misty green and blue

Life is like an onion...

中間英明

2012-04-06 | artist
              


先の『なりきり!! マイケル・シェンカー コンテスト』で進行係からの質問に応じた中間さん曰く―
 “初めてマイケルを観たのが'81年の大阪フェスティバルホールで、当時高校生だった僕はいわゆる追っかけをしていた訳なんですが―”

....えっ?!
MSGの初来日公演を大阪で観ていたとは、びっくり!
しかも、追っかけするほどマイケル好きだったとは、更にびっくり!

驚きはまだ続く―
 “サインとか握手とか、でもなかなかチャンスがなくて諦めていたら、泊まったホテルのトイレで思いがけずマイケルと鉢合わせしたんです!
 あまりに突然だったので、動揺して何も言えなくて。。。。。。 あぁでも、凄く嬉しかったですね”

なんてラッキー!!
今でもその時の光景を鮮明に覚えていることだろう


私が中間さんのことを知ったのは、2年前の“A Tribute to Randy Rhoads Project”の初日だった
いや、ジャパメタ・ファンのブログ友・japametal500さんのブログで取り上げられたことがあり、名前だけは知っていた

ブログで知った見た目と印象は、Yngwie MalmsteenもしくはJake E. Lee
正直、マイケルの影響を感じられなかったのだが、そういえばランディの追悼イベントでマイケルの名が挙がっていたことに(当時の記事を振り返って)
ようやく気付いた(笑)

あの日は泊まりではなかったため長居が出来ず、宮澤佑門くんと少し話せただけだったのだが、“できれば、中間さんともお話したかったな~”と
yuiyuiさんのコメントにレスした気持ちは本当だった

2年後の3月―
ランディの祥月命日でもある3月に、まさか‘そんな時’が訪れようとは夢にも思わなかった


‘そんな時’が訪れたのは、イベント終了後に観覧席へ挨拶に来たHolyさんの健闘を労い、マ~マ~イケルさんの受賞を称えた、その後のことだった
場内はスタッフたちの手によって片づけが始められていたが、話の最中徐にバックステージへと歩みを進めたマ~マ~イケルさんの行動が気になって?
その後に付いて行くと―
目に飛び込んで来たのは、着替え中の中間さんだった

彼がたまたま手にしていたのは、『Force It』のジャケットデザインがモノクロ仕様の、一見それとは分からないほど大写しのものがプリントされた
タンクトップだった

初めてみた☆ カッコイイ~~!!
思わず目が釘付けになった私は、知らず知らず話しかけていた

 “初来日の大阪公演で、マイケルと偶然会えて良かったですね!  私は2回目の来日が初めてだったんです、しかも大阪のフェスティバルホールで!”
 “....えっ? それって昼の部?夜の部?”

私の突然の割り込み?にも動じず、気さくに応じてくれたことが嬉しかった
(再結成UFOの時の(メンバーがプリントされた)Tシャツに着替えた中間さんは、紛れもなくマイケル・ファンだと確信した)

当時、同じ夜の部でマイケルを観ていたこと、マイケルが(ファンから貰った)ロゴ入の白い手編みセーターを着ていたことも彼は覚えていて、
更に気分は高揚した

ランディの追悼イベントのゲストに中間さんがいたことを話すと、マイケルの他に好きなギタリストはRandy Rhoads、Gary Moore、Uli Jon Rothだと
教えてくれた

マイケル好きは、どうやら好きになるギタリストも似たような傾向にあるらしい(笑)
私も彼らは好きである
4年前のウリの来日公演の初日を観に行ったこと、その時大谷令文さんを見かけたことを語ると、当日はその令文さんともうひとりの3人で
観戦していたとのことだった
これまた、何という偶然!

今回のマイケルのソロ公演でもジャパメタ関係者が数人、観に来ていたらしい
やっぱりマイケルはジャパメタ誕生に欠かせない存在だったのだと感慨深かった


その後中座した中間さんに代わって?話し相手となったのがこの企画を担当されたhibiki corporationのKさん(奇しくも件の追悼イベントの司会者)だった
彼もまたマイケル好きで、2年前の来日公演の苦労話(YGの付録用DVD撮影、ライヴ用貸出DEAN Vのチューニングなど)やマイケルのギターへのこだわり
(摘みがストラト仕様である理由、弦高・チューニングの徹底した追求など)などを熱く語るその姿が頼もしく、同時にマイケルが伸び伸びと活動し続けられる
その背後には、彼らスタッフの温かい支援があることをしみじみ感じた

