テレビで二度お見かけ

紀の川良子さんが担当するＺＴＶの「旅っちゃってごめんね」という番組がある。
これは北牟婁郡、尾鷲市、熊野市、南牟婁郡の人達の生活の様子などを、紀の川さんが紹介している番組だ。
私の身近にいる姪や親戚、近所の人達など、今までにも知っている顔の人達がたくさん紹介されて来た。
今日もその番組で一人懐かしい人が見られた。
御浜町神木地区で、お年寄りに月に一度お弁当を作って届けている「幸せ会」のリーダーＮさん。
私とどんな知り合いだったかというと、身障仲間の後輩達の訪問学級の教師だった人で、私は教えてもらったことはないのだが、一度後輩達と一緒にそのＮ先生が主催するクリスマス会に招待されたことがある。
あれから４０年近く経つから、先生ももう７０代後半だろうな。
そうそう、昨年偶然録画していたテレビ番組でも、この先生をお見かけしたことがあったのだ。
ＮＨＫ・Ｅテレの“俳句王国がゆく”という番組だ。
名前が紹介されなかったら、きっとN先生だということに気づかなかっただろう。
俳人としてもご活躍なのだ。
そういえば訪問学級の教え子達にも、よく俳句形式で自分の気持ちを表現することを指導しておられたなぁ。
録画した“俳句王国がゆく”をまだ残してあるので、Ｎ先生の句をもう一度確かめてみた。 　
「さるすべり　楠の大樹に　寄りそえり」