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HXR-NX100 ♪ SONYステレオマイク「ECM-MS2」レビュー

2016年04月25日 | HXR-NX100

HXR-NX100のカメラマイクにECM-MS2を、導入しました。
※ ①ch ②chの接続位置は、上記写真が正しいです。(XD系と同じです。Z5J・NX5Rは逆になります。)

本来なら、カメラマイクには、ECM-XM1(Z5Jなど付属)で、考えてましたが
XLRのINPUTセレクトが、「MI SHOE」ボタンのせいで無くなりメニュー内に
入り物理ボタンで、設定できません

ECM-XM1(通常のモノラルガンマイク)の場合に何が不便になるかと言いますと
①chと②chにガンマイクを収音したい場合、INPUTセレクト①chを②chにも
送るという設定になります。


※カメラマイク以外を接続しない。いつもミキサー繋ぐ体制での運用なら不要です。

この振り分け設定の状態から、SM-63Lなどのインタビューマイクを
①chに接続した場合は、①ch+②ch共にインタビューマイクの音声が入ります。

主体の音が両チャンネルに入って良さそうに考えられますが、バックアップを
考えた収録では ①ch インタビューマイク ②ch カメラマイクの設定が
やっぱり安心できます。
(不具合時にカメラマイクが生きますし レベルを低く録った場合にも助かります。)

しかし、この方法とる場合は、INPUTセレクトを、メニュー内から
設定しなおす必要があります。

設定したままにしておけばと思いますが、この状態でインタビューマイクを
外せば、当然ですが、インタビューマイク側は、無音になり片チャンだけ
収録されることになります。

上記の理由から、ステレオ音声を求めていたのではなくて、
音声セレクトに手間がかかるので、これを手軽に出来るように考えたところ
INPUTセレクト ①ch ②ch 個別に入る設定をデフォルトにして
ファンタム電源OFFのボタン操作とケーブル差し替え手順だと
ステレオマイクなら、従来の手順とそんなに変わらないのではと思い
購入しました



考えてECM-MS2の選択となったのですが、NX100を購入した1月下旬は
メーカー在庫切れになっていて発注したら次回生産はしばらくかかります。
といった状態で2月中旬に手に入りました。
(意外と早かったです。最初は3月なんて説明も‥)

中国語で生産時期のシールまでありました。



出来立てのマイクさんが、やって来ました(笑)


■ウインドスクリーン・ケーブル留め・取扱説明書など






付属ウインドスクリーンは、はめるだけです。
マジックテープなどの固定ではありませんが、普通に使用している限りは
勝手に外れることはなさそうです。

ECM-XM1の本体より高いだけあってか材質は良いです



購入前にあまり無いですが、ネットで、リサーチしてましたが、カメラに装備して
みるとやはり中々小ぶりです。
はったり感は無いですが、小さいので、ウインドスクリーンが、
写り込む事はまず無さそうです。


装着には、スペーサーの必要なくて、そのまま固定できます。




テストに最適な、とある演奏会で、オーディエンス・アンビマイクにと
考えてましたが、入荷が間に合わず残念ながら本格的な音楽物の撮影には
使用できませんでした

代わりにZ5Jに装備して、ブライダルに使用してみました。

偶然にも結婚式では、チャペルにて、バイオリンと電子ピアノの生演奏だったので、
良いテストになりました。
知り合いと2カメで撮ってましてAX2000にはECM-XM1を装備してたので
ECM-MS2と比較できる形になりました。

対決結果は、やっぱりステレオマイクの臨場感が全然違いました。
ステレオマイクの音声を聴いた後、モノラルガンの音は‥ でした。

環境音は綺麗ですが、PAに乗ってない人の声は、オン側で録れなかった場合
モノラルガンマイクの方が、指向性でやはり有利な感じです。

まだ、そんなにノイズ生かし用の撮影に使用していないので
これから色々なシーンで撮影してみないとわかりませんが、
音質面としては良いと思います



ブライダルなどのカメラマイクが、メインになるような映像制作には
モノステよりは臨場感もあって最適だと思います。

2万円ちょっとで、音質良くてコストパフォーマンスも良いです

最後に気になったのは、付属のウインドスクリーンは、屋外で風が少しばかり
強い日には、そこそこの風音が乗りやすいです。

普通のモノラルガンマイクのようにウレタン製のウインドスクリーンが
あってからの2枚重ねの要領で以下の写真のように、付属ウインドスクリーンの
上に安物の余っていたジャマーを付けて安心2枚重ねで
使用すると、幾分と軽減されます

