５月５日の“こどもの日”にコロナワクチン接種

  コロナワクチン接種の件、初め私には何の話もなかったから、対象外なのかと思っていたら、入っていたようだ。
打つか打たないかは個人の自由だから…と言われ、一晩考える時間をもらった。
痛そうな注射だし、打った後発熱や倦怠感などの副作用の症状が出る人もあるというものだが、もし私が打たずにいて感染してしまったら、ここの皆さんにも危機を招いてしまう。
一時的な苦痛を我慢することでそれを防げるなら…と思い、打つことにした。
毎週水曜日の午後何人かずつワクチン接種を進めて行く計画のようだ。
私は５月５日の“こどもの日”だって。

私のお城へご案内

　Mスタッフにお願いして、私の新しい部屋の中の写真を撮ってもらった。

晴れた日には朝早くから陽が当たる。
ベッドと活動の場の間があけられたので、車椅子のままテレビを見たり、夜はここにポータブルトイレを置いてもらうなど、有効利用できる。
これから２年間は置いてもらえる筈の部屋だ。

　いよいよこちらでもコロナワクチンの接種が始まる。
６５才以上の人からということで、私はかろうじて免れたみたいだが、いずれはすることになるだろうな。

部屋替え…そしてベッド

 今年度の身障棟は２年に一度の部屋替えの年。
20人中５人を除くほとんどの者が，一人部屋から二人部屋へ、二人部屋から一人部屋へと引っ越しだ。
８日９日の両日、スタッフ達は私達の荷物の運び出しや設置に大奮闘。
入所した時からずっとMさんとの相部屋だった私だが、５年目にしてついに一人部屋が与えられた。
４年間ルームメイトだったMさんとはかんしょうし合う会うことなく、お互いマイペースで過ごせたけど、早寝早起きの模範生の彼女、夜は７時半には電気を消してお休みになるので、その後私の方はベッドの上の落ち着いた明かりで過ごしていた。
これから２年間私の夜が明るくなりそう。
　そしてベッドが入ったことも嬉しい。
ナースから、健康維持のため水分を多くとるように言われ、言われるほどもとれないのだが、なるべく飲むようにしたら、やはり夜中にもトイレに行くようになったり、首休めのためのゴロンチョタイムをもらったりして、寝たり起きたりの回数も増えたから、少し前からベッドを取り入れる話は出ていたのだが、何しろ私は回転昇降座椅子やパソコン関係のものなど持ち物が多いので、そこへベッドとなると小さな部屋の圧迫感が如何ばかりかと想像すると、中々踏み切れなかった。
それでこの部屋替えの時期に…と考えてくれたのだろう。
まだ数少ない電動ベッドが与えられたので、高さも自由に上げ下げできるのが嬉しい。
介助の仕事は腰を痛めやすく、そんなスタッフ達には私達のベッドは高い方かいいのだろうが、自分の膝より高いと私は深く座り込めず、返って介助の負担が大きくなりそうだ。
必要に応じて簡単に上げ下げできるのは何よりだ。