防災訓練で生き埋め（笑）

午後から防災訓練があった。
今回は津波を想定したもので、下の階が危険だから、みんな２階へ上がって来るというもの。
津波が来そうだというアナウンスがあって、ざわめき始めたので、様子を見に行こうとしたら、部屋の戸を外から閉められてしまった。
あららと思ったが、普段２階にいる３倍もの人数が上がって来る訳だから、混雑するだろうし、部屋にいる者はそのままじっとしていろということかと思い、テレビなんか見ていた私。
しばらくして一人のスタッフがあわてたように戸をあけて入って来て「中村さんが埋もれとった！」
およよ、２階の私の部屋だけ土砂が入って、生き埋めになっているところを助けられるという筋書きもあったのかしら･･･って、まさかね。（笑）
どうして部屋の戸を閉めたのかはわからないけど、そこにまだ私がいることに気づかなかったのだろう。
非常事態の時、部屋の外から戸を閉める際は中に人がいないことを確認しないとね。

新しいカメラの初撮り写真

日曜日の電動乗車日にカメラスタンドに新しいデジカメを取り付けてもらって、撮り心地を確かめてみた。
なるほどぱんださんが言っていた通り電源スイッチが入れにくい。
でも良い方に考えれば簡単にＯＮにならない方が安心かもしれない。
ズームアップもシャッターボタンも今までと変わりなし。
怒りん坊将軍様にカメラを向けていたら、彼の大好きなスタッフもお入り下さり、花を添えてくれた。
とてもいい感じに撮れたが、自分以外の人をネットで公表してはいけないと言われているので、こんな貼り絵も撮ってみた。
今３人の女性仲間達が余暇活動で取り組んでいる。
その夜カメラからメモリーカードを抜き取り、カードリーダーへ入れて、パソコンへ取り込んだ。

そして次の日は、先日ミシンで縫ったタオルの壁掛け小物入れを、洗濯物を入れに来てくれたスタッフにお願いして撮ってもらった。
これもぱんださんからいただいたタオルの中に、太陽のようなものを描いたのがあったので、それを使ったというわけだ。
朝日が昇るイメージになったので、まくらの少し上の方の壁にかけてもらった。

念願のミシンかけ

身障者センターにいた頃、生活訓練の一環として、ミシンを使わせてもらったことがある。
母が婦人服などの縫製工場をやつていたせいか、私も自分ではできないなりにミシンに興味をもっていた。
ここへ来て、片マヒの女性仲間が片手片足でミシンを使い、小さな小物入れなど作っているのを見て、彼女にあこがれてしまい、私もやらせてもらいたいと思うようになった。
半年に一度の支援見直しで、施設やスタッフに対する要望を発言する機会が与えられているので、入所後半年ぐらいの時に、ミシンかけの希望を出してみた。
否定的な返事でもなかったが、スタッフ達の意見が合わないのか、仲々やらせてもらえなかった。
今月の予定表で、今日は私の個別対応になっていて、何日か前にその予告めいた話もあったので、これはもしかして･･･と思ったら、やっぱりそう！
２時間近く女性スタッフの一人が･･･ミシンの調整や糸通しなどに時々男性スタッフも巻き込みながら、私のミシンかけにつき合ってくれた。
初めにスタッフが用意してくれた15センチ四方の小さな布で、今の私にミシンかけが可能かどうか確かめさせてくれた。
何とか直線縫いができ、止まるべき所で底止でき、テスト縫いに合格。
自分の作りたいものがあればどうぞと言われたので、誕生日にばんださんが贈ってくれたタオルの中から、太陽の絵柄のタオルを出して来て、それで壁掛け用の状差しのようなものを作ることにした。
私がミシンかけをしていることを知り、ナースの一人が様子を見に来て、色々アドバイスしてくれたり、私のあこがれの女性仲間も見に来てくれ、今日はちょっと“話題の人”になった気分。（笑）
そんな中、何とか制限時間内に一つのものを完成させ、もう感無量！
服を買うといつも袖が長く、そのまま着る気にもならないので、あまり買わないようにしているが、こんなミシンかけを定期的にやらせてもらえ、服の袖あげなどもできるようになったら、新しい服も着られるかもね。

北海道で初雪

々週だったか、北海道に行って来たというロボタン先生が、寒いだろうと思ったが、以外に暖かかったとおっしゃっていたが、今日はその北海道で初雪が降ったようだ。
この辺でも先週はぽかぽか陽気の日が多かったけど、今週は寒くなっている。
こちらでは今日はインフルエンザの予防接種が行われた。
お風呂の日と重なるのにどうするのかなぁと思っていたが、スタッフ達が朝から頑張ってスピーディーに男子の後に女子の半数ほどを注射の時間までに入れてくれ、私もぎりぎりそれまでに入浴できたからラッキー。
もちろん注射の後でお風呂に入ってもどうってことないが･･･。

ワインレッドのデジカメ

デジカメがダメになってちょっぴり淋しくなっていたが、いつも「ほしいものがあったら言って下さい」とおっしゃってくれている人がいるので、ちょっと話してみたら、買って下さったではないか！
おしゃれなワインレッドのスマートなデジカメが一昨日届いた。
今その説明書を読んで勉強中。
マスターして、それを介助スタッフ達にうまく伝えられるかどうかがカギだ。
画像サイズの設定ぐらい自分でやってみたいところだが、何しろ操作ボタンも可愛いのでね。
ところで私にこんな物をプレゼントしてくれる人ってどんな人だろうと興味を持った人がいて、「私にも紹介して」などと言う。（笑）
「いやいや、ＸＸさんなら反対にしぼり取られるかもよ」なーんちゃって･･･。

居眠りフレンド

廊下の裏通りの突き当たりは私の日向ぼっこの場所。
冬の午前中晴れて陽が当たっている時は大体そこで過ごす。
その近くの部屋に顔をあわせたらいつもよく話しかけてくれる女性仲間がいる。
日曜日の今日は朝からスタッフ達はシーツ交換をやってくれていて、その間私達はディールームでお茶を頂く結構なご身分。
ティータイムの後、日向ぼっこの場所に行くと、さっき同じテーブルでお茶を飲みながらおしゃべりしていたそのお仲間もそこへやって来た。
「今日はええ天気で気持ちいいね」
「こんな日はどこか行きたいね」
「うん、行きたいよね。弁当持って･･･」
あまり気持ち良くてとろとろ気分であくびも出る。
おとなしくなった彼女の方をふと見ると、頭を垂れてこっくりこっくりしておいでだ。
では私も失礼をば･･･と目を閉じて、夢見心地のひと時。
２～３分過ぎたろうか、気がついたら彼女はもうそこにはいなかった。（笑）
また時々ここで一緒に居眠りしようね。