屋外では安心ですし、マイクもジャマーでふっくらして見た目も良いですよ


 ■ECM-XM1用サイズのジャマーを使用

NX100のINPUTセレクトを、簡単にする事が目的と同じカメラマイク買うのもなぁ‥と 思ってて
導入しましたが、音質はとても良かったので、買ってよかったです


2017年3月 追加 ↓

諸事情でPA/LINEの確保できないホール収録に使用しましたが、
センター撮りですとモノラルガンと違い十分使用できる
綺麗な収録が可能でした。

音楽物も収録してみましたが、こちらもステレオ感がしっかり出て
中々の音質でした。ただ多少ですが、拾った低音域は少し弱い感じです。
ECM-XM1の方が、低域拾ってるかと、ENG系用途は、ECM-XM1カナ‥

ファンタム電源48Vを、CAM側でOFFにしてECM-MS2のモノラルモードも
使用してます。

CAM新規追加で、新たなカメラマイク検討中 ECM-VG1 が、気になるところです。


2024年1月 追記↓

音楽物収録の最新レビューを掲載しました。
https://blog.goo.ne.jp/mi-net/e/089eceaf7e2041694e0c088aaa23a56a


HXR-NX100 内蔵ステレオマイクにウインドスクリーン

2016年04月24日 | HXR-NX100

イマイチカメラ「HXR-NX100」の内臓ステレオマイクに丁度
良いウインドスクリーンが、ありましたので、ご紹介

SONY 「ECM-HST1」の付属ウインドスクリーンが、程よくフィットします



ECM-HST1は、HDR-HC1用に購入してました。

アクティブインターフェースシューなので、現行シリーズのカメラには、そのまま使用できませんが、
せっかくなので、この機会にマイク(ECM-HST1)の感想です。

「音質は、あまりよろしくないです。HC1でしか使用してませんが、全体的に入力高めで
音質Hi側寄り 内臓STマイクより良いかなぁ くらいです。
イマイチでした
なんとなくハッタリ用に常時装備していたくらいです。」



なんとなくNX100のステレオマイクを、見ていてそういえばと思い装着してみたら、綺麗に入りましたので
NX100用に取り寄せしていたカメラマイクが、届くまでの間、使用していました。

無いよりは、ウィンドスクリーンのおかげで、風切り音はある程度、低減されてました
丁度、フィラー系の実景撮影をしていたので、役立ちました。



難点としては、マイク上のシューが、ウィンドスクリーンで、塞がれるので、使用できません。
音声を重視しない撮影であれば、無いよりは役立ちそうです。

完成版のPXW-Z150にも問題なく多分、装備できるでしょうね‥
後部にもシューあるし

ただ、基本的に業務用カメラの内臓マイクは、特別な素晴らしい音色ではなくて、保険用くらいの位置づけですし、
音質が良くてもカメラ本体に少し触ってるだけで、タッチノイズが、乗ってくる事が多くて使えないです。

次回は、NX用に導入しましたカメラマイクのご紹介をします。


SONY HXR-NX100に買い揃えたアイテム

2016年03月23日 | HXR-NX100

◆MARUMI MC-N 62mm 保護用 フィルター

今まで、Kenkoの保護フィルターばかり購入していました。
一度、使用してみたいと思っていたので、この機会にMARUMIを、チョイスしてみました。



当たり前ですが、問題なく取り付けできました。

筆者は、基本的にレンズに、保護フィルターを、装備していないと、怖くて使えません。
曇ったり、水滴付いても、ハンカチでも拭けます。

レンズが、汚れた際も、フィルターを、清掃するので、お気軽です。
痛んだら、保護フィルターの買い替えですみますからね。

FUJIFILM クリーニング液+ティッシュやFUJIFILM クリーニング用ペーパーで、綺麗にできます。



保護フィルター用途なので、基本的に外す事は無いですが、付属のフィルターケースが、
Kenkoに比べて使いやすい物でした。

Kenkoに比べると、問題はありませんが、購入したモデルは、多少フィルター枠の部分が
縦側に厚みが、あるような感じです。

◆Kenko 液晶保護フィルム EPV-SO35W-AFPN


液晶保護フィルムも貼ってます。やっぱり清掃が、楽ですし傷も入らないので、安心できます。
コーティング剥げて、傷だらけの液晶で、撮影してる人居ますからね‥

数年前、液晶画面をポールペンの先端で、突いたありえないDが居ました。
勿論、フィルム貼ってたので、実被害はありませんでしたが、流石に理解に苦しみました。

◆UN 8152 クイックシューアダプター L


三脚のアダプター・アタッチメントです。
HAKUBAとUN(OEM)のクイックシューで、共用できるタイプのモデル用です。
三脚付属のスライドプレートは、運用上ありえないので、この手のクイックシューを、愛用

アタッチメント(いわゆる船タイプ)は、お値段高いし、ENG用のアタッチメント自体が、重いので、
三脚が結局は重くなる上、取り外さないと、三脚ケースに収納できないので‥
筆者は、ハンドヘルドカメラにあのタイプは、嫌いだったりします。

