misty green and blue

Life is like an onion...

BATTLE HYMNS

2012-01-11 | live


去る8日―
日中用事のあった私は、移動時間も含めてライヴ参戦は難しいと判断、当初は諦めていたのだが......当日になってどうしても諦めきれず
間に合いそうなら、参戦しようと思い直したのだった

そのライヴイベントとは、これである ↓

『BATTLE HYMNS』
日程:2012年1月8日(日)
場所:目黒・鹿鳴館  ※JR目黒駅(西口)から徒歩5分
開場:17:30
開演:18:00
料金:前売¥2,500 / 当日¥3,000 (共にドリンク別)
出演:デモドリークルー (18:00~18:40)・宇都宮SUPER RAINBOW (19:00~20:00)・Black Southern Cross (20:15~21:00) 

モトリーはともかく(笑)、参戦するならRainbow vs Black Sabbathのバトルは見逃せない

Ronnie James DioとCozy Powellが共に在籍していたバンドの対戦ということは、当然ながら彼ら縁の選曲となるだろう (わくわく♪)
19:00前に到着することを死守すべく、闘いはすでに始まっていた―

幸い15分前に到着、無事参戦が叶った
会場の目黒・鹿鳴館は、後にメジャーデビューを飾って一躍有名になった多くのバンドが、インディーズ時代に経験を積んだことがあるという
曰く付きのライヴハウスである

入口には幾多のサイン色紙が貼り出され、往年の面影を偲ばせる
受付を済ませ、中に入ってまず驚いたのは(固定式)座席の存在であった
ほぼ50席ほどあり、座席間の通路や最前列の前の空間と最後列の後ろの空間を利用すれば、200名位の収容は可能だろう

そして、特筆すべきはライティングの見事さであった
単に綺麗であるというだけでなく、曲調に合わせた細やかで効果的な演出は思わず息を呑むほどであった
おそらくライヴハウス随一の巧みさではないだろうか
さすがは目黒・鹿鳴館、バンドが一度は演ってみたいと憧れるのも頷ける

音量のバランスも申し分なかった
それぞれのパートの音源が過不足なく、各々際立って聴こえた

ただ、惜しむらくはギターの音色が若干濁って聴こえたことである
....単に好みの問題かもしれないが(笑)



☆宇都宮SUPER RAINBOW★
  

SET LIST:
SE ~Pomp and Circumstance March no.1+Somewhere Over The Rainbow
Kill The King
Man On The Silver Mountain
~guitar solo~
Catch The Rainbow
Mistreated
Still I'm Sad
~Keyboads&Drums solo~


名ライヴ盤『On Stage』(*1)の再現―1曲1曲がスタジオVer.に比べて長いのだが、長さを感じさせないほどの力量に舌を巻いた
とりわけドラム・ソロは圧巻で、まるでコージーが乗り移っているのではないかと思えるほどのダイナミックさ―もしかしてコリンさんへの対抗意識?―は、
十二分に聴き応えがあった

バンド名のSUPERはけっして自賛ではなく、納得させるものがあった
(Amembow、危うし!?)


☆Black Southern Cross★
   

SET LIST:
Neon Knights
Children of the Sea
Voodoo
~drums solo~
Stargazer ※the best part only
TV Crimes
Headless Cross
Heaven and Hell
~surprise:the dog called MOMO~
Unknown(←タイトル不明)


名盤『HEAVEN AND HELL』を彷彿させるスタートに気分は一気にMAXとなり、立ち上がりたい思いを辛うじて堪えた
各曲の合間にさりげなく挟まれたMCも暗黒をイメージさせる不気味なライティングと相まって、サバスの世界観を作り出すのに充分だった
女性Vo.の口から紡ぎ出される声質は、不快なデス系とは違い、伸びのあるハスキーな低音がなかなか魅惑的だった(*2)
加えてセクシー・オーラ全開の女性B.から紡ぎ出される骨太リズムは頼もしく、そのギャップがまた魅力的だった

ところで、コリンさんが参加するバンドは‘何かがある’のがお約束(笑)
今回もサプライズが用意されていた
ひとつは、Stargazerの触りである 
ドラム・ソロからの流れも自然で納得の選曲だったのだが―、1,2小節が過ぎた頃我に返った?Vo.が慌てて否定、幻のStargazerとなった (....残念)

終盤、Heaven and Hellが始まるや否や場内のヴォルテージが爆発、客席は総立ちとなって盛り上がった
その盛り上がりの余韻を残しつつ、メンバー紹介のMCが告げられ、コリンさんの番になって―もうひとつのサプライズが起こった
コリンさんの愛犬・モモちゃん(!)(*3)がご主人と揃って登場、頻り歓声が湧いた瞬間だった

そして、アンコールの声も空しく、終演の時を迎えた(*4)(*5)

あっという間の、しかしながら充実した2時間強だった






【註】
(*1)...私は未聴なのだが、思わず聴きたくなってしまった Rainbowの初来日公演の模様を収録したものと謳ってはいるが、実際は国外の音源も
    含まれているらしい....?
(*2)...前から2列目の座席に座っていた私は、入替え時(←幕に映し出されたThin LizzyやDeep Purpleなどの貴重なライヴ映像も大いに楽しめた)には
    最前列に移動したが、目の前の空間には親衛隊?と思しき女性ファンが占拠、その熱狂ぶりも納得出来た
(*3)...慣れない場所で大歓迎を受けたモモちゃん、その異様な熱気に気圧されたのか、怯えた姿がちょっと可哀想だった
(*4)...演奏時間がすでに押せ押せ状態(15分遅れの開始)であったため、アンコールの中止は止むを得ない決断だったと推察する
(*5)...終演後、613爆撃隊の関係者であるマーマーイケルさん、ドン島田さん、BANEさんと2ヶ月半ぶりに再会、また楽屋ではコリンさん他
    Black Southern Crossの看板娘である先の‘美女お2人’ともご挨拶が出来た


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