーサルが始まったんだ とってもポップでコマーシャルな感じなんだ
・(カー・レースは)全然やってない ソロだった頃はよくやってたけど、RainbowやMSGに入ってからの7年間はハードワークだったからね
・オフタイムとかツアー中とかにはHR/HMは全く聴かないね やっているだけで充分だ ポップソングは大好きさ ヒットチャート入りしてる曲はよく聴くよ 好き嫌いは激しいけど.... 例えば、Culture Club! Boy Georgeは勘弁して欲しいけどね(笑) David Bowieもとてもいいね Eurythmicsも好き でも、The Human Leagueは音痴だから嫌いだ Kajagoogooもシュミじゃない Spandau Ballet....(絶句) Michael Jackson、最高! Duran Duranもいいね TOTOも大好き Twisted Sister、最悪! Iron Maiden、だいっ嫌いだ!! 音楽的に好きじゃない そう、MSGのニューアルバム(註:『Assault Attack』)も.....ひがんでるわけじゃなくね HR/HMがあまり好きじゃないんだ
コージーは当時『神話』のポップな仕上がりを気に入らなかったはずだけど??? HR/HMが好きじゃなかったなんて、びっくり!!
・(MSGを頸になった理由について)意識的に頸になるよう仕向けたんだ まぁ....マイケルとグラハムに対する責任感と義務感かな ファンに失望されたくなかったけど、頸になったことはあまり知られてなかったからしょうがないよね ただ、はっきりさせておきたいのは、MSG加入の際、何千ポンドものギャラを貰ったという話は嘘っぱちだ 俺は曲を書いてないから、レコーディングや売上げからの収入は見込めない Rainbowでの5年間は、本当に酷かった。。。。 だから、MSGの時はある程度のギャラは要求したんだ 結局、他のメンバーの方がずーーーーっと多くてかなりショックだったけどね ただ、金目当てで雇われたと思われたくないんだ
・(Whitesnakeは)全く問題ない デヴィッドはプロ根性がある 彼が何時間も鏡に向かってヘアスタイルを気にしていようと、ステージ前は機嫌が悪かろうと、俺には関係ないね 彼は俺を信頼してくれてるし、ドラマー以外の責任や心配を全くしなくていいからね もう他人の面倒をみるのは疲れた.... このバンドは、だからすごく居心地がいいんだ
・(将来の夢は)隣の畑を買い取って、ずーーーっと飽きもせず眺めていることかな(笑) 俺はカントリーボーイだからね
ドラマー兼レーサーの、どちらかというと都会派のイメージだったコージーが、実は自然や動物を愛する素朴な一面があることを知ることができたのは、ちょっと新鮮だった
私にとってのコージーとの思い出は、最初で最後の―“SUPER ROCK '84 IN JAPAN”でWhitesnakeのメンバーとして来日した時のライヴだった
夜空を華やかに彩る花火とパワフルに響き渡るコージーのドラム・ソロの見事なコラボは、すでに疲労困憊だった私を奮い立たせたのみならず、しばし釘付けとなった真夏の夜のファンタジーだった
Rock Bottom(Live at Hamburg 1981)/MSG
Cozy Powell Forever
これはちょっと心残りですね。
>もう他人の面倒をみるのは疲れた
これはマイケルとリッチー・ブラックモアのことですね(笑)
結局、ホワイトスネイクもデビカバのわがままが目立ってきて脱退、ELP入り、その後サバス入りしてますね。
人間関係でいえば、サバスが一番まともでしょう。
上の写真、白のフェラーリ308は彼の愛車でしょうか?
クルマ好き、レース好きなのですね。
彼が好きだといっているアーティストはほとんどポップよりですが、たぶんイメージ戦略もあるんじゃないでしょうか?
要するにもっとお金儲けがしたい、そのためにはポップ畑からレコーディング依頼がなければなりませんよね。
で、稼いだお金でレースをやる、なんといってもお金がかかりますから。
と、そんな気がしました。
そうだったんですね....
私は、90年代~2006年の秋まで、マイケル離れをしていた期間はHR/HMともほぼ無縁な生活でしたので、
正直コージーが他界したことさえ知りませんでした。。。。
>人間関係でいえば、サバスが一番まともでしょう
ちょっと意外な気もしましたが、当人は愉しんでいたのかもしれませんね(^^)
>上の写真、白のフェラーリ308は彼の愛車でしょうか?
はい、彼の愛車です
フェラーリは赤のイメージが強かったのですが、白もカッコイイですね☆
ちなみに、左の写真で彼が手にしている黒のストラトは、リッチーから貰ったそうです
そういえば、彼の好むアーティストは、当時英国のポップシーンで大活躍でしたよね!
ここ日本でもいわゆるニューロマンティックの花盛りで、HR/HMと人気を二分するほどの存在でした☆
コージー自身、演奏するのはロック、聴くのはポップミュージックと明確な使い分け?があったのかもしれません
レースって莫大なお金がかかりますよね....(^^;;
引く手数多のコージー、当時かなり稼いでいたことは事実でしょうね
で、余ったお金?でどでかい農場を購入、馬を飼い、牧場を整備し、のんびりとカントリーライフを満喫していたのでしょう
(自宅でドラムを叩くことはほとんどなく、納屋に仕舞いっ放しだったそうです)
レーサーだからカッコよかった\m/
早死にしたからロックだった\m/
一番好きなドラマーっさっ\m/
>早死にしたからロックだった\m/
ロッカーで早死にする人は多いですよね。。。。
特に70年代は“生き急ぐ”ことがカッコイイとする風潮さえありましたが......でも!
Keith Richardsのように70近くになってもロックし続ける人もいます☆
私はマイケルが長生きしてずーーーっとKeep on Rockin'して欲しいと願っています(^^♪
(ゲイリーに代わって?Emiさんという心強い‘相棒’を得たマイケル、きっと大丈夫でしょう)
誕生日が同じって、素敵ですね☆
好きなアーティストと同じなんて、尚更運命を感じてしまいますよね!
>奏でる音や楽曲以外で、人を惹きつける要素を持っている者
こういう人物って、ごく希な―本当に貴重な存在ですよね☆
これからもKeep on Rockin'し続けて下さいね(^_-)b