Nikon スーパーワイドII ストラップ


ショルダーベルトは、純正品を、他のカメラで、2個使ってますが、残念ながら値段のわりに
耐久性イマイチで、数年でほつれてきたりします。

Z5Jで、スーパーワイドII ストラップを、5年程、使用していますが、
こちらのほうが、あまり痛まなくて、耐久性あります。
しかも1600円程度で、買えます。

私は、気になりませんが、一眼レフ用なので、多少短いです。

◆東芝 SDXC 64GB


SDカードを、サンディスク・東芝・トランセンドと複数枚購入しました。

信頼できる通販店舗から、海外向け商品を購入して枚数を確保しています。

どうしてもミラーリング運用が、多いので、枚数は増えていきます。
1本勝負は、怖いので‥

以上、NX100用に初期導入したアイテムまとめでした。

NX100の改善モデルPXW-Z150(笑)にも
当然使用できるので、ご参考までに!


「HXR-NX100」と仲良くなろうと思ったら「PXW-Z150」を来月下旬に発売

2016年02月24日 | HXR-NX100

HXR-NX100を、ある程度は、現場使用したので、そろそろ新しいレビューを、書いてみようと
思ってましたが、そんな中なんと「PXW-Z150」の発表です。

出ると分かっていたら、やっぱりPXW-Z150の購入を、考えたと思います。

個人的に今すぐ4Kは、欲しいとは思いませんが、リリース情報を見て、あきれてしまったのが、
これまでの筆者のレビューでも触れてきた、NX100の致命的な欠陥レベルと思える仕様だった
「ズームリングのレスポンス」の改善までしてるようです。

その他、気になる違いは↓

・小さいビューファーから有機ELビューファー(ビューファー横にセンサーとボタンあり 同時点灯可能?)
・カバー付きレンズフード(部品実売3240円)も標準装備
・アクセサリーシュー(2箇所) ハンドル後部に搭載
・録画モード/フォーマットが、増えていてMPEG2系もあり35Mbpsも可能

極めつけは、役に立たない飾り物のBNC端子は、HD-SDI対応となり
なんと、ブランドもXDCAMです。

NXCAMは、完璧にアマチュア用かなと、思ってしまう内容になってます

ただしお値段は、実質21万円のNX100と違い、多分実売は、40万円前後なので、
価格差はありますが、どう考えても、イマイチな点が、殆ど改善されてるようです。
NX100の価格帯だけは、素晴らしいのですが‥

まさか、ほぼ同じような流用ボディーで、4kバージョンの販売とは‥
とても驚きました。

しかも、発売から4ヶ月程度で、こんな事になるとは‥

正直な所、NX100を、買って失敗したかな
思ってしまいます。

ただリングは、改善されてても、それ以外の操作性・ボタン数考えたら
4K記録の必要がなければ、微妙かもしれませんね。

こんな感じで、新型モデルを、発売されるなら、NX100を
ちゃんとした完成品として販売して欲しかったです。

SONYさんには、アップデートで、改善できる箇所は、なるべく対応していただかないと
購入したユーザーとしては、がっくし してしまいます。

このままでは、ただのお安い価格帯の失敗作になってしまいます。
使いやすいカメラを、お願いします。


マンフロット PL CC-193 カメラバック NX100用に導入

2016年02月01日 | HXR-NX100

カメラバックは、Manfrotto (マンフロット)のPL CC-193を、選択しました。

このバック元々は、KATA(カタ)のラインナップの商品ですね‥
2014年にKATA はマンフロットブランドに統合されています。

Z5Jには、KATAのKT DL-C-183-B(カプセル183)を、使用しているので
本当は、KATAモデルが、欲しかったです。

マンフロットの赤カラーになっています。 黄色の方が個人的に好きなので‥

うちでは、今回が初めてのマンフロットブランドの商品導入になりました。



NX100の見た目からして、PL CC-193などより、ワンサイズ小さいカメラバックでも
入りそうな感じもしますが、カメラマイクを装備している場合は、XLRのコネクターが、
接触するので、おそらく無理やり入れると断線などの元になるかと思います。
  ※収納イメージはビデオ近畿さんが、参考になります。



PL CC-193でも実際は、当たるか当たらないかレベルです。
Z5Jと比較するとNX100は、少し横太りしています。(液晶サイズUP)



上下は、カメラが長くない為、余裕はありますが、横は狭くなったので
少し横の小物入れスペースは、狭いです。
(SM63Lとマイクケーブル3mを入れてます)

ワンサイズ大きいカメラバックは、セミショルダーを入れるタイプに
なってくるようで、このカメラバックが、ラインナップ上、最適になります。

どうしても、カメラマイクが、出し入れの時に、負荷がかかりそうなのが
気にしなくも無いですが、丁寧に出し入れすれば問題無いレベルかと
思います。

マンフロットモデルになってしまったのは、寂しいですが
実用性や作りはKATAだと思いますので、とても良いカメラバックです