misty green and blue

Life is like an onion...

TIME★STRIPPERS presents It’s Time For Rock’n Roll !!

2014-09-08 | live


通院中の歯医者に立ち寄った後、目的地である目黒ライブステーションへと向かった一昨日、悲喜こもごもの1日だった

早めに目的地に到着(16:20)した私、時間つぶしと小腹を満たすため駅ビルのatré1内にある書店とカフェでしばし寛いだ
開演時間から約15分程遅れて入場したため、すでにオープニングを務めるGamblersは演奏中だった
とりあえず、奥の楽屋入口付近―最後列の場所に移動、ステージ全体を見渡すにはまずまずの好位置だった


WhitesnakeをトリビュートするGamblersの印象―
『白蛇の紋章』と初期のベストアルバム以外あまり縁のなかったWhitesnake、Burn(vo.がデビカバだから?)やDon't Break My Heart Againなど馴染の曲もあったが、全体的にバンドとしての纏まりに欠け、時折垣間見える音程やリズムの狂い―とりわけStill of the Nightにおける音痴的演奏にはやや失望した


実は密かに楽しみにしていたのが次に登場した、Judas Priestのトリビュートバンド・Judas Brief党だった
Whitesnake同様『運命の翼』と『背信の門』以外は縁の薄かったJudas Priestだったが、本家を凌駕する程のパフォーマンス(レザーファッションに身を包み、リズムに合わせて上半身を使っての楽器振り回しを行なうツインギターとベースの息の合ったフォーメーション、クライマックスにおけるハーレーダビッドソンのバイク音をBGMにブリーフ1枚になったメンバー全員によるロゴ入り特製ブリーフの振舞いなど)にはただただ圧倒されるばかりであった
とりわけvo.の和製Robert Halford的広い音域の力強いシャウトとスクリーミングは特筆に値する
精悍な顔立ちと“7㎏痩せて3㎏戻した”と語る均整の取れた見事な体躯はビジュアル的にも刺激的で、オリジナルを超えている
その一挙一動が絵になるほどカッコイイ☆
ほとんど知らない選曲ばかりだったが、それでも充分楽しめた
人気の高さにも納得、“また観たい”と思わせる印象的かつ魅力的なバンドであった

   



プロに匹敵するJudas Brief党の後に登場したA-CHIEF meets RABBIT、彼らが演奏するDeep Purpleのトリビュートは............正直、物足りなかった
間奏にバッハ的要素を導入した代表曲であるHighway StarやBurnにおける印象的なリフと速弾き、疾走感溢れるドラマチックな展開―聴きどころであるはずのギターが今一つ頼りなく、とりわけ前者のヘタレ的ソロには興醒めした
力量不足とは思わないが、結果的にやや不満の残る演奏だった

   



先のトリビュートバンドたちの70's-80'sロックをほぼ総括する形で最後に登場したTIME★STRIPPERS、彼らの勇姿を拝むべく最前列に移動、ziggyさん、にゃおこさん、
みーさん、ルートさんら常連さんたちとの久しぶりの再会に小躍りしつつ、彼らの出番を待つ
当時のヒット曲ばかりを集めて独自の味付けを施した彼らの努力は果たして実を結ぶのか.....?

埼玉、愛知、岡山在住メンバーが集った多地方バンド(笑)ながら、“演者も観客も共に楽しめる、妥協のないパフォーマンス”をモットー?に、繰り広げられた楽曲の数々は、時に意外性を織り交ぜつつ、懐かしさも手伝って存分に楽しめるものだった
とりわけ彼らの持ち味にして最大の聴きどころである、まるで組曲のように展開するメドレーは、やはり圧巻であった
Michael Schenker好きの私としては、全く取り上げられなかったことが唯一の不満ではあるが、それを償って余りある内容だった
小気味いい確かなリズム隊と緩急自在の卓越したギターの絶妙なコンビネーション、小技の効いたエンディング、そのひとつひとつが心憎い演出だった
ただ、惜しむらくはvo.の弱さ......
気圧され、魅了させるほどの存在感にやや欠けていた

Soft Cream、MSSG、TIME★STRIPPERSと名前を変えながらも歩み続けた数年間――
今回をもってひとまず活動休止となるのは残念であるが、更に成長した彼らとの再会を心待ちにしたい

素晴らしい夜をどうもありがとう!!!