マイケルは今、幸せなんだと改めて嬉しく思った
DEAN Guitarsとのエンドース契約は、マイケルにとって幸せの青い鳥だったのだとようやく理解できた


再び中間さんも加わってのギター試奏会?が会場の片隅でひっそりと?行なわれた
瞳を輝かせながらヴィンテージ感漂う中古のエフェクターを吟味する姿は、まるでギター少年のそれだった
かつてギター少年だった頃の弟と重なり、微笑ましかった

Ace Frehleyが愛用したLes Paulのカスタムショップ製シグネチャーモデル(傷など)を忠実に再現したレプリカを嬉々として操る中間さんから
繰り広げられた曲目は、ほとんどがUFOのもので、しかも実にマニアックだった
たとえばHigh Flyer、Reasons Loveなどなど―なんという心憎い選曲!(笑)

 “マイケルに魅せられた最初のきっかけは、Only You Can Rock MeのPVだった  すげぇかっこええと思って....目に焼きついて離れなかった”
 “(最初に聴いたレコードは)確かUFOとMSGの―  いや、『英雄伝説』じゃなくって.....(すかさず、私が“もしかして『High Level Cut』ですか?”
 と促すと)そう、それ!  確か初回盤はブルーのクリア盤だったんだよね☆  懐かしいなぁ~”

ちなみに、私の持っていた盤は、通常の黒だった

 “(ウリの話が出た時に、私が“『Lovedrive』はマイケルが3曲だけ弾いてるって思われてるけど、本当は5曲―”と言い終わるや否や)あ~~~、
 そうだよね! Loving You Sunday Morningのプレイは、どう聴いたってマティアスのものとは思えなかったんだよな....  やっぱりな
 ...そっか、Loving You Sunday Morning、Another Piece Of Meat、Coast To Coast、Lovedrive、Holidayの5曲か”

気付かれてたのは、さ~すが♪

 “(“今回の選曲、滅多にライヴで演らない曲―たとえば、Ain't No Babyとかも聴きたかったなぁ。。。。”という私のひとりごとに)Ain't No Babyは
 確か1度ライヴで演っていたことがあったよね? 音源が残ってたと思う”

うわーー、ブート盤までご存知ならかなりのマニアだ☆


そんなこんなで和やかでコアな3時間は瞬く間に過ぎ―
 “そうそう、Paul Raymondと一緒に仕事をしたことがあるんだ  HPあるから、覗いてみてよ”

Paul Raymond―
日本人の妻を娶り、日本に住んでいたこともある彼は今どうしているのだろう??

....あ、うっかり聞きそびれてしまった★




喜怒哀楽に満ちた?マイケル縁の2日間+1日は、色々な思い出を残して過ぎていった―

夢か現か幻か

まるで台風一過のような、けれども愉快に遊んだ3日間だった


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちくわ)
2012-04-07 00:48:09
>トイレで思いがけずマイケルと鉢合わせしたんです!

え!マイケルもトイレいくんですか?←アイドルかっ?(笑)

握手したら手を洗えないですよね?(笑)
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◇ちくわさん (micha*)
2012-04-07 22:06:28
>アイドルかっ?(笑)
アイドルはトイレにいかない?イメージが、当時は確かにありましたね(笑)

ちなみに、マイケルはアイドルでした!....少なくとも80年代前半は(^_-)b
複数の写真集が出版されたのが、その証拠です☆(笑)

>握手したら手を洗えないですよね?(笑)
私は、洗います!(笑)
洗ったくらいで、憧れの人の手の感触を忘れたりはしません☆

たとえば―
‘握手’‘サイン’‘写真’の3つのうちのどれかひとつだけ選べと言われたら、私は迷わず‘握手’にします!
他の2つは間接的体験ですが、直接的なもの―魂に刻まれた体験は永遠に残ると思うから......

“物より思い出”です!(笑)
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Unknown (MSS)
2015-05-25 02:42:16
この記事を読んで、スコーピオンズのLOVEDRIVEを買いました。いいアルバムですね!Coast To Coastカッコいいです!
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◇MSSさん (micha*)
2015-05-31 21:47:15
初めまして☆ コメント、ありがとうございます!
レスが滅茶苦茶遅くなって、本当にスミマセン.....<(_ _)>

ところで、私の記事がお役に立てたようで、すっごく嬉しいです(^^♪
Coast to Coastはここ日本でも演奏される可能性は大きいと思います(^_-)-☆

今日、東京公演後に行なわれるミーグリについて知りました
今回は明日の10:00からメールによる応募での受付ですが........仕事中だもの、絶対無理★(涙)

リハーサル、観たかったなぁ。。。。。
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