想像力

狭い狭い路地の仕事だから全部手作業
周り近所に気を使って
今日も埃が出ないからむしろ雨の方がイイ・・・って
作業してる

こんなに冷たい雨の中、泥にまみれて作業してる

切ない・・・。

だけどアタシに出来ることなんかない
せめて、熱いお茶をポットで差し入れた

そのとき、５,６人作業員居たけど
あ！どうも♪っていう顔をした人ヒトリしかいなかった

ミンナ、シレッとして無視した・・・受け取りもしなかった
雨より冷たい態度だった

すでに缶コーヒー手に持ってたしね・・・

第一雨をしのげる場所だってないしね
無理やりそこらへんの軒下に置いて戻ってきた

誰かに思いをはせて良かれ・・・と思ってしたことだって
ヒトツも相手の胸に響かないこと・・たくさんある

大体・・・ポットのお茶ヒトツ、どうってことないんだし・・・感謝されたくてしたわけじゃない

 

でも・・・なにが正解だったんだろう・・・って考える

どうしたら、少しでもあったかくなれる手助けが出来たろうか・・って

現場の人間じゃないとわからないんだよな・・・現場のキモチ

いくら心を寄せても想像力足りないよな・・・ムズカシイな・・・

頑張ろう！ 

 

過酷な話

今朝はすっかり寒くて雨ふりだ・・・

突風の予報まで出てるのに・・・仕事してる・・・隣の工事・・・

猛暑の夏・・孤独死した隣の婆さんの家の解体工事

狭い狭い路地だから、機材も入らないから全部手作業

お蔭でものすごく静かな工事で素晴らしい♪って思ってたけど

作業員は本当に過酷・・・路地を行きかう人に気を使い頭下げ、全部地道に手作業での解体

昨日の夜も丁寧に進捗のあいさつに来たから、明日は雨の予報だって話したら

近所のキチガイババぁが、埃がたつのなんのかんのって大騒ぎするから

雨の方がいいんだって・・・・

そう・・・その婆さんは落ち葉一枚にもぎゃぁぎゃぁ怒鳴りに来る・・・・

 

だけどこんな冬の大雨の日の作業・・・・過酷だなぁ～

骨の芯まで震えるだろう・・・雨をしのげる場所もない・・・

で、結局現場は、大した賃金もらえないんでしょう・・・・

不条理だよなぁ～世の中って・・・キツイよなぁ～