                  

【SET LIST】
SE:Back to the Future~Openinng Theme
Tokyo Road (BON JOVI)
Synchronicity Ⅱ (Police)
~70's-80's Medley~
 Bad Boys (White Snake)
 Peace of Mind (BOSTON)
 Rock of Ages (Def Leppard)
 Don't Tell Me You Love Me (Night Ranger)
 Jessie's Girl (Rick Springfield)
 I Was Made for Loving You (Kiss)
 With or Without You (U2)
 Surrender (Cheap Trick)
 Sweet Child O' Mine (Guns N' Roses)
 Bark at the Moon (Ozzy Osbourne)
~Guitar Solo~
Dance the Night Away (Van Halen)
Any Way You Want It (Journey)
Radio Ga Ga (Queen)

Rock 'n' Roll (Led Zeppelin)

ちなみに、個人的に嬉しかったのは、Don't Tell Me You Love Me、I Was Made for Loving You、With or Without You、Sweet Child O' Mine、Bark at the Moon、Any Way You Want Itの6曲
懐かしかったぁ~~~☆★

TIME★STRIPPERS 2014 Live Digest!!
 




終演後、激しい雷雨が襲い、しばしの雨宿り
終電の早い土日ダイヤが恨めしく、打ち上げは泣く泣く不参加、後ろ髪を引かれる思いで帰途についた私、ところが人身事故並びに停電による私鉄及びJR各線の運転見合わせが相次ぎ、ようやく帰宅できた頃にはすでに午前1時40分を回っていた。。。。。。。
(これって、打ち上げに参加しなかった罰?!)


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2 コメント

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再会 (ziggy)
2014-09-12 23:30:27
ジョンサイクス風の黒いレスポールを奏でるGamblersを観た後、喉が渇いたので会場の後方隅にあるカウンターにドリンクを交換に行くことにした。

カウンター横にたたずむ女性と目があった・・・。

ん?

micha*さん?

DIESELを身にまといトレードマークの帽子を被ったお洒落な女性がmicha*さんと分かるまでそう時間はかからなかった。

前回お会いしたのは、この会場ライブステーション以来だから2年ぶりくらいなのだろうか?

向こうが直ぐに私とわかったのかは知らないが、話初めて私を誰だかわかっている様子なので、そのまま今年のマイケルシェンカーのミーグリのエピソードを話始めた!
以前マイケルのファンなら証明してみて!って言われたことを思い出したからだ!
ミーグリ行くだけのファンなんだぞ!って理解してもらうためだった。

彼女はミーグリの時に初来日時のツアーパンフを持参してマイケルに驚いてもらおう!って考えだとこのブログを読んだ時に俺と同じじゃん?と思ったからだ。

そう、俺も同じパンフを持って行ったけど、micha*さんの時と同様マイケルは素っ気なく玉砕された。

そんなミーグリ話をして別れた。

TIME★STRIPPERSさんがステージに登場する時にmicha*さんがステージ前に現れるとそれまでmicha*さんが来ているのを知らない数名と再会を喜びあっていた。

micha*さんが最前列のど真ん中でステージを楽しんでいる様子を見て安心した。。。

またどこかでお会いする時もお話しましょう!

と言うわけで、micha*さんのブログ風にコメントしてみました!!!
ライブ楽しかったですね!
感想は全くmicha*さんと同じでしたよ!

youtubeに動画を上げて置きましたので、良かったらご覧ください。

TIME★STRIPPERS 2014で検索してね!

では!



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◇ziggyさん (micha*)
2014-09-13 23:09:47
いやぁ、流石はziggyさん、一筋縄ではいかないコメントに脱帽です(笑)

soft creamの時もMSSGの時も3年前のTIME★STRIPPERSの時もお会いしてましたから、直ぐにziggyさんだと分かりましたよ♪

いきなり?マイケルのミーグリ話を始められたので、最初はちょっと戸惑いましたが、
私の言葉―“マイケル・ファンだという証拠を見せて”と語ったことを覚えていて下さったことが、嬉しかったです☆

ところで、あえて突っ込みをさせて頂くと―
私が持参したのは初来日時のパンフではなく、‘2度目’の来日時のパンフです
(表紙の写真は何故か初来日の時のものでしたけど(笑))
また、全身DIESELコーデではなく、トップスはAlexander MaQueenでした(笑)

ziggyさんの感想、某所で読ませて頂きました(^^)
今回のイベントはバンドとしてのあり方を改めて考えさせられました

自己満足で完結してしまっているバンドが多い中、アマチュアであることに甘んずることなく理想のステージを形にするため、
寸暇を惜しんで努力を惜しまない姿勢―時にはメンバー間での激しい言い争いさえ辞さない、その直向きな励みこそが、
観る者に感動を与え、共感を生むのだと―
ちなみに、SET LISTの出どころは私のブログに違いないと勝手に思ってます(笑)


動画up、ありがとうございます!!
(ちらっと私も映っていて、嬉しいような恥ずかしいような、、、)

新たな発見がありました!
SHINさんのソロのエンディングは、それと気付く人は稀だろうパガニーニのcaprice #24だとはっとし、
思わずニンマリしました♪
(参考にした元プレイは、インギーもしくはジェイソンがカヴァーしたものかもしれませんが......)

コメント、ありがとうございました
またの再会を楽しみにしています!
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